備考ページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 09:49 UTC 版)
一部のイギリスパスポートには、備考ページに裏書きが記載されており、これは通常大文字(キャピタルレター)で記載されている。これは、発行時に記載されるもので、後にビザページに記入される入国スタンプとは異なる。いくつかの例を記載する。 The Holder is not entitled to benefit from European Union provisions relating to employment or establishment (日本語)(本旅券の)所持者は、雇用または設立に関する欧州連合の規定の対象ではありません。 ジャージー、ガーンジー、マン島出身で、5年以上の世襲または居住によりイギリスとのつながりを持たないイギリス人は、パスポートにこの裏書きが記載され、また、イギリス国民 (海外)のカテゴリーに属する者も、2019年3月29日以降にパスポートを更新した場合、同じ裏書きが記載される。この裏書きは、2021年1月1日から使用されなくなった。 The Holder has right of abode in the United Kingdom (日本語)(本旅券の)所持者は、イギリス国内での居住権を所有している。 居住権のあるイギリス人(通常はアイルランド出身)は、パスポートにこの裏書きが記載される。1973年から1982年の間は、イギリスに縁のある英国人(現在のイギリス市民)に発行されたパスポートにもこの記載がされた。. The Holder is entitled to readmission in the United Kingdom (日本語)(本旅券の)所持者は、イギリスへの再入国権を所有している。 通常、イギリスの永住権制度(通称:ILR)は、2年間イギリスを離れると失効してしまうが、1968年以降に無期限の入国・滞在許可を与えられたイギリス海外市民はこの限りではなく生涯永住権を所有している。よってその区別のため、無期限の入国・滞在許可を与えられた対象者にはこの裏書きが記載される。 The Holder is subject to control under the Immigration Act 1971 (日本語)(本旅券の)所持者は、1971年の移民法に基づいて管理されています。 イギリス国内に居住権を持たないイギリス人は、無期限の入国・滞在許可を与えられない限り、パスポートにこの裏書きが記載される。しかし、イギリス国民 (海外)カテゴリーのパスポートは居住権を持たないがこの裏書きは記載されない。 In accordance with the United Kingdom immigration rules the holder of this passport does not require an entry certificate or visa to visit the United Kingdom (日本語)(本旅券の)所持者は、移民規則に基づきイギリス渡航のための入国証明書やビザを必要としません。 この裏書きは、イギリス国民 (海外)カテゴリーのパスポートに記載される。この裏書きにより、このパスポートの所持者は、1回の入国につき最大6ヶ月間、入国証明書やビザ無しで観光客としてイギリスに入国することができる。 The Holder is also a British National (Overseas) (日本語)(本旅券の)所持者は、イギリス国民 (海外)カテゴリーでもあります。 イギリス国民 (海外)カテゴリーも所有しているイギリス市民は、所持者の希望により、カテゴリーの証明のためパスポートに裏書きを記載することができる。 The Holder of this passport has Hong Kong permanent identity card no XXXXXXXX which states that the holder has the right of abode in Hong Kong (日本語)(本旅券の)所持者は、香港身分証(英語版)番号 XXXXXXXXを所有しており、香港の居住権を所有している。 1997年以前にイギリス国民 (海外)カテゴリーとして登録するには、申請者が香港での居住権を証明する香港身分証を所有している必要があったため、イギリス国民 (海外)カテゴリーのパスポートにはこの裏書きが記載される。所持者は、1997年の香港返還以後も、移民法に基づき香港の居住権や土地の所有権を持ち続けることが可能である。この裏書きは、所持者がイギリス国民 (海外)カテゴリーも所有しているイギリス市民である場合、所持者の希望により、イギリス市民のパスポートにも記載されることがある。 The Holder is or The Holder is also known as ... (日本語)(本旅券の)所持者は、...である。もしくは(本旅券の)所持者は、...として知られている。 この裏書きは、所持者が職業・舞台・宗教上等の名前を使用または所持しており「広く」その名前で知られている場合、または、個人の重要な識別情報とみなされる法的な称号(例:博士、女王顧問、教授、宗教大臣)を持っている場合などに記載される。通常、「Dr.」や「Professor.」または代替の専門職名、宗教名などが所持者の要求に応じて記載される。例えば歌手のクリフ・リチャードの本名は、ハリー・ロジャー・ウエッブ (Harry Rodger Webb)であるため、パスポートには次のように記載される。 The Holder is also known as Cliff Richard (日本語)(本旅券の)所持者は、クリフ・リチャードとして知られている。 この裏書きは、貴族の称号を持つ者、枢密院のメンバー、爵位やその他の勲章の所持者のなどのパスポートにも記載されており、所持者のの称号を証明するものである。 また、この裏書きは、所持者の名前が長すぎて、個人情報ページの30文字制限(スペースを含む)に収まらない場合にも記載され、姓・名・ミドルネームを含む名前の各行に適用される。この場合、所持者のフルネームが備考欄に記載される。旅券局のガイドラインによると、30文字の個人情報ページの制限に収まらない長い、または複数の姓を持つ者は、最初の姓をできるだけ多く入力し、続いてすべてのミドルネーム(ある場合)のイニシャルを入力する。例えば俳優のキーファー・サザーランドの個人情報ページには次のように記載される。 Surname: "Sutherland"Given names: "Kiefer W F D G R" (日本語)姓: "Sutherland"名前: "Kiefer W F D G R" 備考ページ: The Holder is Kiefer William Frederick Dempsey George Rufus Sutherland (日本語)(本旅券の)所持者の名前は、 Kiefer William Frederick Dempsey George Rufus Sutherland である。 The holder's name in Chinese Commercial Code: XXXX XXXX XXXX (日本語)(本旅券の)所持者の名前は、電碼で XXXX XXXX XXXX である。 この裏書きは、香港にゆかりのあるイギリス国民 (海外)および香港イギリス領市民で、返還前に香港移民局(英語版)で認められた中国名を持つ者が所持するパスポートに記載された。香港返還後、香港で発行されるパスポートは、イギリス総領事館でしか発行できなくなり、この裏書きは使われなくなった。 Holder is a member of Her Britannic Majesty's Diplomatic Service (日本語)(本旅券の)所持者は、女王陛下の外交官(英語版)である。 Holder is a spouse/dependant of a member of Her Britannic Majesty's Diplomatic Service (日本語)(本旅券の)所持者は、女王陛下の外交官(英語版)の配偶者・扶養家族である。 この裏書きは、外交官やその配偶者、扶養家族が持つ英国パスポートに記載されている。
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