国内のeスポーツの歴史
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「エレクトロニック・スポーツ」の記事における「国内のeスポーツの歴史」の解説
1974年 - 『セガTVゲーム機全国コンテスト 東京決勝大会』が開催される。セガが1974年にリリースしたテーブル筐体のゲーム機「テーブルホッケー」を用いたトーナメント形式による対戦で、全国で開かれた予選を勝ち抜いたメンバーが東京のホテルパシフィック東京で開かれた決勝大会で対戦し、勝者にはカラーテレビや白黒テレビなどが贈られた。ちなみに優勝したのは当時28歳の銀行員の男性とのこと。 1985年 - 全国キャラバンファミコン大会が開催される。 2000年 - 日本で最初のeスポーツ企業BattleTop Japanが創業し、東京ゲームショウでWCGC日本予選を開催。 2002年 - 有限会社ネクサムがeスポーツ専門サービス AceGamer.netを開始。創業メンバーは犬飼博士、長崎潤、渡辺俊吾。 2003年 - エンターブレイン主催の格闘ゲームを主軸としたeスポーツ大会「闘劇」が始まる。 2007年 - 日本eスポーツ協会準備委員会が設立される。8月 - ニチカレ株式会社がCyAC(Cyber Athlete Competition)を設立。以降、オンライン大会とオフライン大会を定期的に開催。 12月 - 韓国のトッププレイヤーを招いて『eスポーツ日韓戦』のパフォーマンスが行われ、各種メディアで取り上げられた。 2009年 - 日本eスポーツ学会が設立され、eスポーツの研究とその学術的確立、およびeスポーツの進歩発展に貢献することを目的として活動している。 2010年 - eスポーツ学生連盟が設立、各大学同士のeスポーツ大会(eスポーツ選手権、eスポーツ対抗戦など)を企画・運営している。学生達にeスポーツを普及させようと精力的に活動を行っている。 2011年 - JeSA(日本eスポーツエージェンシー株式会社)が「eスポーツの本格的なプロスポーツ化とさらなる活性化、世界レベルへの向上、日本のゲーム産業の発展の寄付」を経営理念に掲げ発足。11月15日 - 国内初となるeスポーツ専用施設「e-sports SQUARE」が千葉県市川市にオープン。 2013年4月 - 株式会社マイルストーンがJapan Competitive Gamingを設立。eスポーツ界の進化と日本の現状におけるギャップを埋めるため、基盤となるアマチュア層の充実を測るために活動を開始。 2014年1月24日 - 2011年にオープンした「e-sports SQUARE」が千葉県市川市から秋葉原に移転し、リニューアルオープン。 4月 - TOKYO MX2にて、日本初となるeスポーツ専門情報番組「eスポーツMaX」が放送開始。 2015年3月 - 第一回日本eスポーツ学生選手権大会・日本eスポーツ学生連盟創設。 4月 - 日本eスポーツ協会が設立される。 2016年 - 日本ハイスコア協会がゲーメスト、月刊アルカディア編集部に在籍したライター、編集者を中心立ち上げられる。新旧アーケードゲームのスコアを集計する。 2018年2月 - 日本eスポーツ連合が設立される。木曽崇が賞金付き大会に関する警鐘を鳴らす。 3月7日 - 吉本興業がeスポーツに進出すると発表。 3月9日CyberZがエイベックス・エンタテインメント、Cygames、AbemaTVと協同でトレーディングカードゲーム「Shadowverse」の公式プロリーグを開設した。開幕は5月を予定。 Jリーグはサッカーゲームにてeスポーツの大会「明治安田生命eJリーグ」を開くと発表した(4月開催)。 5月7日 - 日本eスポーツリーグ協会が設立され、JeSUは国内唯一の統括団体という名目を失う。 7月19日 - 日本野球機構がコナミデジタルエンタテインメントとの共同で「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」を開催することを発表(11月から12月にリーグ別予選、その後上位3チームずつのリーグ代表決定トーナメントを経て、2019年1月に決勝戦の「e日本シリーズ」を行う)。 7月27日 - 日本野球機構が「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」を開催することを発表(2019年3月に球団代表を選ぶドラフト会議とキャンプ、4月にオープン戦、5月に本大会を行う)。 12月4日 - アミューズが世界最大規模のeスポーツチーム・Team Liquid(英語版)とパートナーシップ契約を結び、eスポーツへの進出を発表。併せて、同チームに所属する日本人選手であるネモ、竹内ジョンの日本国内におけるマネジメント業務を開始。 2019年9月28日から10月8日まで開催される第74回の茨城国体の文化プログラムの特別競技として行う。 4月に一般財団法人日本esports促進協会が発足。 東京ゲームショウ2019にて開催されたCAPCOM ProTour 2019アジアプレミアで優勝したももちが賞金500万円を獲得する権利を得たが、JeSU規約に基づき10万円に減額され副賞のモニター台39800円を差し引かれた60200円が賞金だったと発言。 2020年1月21日、NTT東西ら6社がeスポーツ分野における新会社「NTTe-Sports」設立を発表。
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