地球人類との接触と第一次星間大戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 08:05 UTC 版)
「ゼントラーディ」の記事における「地球人類との接触と第一次星間大戦」の解説
1999年、監察軍の砲艦(のちのSDF-1 マクロス)が地球に落着する。2009年、これを追跡していたゼントラーディ軍のブリタイ艦隊が地球を訪れる。この時、マクロスのブービートラップが発動し主砲が自動的に発射され、地球人とゼントラーディは戦争状態に突入する。地球人類が失われた反応兵器を使用していることからブリタイ艦隊は全面攻撃を行わず、マクロスの捕獲および調査を行おうとする。 マクロス艦内に潜入したゼントラーディ兵は地球人類とのカルチャー・ギャップに大きな衝撃を受ける。特にアイドル歌手リン・ミンメイの歌声は多くのゼントラーディ兵に影響を与える。ブリタイは上官である基幹艦隊司令長官ボドルザーに地球について報告するが、ボドルザーは地球の文化を危険なものと見なし、殲滅しようとする。一方で、ブリタイ艦隊の中には地球人との和平を望む声が高まり、ボドル基幹艦隊対マクロス・ブリタイ艦隊の連合軍との決戦となる。マクロス・ブリタイの連合艦隊はリン・ミンメイの歌声を流し、カルチャーショックを誘ったうえで母艦内に突入し、ボドルザーを倒す。ボドルザーの配下だった艦隊はフォールド(超空間航行)して他の基幹艦隊に合流したものもいれば、地球人類と和平を結んだものもいる。 2010年4月、生き残った地球人類とゼントラーディによって「新統合政府」が樹立され、共存の道を歩み始める。一方で、ボドル基幹艦隊も銀河系内に数多く存在する基幹艦隊のたったひとつにすぎず、ほかの基幹艦隊と遭遇する危険は残っている。
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