俳優としての転機とは? わかりやすく解説

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俳優としての転機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 15:44 UTC 版)

大杉漣」の記事における「俳優としての転機」の解説

1989年以降、再び映画界への進出望んだが、希望する役を射止めることはできず、Vシネマなどに多数出演して収入確保する生活が続いた40歳代入り種々のステップアップを図る一環として北野武監督による『ソナチネ』(1993年)のオーディションを受け、遅刻したにも関わらず合格とはいえ当初与えられたのは単なるやくざ事務所電話番という、台本台詞のない端役だったが、たけしの「全部アドリブでやって」という指示対し大杉演じたヤミ金取り立て演技にたけしが「うめえな、この人」と感心、脚本書き換えて役を大きくしたところ、「最後までうまくやっちゃった」という。この作品での演技転機となり、映画界において演技派一人として知名度得ていく。SABU監督の『弾丸ランナー出演の翌1997年には、同監督の『ポストマン・ブルース』でおおさか映画祭報知映画賞受賞1998年には北野武監督の『HANA-BI』で、下半身不随の元刑事役という難役演じた作品ヴェネツィア国際映画祭グランプリにあたる金獅子賞受賞し自身ブルーリボン賞はじめとする1999年度国内映画賞助演男優賞多数受賞映画以外にもテレビドラマへの主役・主要キャストとしての出演増加すると、その名は広く一般に認知されようになったその後は、偉人群像から社会底辺生きる人物公安刑事から体制破壊主義者堅実なサラリーマンからホームレス学校長からヤクザ好人物から偏狭な人物誠実な父親・夫から退廃的な不良中年精神異常を思わせるサイコ色の強い異常人格から変態エロ系の人物まで、様々な役柄演じ、「300の顔を持つ男」「カメレオン」などの異名を得る。以後は、高橋伴明中村幻児周防正行滝田洋二郎黒沢清井筒和幸廣木隆一等のピンク映画出身の諸監督から、北野武SABU鈴木俊之、磯村一路小松隆志三池崇史落合正幸など、日本映画界の多く監督作品出演した。 若い映画製作者への協力もしていた。当時新潟一高生にすぎなかった田卷源太監督による企画提案を受け、アマチュア自主製作短編映画『黒いカナリア』の主役として少な報酬出演したり、早稲田大学慶應義塾大学学生中心となった自主制作映画Mogera Wogura』へも出演映画からNHK大河ドラマNHK連続テレビ小説2時間ドラマVシネマインディーズドキュメンタリーナレーションバラエティー番組をはじめ、アジア圏外国映画内外合作映画にまで、各ジャンル出演その本数も多くバイプレイヤー代表格として極めて精力的な活動行っていた。 2013年4月13日より、BSフジにて自身初の冠番組となる旅番組大杉漣の漣ぽっ』が放送開始第1回大杉地元である徳島県散策した回を放送以後2018年急逝するまで、約5年60回(地上波放送されスペシャル版1回を含む)に亘って放送された。 2017年1月2日日本テレビ系放送された『新春ぐるナイ!ゴチ新メンバー大物2名発表SP!』にて、人気コーナーグルメチキンレース・ゴチになります!18」にレギュラー出演することが発表され地上波バラエティ番組における初レギュラー決定した2017年8月24日放送回では自身初 のピタリ賞100万円を獲得し同年9月7日放送分でもピタリ賞で1位。ゴチ史上初の2週連続ピタリ賞獲得偉業成し遂げた。「ゴチメンバー同時加入した渡辺直美からは「れんれん」と呼ばれた

※この「俳優としての転機」の解説は、「大杉漣」の解説の一部です。
「俳優としての転機」を含む「大杉漣」の記事については、「大杉漣」の概要を参照ください。

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