俳優との兼ね合い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 15:01 UTC 版)
俳優の役作りによって、作品ごとに体型や声、日常生活でのテンションが変わってしまうので、歌もその時演じている役に寄って発声や歌い方が全く違うものになってしまうという。そのため過去に歌った時と同じ歌い方ができない。 俳優業は責任ある立場で失敗できないものであるが、音楽はあくまで発展途上中の素人であり趣味で楽しくやるものと考えていて「役者は他人のため、音楽は自分のため」がモットー。しかし、タイアップでドラマや映画の主題歌等を担当する際はその作品のために歌うことを心がけており、山崎賢人、竹内涼真、小栗旬ら俳優仲間が主演するドラマの主題歌を任される時は主演俳優のことを一番に考えながら歌っている。 俳優業では常に演じている役として人前に出るので「毎日毎日役のこと、『誰かの人生のこと』ばかり考えてる」状態が何年も続き、徐々に自分自身のアイデンティティがわからなくなっていた。そのため「俳優の仕事ばかりしていると壊れてしまう」と感じている時期があった。その点、音楽活動では「自分の言葉で、衝動的に言葉を発せられる感じが新鮮」であり、「(俳優としての)役を作るにあたっても、自分の軸というか、感情の基点がないと、わかんなくなるじゃないですか。『何が当たり前か』が大切で。ラジオも音楽も、そういうものを確認できるんです」と語っている。
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