俳優としての評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 07:13 UTC 版)
ドラマ『恋愛時代』で共演したカム・ウソンは、彼女に対し「責任感が強くて、自己管理もしっかりした方だ。韓国には演技の上手な女優さんはたくさんいるが、彼女は韓国の国民が最も愛し、大切に思う女優の1人であり、充分にその資格がある女優だと思う」と語る。別の取材では「綺麗な上に芝居まで上手い。とてもプロらしいし、非の打ち所がなく、彼女のような娘がいたら良い」と述べた。 『永遠の片思い』で共演したチャ・テヒョンは「彼女の最も素晴らしい点は、スポンジのように他人の良い点を吸収するところ。周囲の人を気遣う優しさや、彼女ならではの肯定的な考え方も高く評価している」と賞賛を惜しまなかった。 映画『四月の雪』で共演したペ・ヨンジュンは、「集中力があり、考える力も演技も幅広く、俳優としての技量はかなりのもの。実際の年齢差を感じさせないほど成熟している女優だ」と語る。 映画『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』で共演したパク・ヘイルは、「とても準備がよくできているし、本人の感情で毎回目が充血していた。撮影シーンが多かっただけに、そばで感情を乱さないよう遠く離れていたり、集中しているときはヘッドフォンをつけていた。音楽でモチベーションを上げるようだった。何の音楽を聴いているかは一度も聞けなかった。恐ろしいほど集中していた」と振り返った。 映画『Be With You〜いま会いにゆきます』のイ・チャンフン監督は、「清純で、女神のように美しい方というイメージだったが、意外にもさばさばしていて、女優さんなのにこんなに気さくでいいのかなと思うほどだった。綺麗に撮られることだけを気にする方だとどうしようと心配もしていたが、むしろコミカルなシーンに意欲的な方で驚いた。自分の気持ちを率直に口にしたり、意見をハキハキ伝える面があるかと思うと、少し天然な部分もあって、そういう姿がとても魅力的だった」と語る。 ドラマ『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』のアン・パンソク監督は、車から降りて撮影現場に歩いて来る女優ソン・イェジンの姿を見て「まるでプロボクサーのモハメド・アリのようだった」と表現している。 また、同作で共演したチョン・ヘインは、ソン・イェジンについて「どんな修飾語でも表現できない、言葉では言い表せない女優」と表現した。その一方で、「第一印象はとても難しく、怖かった」と振り返る。「大先輩であり、TVや映画などで見ていた凄い人でもある。最初は会話するときに表情管理が上手く出来ないほど大変だった。しかし、僕が思っていた考えは崩れ去った。気さくで飾らない。とても素直で、よく笑う。そのような点が僕の強張っていた心を落ち着かせてくれた。現場やロケ先でも、とてもよく笑って周囲を和ませる力がある。何よりも僕を尊重してくれることを肌で感じて心を開くことができた」と続けた。 『愛の不時着』の撮影関係者は、彼女について「場面ごとに絶えずアイデアを提案し、監督はもちろん一緒に演じる俳優たちとリアルさを追求して辻褄を合わせるべく、意見を交わしながら悩む姿を見せる一方、つらい撮影スケジュールで疲れきった状況でも、同僚たちと冗談を交わし、愉快な笑い声とリアクションで現場に活気をもたらした」とし、「女優ソン・イェジンのプロとしての情熱はもちろん人間的な彼女の魅力を感じさせた瞬間だった」と明かした。
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