開場後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 02:31 UTC 版)
「読売ジャイアンツ球場」の記事における「開場後」の解説
開場当初は観覧設備が不十分でファンから不評だったが、近年になって球場設備の改善が行われており、2001年から2002年にかけてブルペンの増設、観客席の改築などを行い、2003年には磁気反転式スコアボードを設置。2005年にはネット裏スタンドが整備され、現在は約4,000人の観客を収容することが可能となっている。 巨人がこうしてファーム育成施設を充実させたことが先鞭を付け、他球団も追随してそれまでプロ野球界ではあまり重要視されていなかった育成施設への設備投資を積極的に行うようになった。その充実した環境は、かつては「他球団の一軍よりも素晴らしい」と言われ、個人使用で野茂英雄が練習に使ったというエピソードもある。 2006年にはNHK教育テレビの番組『ピタゴラスイッチ』の「アルゴリズムたいそう」の撮影が行われ、巨人の4投手が、お笑いコンビのいつもここからと共演した。 開場以来ナイター設備は備えていなかったが、2011年3月に完成した。これに伴い、2011年から一部の夏季平日開催で薄暮デーゲーム(16時開始)を数試合開催する。 2023年3月を目標に本球場から徒歩10分程度の東京都稲城市の南山東部地区に「TOKYO GIANTS TOWN」を建設し、この中に建設される新球場に二軍の本拠地を移転することが2016年10月24日に発表された。これに伴い本球場は主に三軍用のグラウンドとして用いられる予定である。
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