友人・家族等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/03 09:26 UTC 版)
「ブラフマン (漫画)」の記事における「友人・家族等」の解説
橋本 茜(はしもと あかね) 織葉の親友にしてクラスメイト。織葉とは長い付き合いらしく、彼女の過去を家族以上によく知っているようである。鳴とは、彼がクラスに転校してきたことで知り合った。織葉が鳴と共に行動することが多くなったことに興味を覚え、こっそりと(本人としては)尾行した結果、リープスの襲撃の被害に遭う。鳴が「サンサーラ」となって撃退したので無事だったが、これにより彼の秘密を知ってしまう。だが、ほとんど驚くそぶりを見せず、動揺もしていなかったので逆に鳴が驚いてしまった。 立ち位置としては鳴の秘密こそ知っているものの、あくまで一般人であり、物の考え方も平凡。その為、何気ない一言が鳴の感情を逆撫でしてしまったことがあり、彼に胸ぐらを掴まれるという事態に陥ったが、つぐみに許して欲しいと頼まれ、本人もまたさほど気にしていない。号とも会ったことがあるが、その時は鳴と号の間にある対立を知らなかったため、あくまで鳴との弟として接し、号を困惑させた。また、その出来事が後に鳴を激発させてしまう。 織葉ほど物語に深く関わってはいないものの、佳弥の登場までは織葉の次に鳴やつぐみの事情を知っている。また、織葉に対しては単なる親友以上の絆があるようで、日常という一つのテーマの代表的な存在でもある。 『OVERBOOST』ではつぐみと行動中に号の襲撃受け、その際佳弥に念のようなもので助けを求めていた。また、織葉同様つぐみのことを妹のように思っており、彼女を守るために号の前に立ちはだかるなど相当な勇気を持っている。その号に対しても、彼が自分のことをみんなが嫌っていると悲観に暮れていた際、「あたしはそんなコトないよ」と襲撃を受けたにもかかわらず彼に笑顔を見せるなど、優しく温かみのある性格をしている。 柊 和刃(ひいらぎ かずは) 織葉の弟。中学では佳弥と同じクラス。鳴の能力や、織葉が関わっている事件などは知らないものの、織葉の家族、または姉弟としてつぐみなどには接している。織葉に「女の子に間違えられるかも」と指摘されるほどの女顔。 性格は、最低限の社交性は持っているものの基本的には無愛想。女顔であることにコンプレックスを持っており、こうした性格に拍車を掛けている。しかし、その割りに対人関係は悪くなく、特にクラスメイトの女子から好意を持たれるなど人気がある。姉の織葉に比べると友人も多いようで、異性の友人と映画を見に行く約束などもする辺り、愛想は悪いが人付き合いは得意。 クラスメイトの女子から好意を持たれる一方で、和刃本人は同じくクラスメイトである佳弥のことが好き。その為、佳弥が鳴と親密そうに話している姿などを目撃したときは、動揺して不機嫌になった。故に鳴に関しては目の仇にすると言うほどではないが、あまりいい感情を持っていない。 『OVERBOOST』では自分に好意を寄せてくる翠に複雑な感情を抱きながらも、繋がりが強くなりつつある佳弥と鳴の関係を気にしている。佳弥の能力のことは登場人物の誰よりも早く知っており、多くの人がそうであるように最初は気味悪がっていた。しかし、彼女が彼等を撃退する姿に見惚れるなど幼少時から意識はし始めていた模様。本人曰く、祖父から姉と共に強制的に剣道を叩き込まれていた時期がある。中学でも剣道部に所属しており、いつも優勝しているらしい。 久那巳 佳弥(くなみ かや) 物語の中期から登場した織葉の中学時代の後輩。左右の瞳の色が違うヘテロクロミアが特徴的で、右目が青、左目が金である。常に不思議な雰囲気を醸し出しており、科学では証明できない超人的な力、超能力を扱える。その力は鳴では歯が立たなかった「彼等」と呼ばれる存在を消滅されるだけではなく、「サンサーラ」へと変身した鳴の必殺の一撃を止めるなどといった、かなり強力なもの。実家は神社で、彼女の一族は皆同じような能力を持っているらしい。 性格は、物腰穏やかで礼儀正しいといった感じだが、どこかつかみ所がない。いつも笑顔を絶やさず人と接しているが、これは鳴と同じく自分を偽っている可能性が高い。自身の能力に対しても否定的とは言わないまでも良い感情は持っていないようで、種類は違えど似た境遇である鳴が共感を覚えている。特に鳴が自分の心情や過去を初めて明かした相手でもある。 織葉とは中学時代からの付き合いで、彼女に能力のことを「正義の味方みたい」と肯定されたことで慕うようになった。また、織葉の弟にしてクラスメイトの和刃に好意を持たれているものの本人がそれに気付いている様子はない。気付いた上で触れていないだけという可能性もあったが、後に同じくクラスメイトである翠によって指摘されることとなる。 また、その特殊な能力故に号からは苦手とされるが、ある男には興味を持たれる。 『OVERBOOST』では、それまでの一歩引いた位置から前へと踏み込みはじめ、つぐみの奪還を狙う凜と対峙した。その際、彼等には有効な能力も、リープスなど物理的な敵に対しては耐性がないという弱点を指摘されるが、駆けつけた鳴と共闘することで撃退に成功している。戦闘にも参加する関係で鳴と関わりを持つことが多くなってきており、つぐみからも信頼され始めている。 飛鳥 翠(あすか みどり) 物語後期に登場したキャラクター。和刃のクラスメイトで、彼に思いを寄せている。『OVAER BOOST』2話において和刃から苗字を呼ばれ、3話の登場人物紹介で姓名両方が判明した。 和刃が佳弥のことを好きだということは知っているが、それを承知でアタックをし続けている。友達連れではあるが和刃と一緒に下校の途についたり、一度は一緒に映画を見に行く約束もしていることから、それなりに仲は良いが、和刃は織葉に単なるクラスメイトの女子と説明している。学園祭で行われるクラス出し物の演劇で、和刃に主人公をやらせ、自身がヒロインの座を得ることを考えており、各種根回しをしていた。 『OVERBOOST』では、そうした経緯から和刃に佳弥のことを嫌っていると思われており、翠本人も一応肯定している。和刃のことを追いかける中で鳴と佳弥の秘密を知ってしまうが、どういう勢いからか和刃に告白を敢行した。
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