地球人以外のキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 20:56 UTC 版)
「ついでにとんちんかん」の記事における「地球人以外のキャラクター」の解説
宇宙人(隊長) 声 - 大竹宏 ナマズのお化けのような色黒の宇宙人。体格は太め。当初は侵略を目的に地球にやって来たが、たまたま最初に出逢った抜作と天地を信用して地球人はアホだと思い込み、自衛隊の戦闘機に喧嘩を売ってあっさり宇宙船を撃墜され(アニメでは巨大化かつ怪獣化した抜作・天地に宇宙船ごと叩き落され)、そのまま地球に住み付くはめになった。後にぬけちゃんロボを作る。最低でも月1回は登場しないと忘れ去られるということで、犬役・電柱役・郵便ポスト役など端役で度々現れる。地球では宇宙船を作り直す金を稼ぐために道路工事などのアルバイトをしていて、後にイバちゃん株式会社の社員になる。ファミコンが得意で近所の子どもたちからは「ファミコンのおじちゃん」と呼ばれて慕われている。 アニメでは最終回で運動会の賞金を抜作&天地から譲ってもらい、それで船を直して母星に帰って行った(ただし、抜作と天地が勝手に乗り込んで宇宙旅行しようとしていたために船内で騒動となっており、無事帰れたかどうかは不明)。 ポスターとして登場した回もあるが、文庫版ではゴンベエに描き直されている。 宇宙人(助手) 声 - 西村知道 → 亀山助清(最終話) ナマズのお化けのような色黒の宇宙人。体格は細め。前記の宇宙人(隊長)といつも一緒に行動している。ダッコちゃんに似ているため、抜作にギャグにされた。隊長に対して、当初は「隊長」と呼んでいたが、自衛隊の戦闘機に宇宙船を撃墜され、地球に住み付いてからは「アニキ」と呼ぶようになっている。 ぬけちゃんロボット 声 - 吉村よう 抜作と天地のおかげでひどい目に遭わされた宇宙人(隊長)によって復讐のために作られた、抜作そっくりのロボット。抜作同様アホ(常識的な回路を装備すると、一転して真面目な性格に変わる)。抜作そっくりではあるが、頭からアンテナが生えていたり、下あごに3本目の歯が生えていたりと、細部に違いがある。当初は抜作暗殺のために「アホ探知機」と「地球こっぱみじん爆弾」を内蔵して向かったが、抜作と天地とロボ自身の3人のアホパワーで探知機が壊れ不発(宇宙人たちは脱出手段を考えておらず、あわや自分たちも地球と運命を共にするところだったのでこの結末に安堵した)、以来3人でトリオを組むようになり、抜作と同居する。最期は別の宇宙人を撃退するために自爆した後、残った頭がイバちゃん株式会社のメインフレームに合体してしまい、社内システムを混乱の渦に陥れた。キャラクター人気投票では第12位。 近所のノラ犬 声 - 龍田直樹 脇役で登場する犬。本名はノラ夫(ノラお)。作中のストーリーには直接絡まないが読者の人気が高く、キャラクター人気投票では珍平よりも上位の8位だった。「ワンワンストーリー」など時々エピソードの主人公になることもあった。OLぬけ子の話では課長役。 どんより雲 雰囲気が悪くなったときに現れる雲。登場シーンには主に「どんよりどよどよ」の文字がコマに入っている。時折り雷を起こす。キャラクター人気投票では珍平よりも上位の7位だった。OLぬけ子の話では部長役。 カミナリ 声 - 郷里大輔 丸美と弟妹たちへのクリスマスプレゼント代わりにと、抜作に脅されて雪を降らせた。アニメでは更にサンタクロースに扮して丸美たちにプレゼントを渡す役をさせられるが、弟妹たちのために頑張る丸美をねぎらう言葉もかけていた。 トン吉 声 - 古谷徹 豚であるが、人語を話せる。怪盗とんちんかんに憧れ、抜作の弟子入り志願を果たし、とんちんかんのメンバーとして怪盗の見習いをするが、とんちんかんのメンバーはトン吉を食べ物としか思っていなかった。豚カツにしようと包丁を出されたことに怒り、天地率いる警察側に寝返る。その後、とんちんかんのメンバーに対し、復讐するため他の動物仲間と共に立ち向かった。 ティンカーベル / クリスティ(アニメ版) 声 - 松井菜桜子 傲慢な性格の婦人(声 - 青木和代)に買われている雌犬。ノラ夫と相思相愛だが、毒鬼警部の犬(アニメではブレイダー)とお見合いさせられそうになり、凶暴な本性を現し、相手を叩きのめしてしまう。 アニメでは身を引いたノラ夫を上記の後に追って行き、彼とノラ犬として暮らす。 ブレイダー 声 - 村山明 毒鬼警部のペット。名前はアニメより。毒鬼警部に顔が似ている。ビール瓶を前足で割るほど腕っ節が強いが、かなりの雌犬好きであり、ティンカーベル(アニメではクリスティ)とお見合いする際は興奮していた。ノラ犬と近所の犬を倒すが、本性を現した彼女に逆に叩きのめされてしまう。 やく病神 声 - 沢りつお、青木和代 アニメのエンディングでは「疫病神」表記。人間に取り憑いてその人間を不幸にするのを仕事とする疫病神の親子。夫婦に一男一女で、子供の名前はそれぞれ「やく夫」と「やく子」。ふたりの子供の成長ぶりを見るために抜作を不幸にしようとするが、逆に幸福になり、業を煮やした父親が抜作を不幸にしようとするが、神にまで昇格させてしまう。
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