大喜利などで行われる無理問答とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 大喜利などで行われる無理問答の意味・解説 

大喜利などで行われる無理問答

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 19:33 UTC 版)

無理問答」の記事における「大喜利などで行われる無理問答」の解説

問う側が「○○なのに××とはこれいかに」という形式お題出し答える側は「△△なのに□□と呼ぶが如し」と答えるものである。細かい言い回し文体によって変わる事もあり統一されていない例1問い存在するのに居ぬ)とはこれいかに答え近寄ってきても(去る)と呼ぶが如し例2問い晴れの日になめても飴()とはこれいかに答え「冬に飲んでもつゆ(梅雨)と呼ぶが如し例3問い1枚でも煎(千)餅とはこれいかに答え「1個でも饅()頭というが如し例4問い「1本でもジュー(十)スとはこれいかに答え「ひとつでも栓(千)抜きというが如しこのように、まず問う側は駄洒落使い字面実態合わないものを提示する次に答える側もやはり駄洒落使い同様に例を挙げる両者ともに、駄洒落使わず単に名称の矛盾指摘するもの、例えば「鉛筆入れて筆箱とはこれいかに」「プラスチックでできていても消しゴムというが如し」などは不可である。 また、問答」である以上、答え問いに対して呼応したのである必要がある。つまり、問い主題答え主題何らかの関連持っているものが好まれる。 いつから「無理問答といわれるようになったのか、またその起源不明であるが、この形式戯言ないし言葉遊び自体少なくとも江戸時代には存在していたようである。現在の品川区北品川東海道品川宿跡に、「問答河岸跡」という旧跡がある。『徳川実紀』によると、1640年徳川家光附近にある東海寺訪れた際、出迎えた住職沢庵禅師次のような問答をしたとされる家光「海近うして東(遠)海寺とはいかに」 沢庵「なを大君にして将(小)軍と称し奉る如し」 なお、『ひらけ!ポンキッキ』で放送され童謡いっぽんでもニンジン」は、歌詞大半がいわば無理問答連鎖によって構成されている。バリエーション一つであると言えよう。

※この「大喜利などで行われる無理問答」の解説は、「無理問答」の解説の一部です。
「大喜利などで行われる無理問答」を含む「無理問答」の記事については、「無理問答」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「大喜利などで行われる無理問答」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大喜利などで行われる無理問答」の関連用語

1
18% |||||

大喜利などで行われる無理問答のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大喜利などで行われる無理問答のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの無理問答 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS