第二次世界大戦中の北極海における輸送船団
北極海の戦い
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「ヴィラーゴ (駆逐艦)」の記事における「北極海の戦い」の解説
スカパ・フローでの錬成訓練の後、ヴィラーゴは本国艦隊第26駆逐艦戦隊(26th Destroyer Flotilla)に配属された。配属後は1944年にかけて北極海を行く援ソ船団の護衛に従事し、JW55A船団、RA55船団、JW55B船団、JW56A船団、JW56B船団の護衛を実施した。 そしてJW55B船団の護衛として参加していたヴィラーゴは、1943年12月26日に北岬沖海戦に参加。ヴィラーゴは他の駆逐艦と共に、戦艦デューク・オブ・ヨークらとの砲戦で酷く損傷したドイツ海軍の戦艦シャルンホルストに接近し魚雷を発射、ついにシャルンホルストを撃沈した。 1944年4月にはJW58船団、RA58船団、RA59船団の護衛を行うと共に、タングステン作戦に参加。ヴィラーゴは戦艦ティルピッツを攻撃する空母ヴィクトリアス、フューリアス、護衛空母サーチャー、エンペラー、パーシュアー、フェンサー、戦艦デューク・オブ・ヨーク、アンソンらからなる機動部隊を護衛した。
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北極海の戦い
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「フォークナー (駆逐艦・2代)」の記事における「北極海の戦い」の解説
1942年、フォークナーは本国艦隊の艦艇と共に援ソ船団をめぐる戦いに参加する。参加した船団には、2月のPQ9とPQ10船団、3月のPQ12船団とPQ13船団、4月のPQ14船団とPQ15船団、5月のPQ16船団、そして悲惨な結果に終わったPQ17船団が含まれる。フォークナーはまた3月に戦艦ティルピッツ攻撃の試みにも参加した。 7月にフォークナーはハルの造船所で改装に入り、285型火器管制レーダーと286PQ型警戒レーダーが搭載され、X砲の4.7インチ砲架と後部魚雷発射管が3インチ高角砲に置き換えられた。 修理後にフォークナーは船団護衛任務に復帰し、9月にはPQ18船団を護衛、スピッツベルゲン南方でU-88を沈めた。10月にはイギリスへ戻るQP15船団と12月にJW51A船団をそれぞれ護衛。1943年に入っても護衛任務は続き、1月にJW52船団、2月にJW53船団、そして3月にはRA53船団に参加している。4月にフォークナーは北大西洋での船団護衛を行う第4護衛グループに配属され、HX234、SC127、ONS6、ONS182、HX239の各船団を護衛した。
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