各階概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:00 UTC 版)
地下1階 駐車場、エントランス、多目的ヤード、荷捌場などがある。 1階 アリーナ、グラウンド、関係者用スペース。 2階:スタジアムモール(旧グリンドムモール) 入場無料のショッピングモールとなっており、バファローズオフィシャルショップ「Bs SHOP」もここに所在する。ただし、開業当初の店舗が撤退して空いたままのスペースも多い。飲食店を中心に残っている店舗もあるが、ランチタイムのみの営業やイベント開催日のみの営業となっているものが多い。なおファーストフード以外の飲食店4店はアリーナが見えるテラス席を持っている(試合開催時は要チケット)。9階「スカイホール」直通エレベーターやコンサートを実施したアーティストの手形コレクションなどもある。 2014年3月4日からは、手形コレクションの展示スペース付近に、(前身球団からの)オリックス・バファローズの歴史に関する展示スペース「B's SQUARE」をオープン。同球団主催試合の開催日のみ、試合開始予定時刻の3時間前から試合終了30分後まで開放している。また、同スペースのオープンを機に、フロアの掲示を大きな文字と判別しやすい配色に一新した。 3階 場外に施設の外周を一周する歩行者専用のデッキが設けられており、場内コンコースへの入場ゲート、9階「スカイホール」直通エスカレーター、ビスタルームへの入り口などがある。デッキはイオンモール大阪ドームシティの2階と直結しており、雨天時はドーム前駅・ドーム前千代崎駅からイオンモール店内を通り抜ければほぼ傘を差さずにドームへと辿り着ける(イベントによっては閉鎖などの処置がある)。場内コンコースには観客向けの飲食売店と、下段スタンドとアリーナ(野球時は閉鎖)への入場口がある。入場ゲートは1ゲートから14ゲートまであり、開催内容により使用ゲートが異なる。入場ゲートには大小があり、5ゲートの様に使用頻度の低い小さなゲートもある。大多数の来場者が使用する東口から来場すると4、6ゲートが最寄である。4ゲートは隣接する3ゲートと、6ゲートは隣接する7ゲートと一体として使用されることも多い。 プロ野球試合開催日の開場後には、2階へ通じるエスカレーター前で待機するスタッフに当該試合のチケットを提示すれば、そのエスカレーターでコンコースと「スタジアムモール」を往復することが可能である。2階へ降りる際には、チケットを提示すると、スタッフが再入場の識別を目的に(特殊な青色光にのみ反応する)透明なスタンプを手の甲に押下。2階から3階へ戻る際には、チケットの再提示、手荷物検査への協力、スタンプによる確認を求められる。 4階 下段スタンドの最上段であり、アリーナが見えるコンコースと車イス席になっているが、バックネット裏付近は「オープンデッキ」と称される飲食エリアになっており、オリックスの主催試合ではバックネットエリアの観客に対して開放している(阪神も使用実績あり)。開業当初はグリンドムモールの施設であるレストラン「DOME GRILL」で、スタンドとは区切られており試合のない日も営業していた。その後2010年までは「アリーナビューシート」という食事付き年間指定席とされていた。 5階 一周できる場内コンコースがあり観客向けの飲食売店と上段スタンドへの入場口がある。 6階・7階・8階 ビスタルームと呼ばれるバルコニー席付き特別観覧席で、企業向けに販売が行われ入り口も別に設けられている。6階のバックネット裏は報道関係者・記者席と実況ブースとなる(大部分はスタンド内に位置)。 6階の実況ブースは他球場と比べると高い位置にあるため、裸眼では球種などを判別することが困難であることから、多くはモニターを見ながら実況する形となっている。 一塁側から、毎日放送(ラジオ)、ラジオ大阪、テレビ用放送室①、テレビ用放送室②、朝日放送(ラジオ)、NHK、ラジオ放送室(予備)の配置。 9階 かつては「フェスタモール」と呼ばれ、アミューズメントパーク「シムランドQ」やビアレストランがテナントとして出店していたが、全て撤退。現在は多目的スペース「スカイホール」として展示会などに利用されている。
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