作品の発表活動とは? わかりやすく解説

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作品の発表活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/03 16:26 UTC 版)

長澤英俊」の記事における「作品の発表活動」の解説

招待出品した主なグループ展地域的多様性配慮して列挙すると、ヴェネチア・ビエンナーレ7276828893年)、パリ青年ビエンナーレ73年)、「日本伝統現代」(74年デュッセルドルフ)、ミデルハイム・ビエンナーレ「日本彫刻家20人」(75年アントワープ)、「196078年イタリアアーティスト映画実験映画」(78年パリ)、「近代イタリア美術日本」(79年大阪)、「70年代イタリア造形探求」(82年ウィーン)、「Sonsbeek ’86」(86年オランダ)、「Chambre d’amis」(86年ゲント)、ミデルハイム・ビエンナーレ現代日本彫刻」(89年アントワープ)、「フィウマーラ芸術」(89年メッシーナ)、「独創性」(90年グラスゴー)、「イタリア現代美術70‐’80」(91年ブダペスト)、「イタリア抽象芸術」(91年ストックホルム)、ドクメンタ92年カッセル)、ミラノ・トリエンナーレ94年)、「日本の現代美術1885-95」(95年東京)、カッラーラ国際彫刻ビエンナーレ98年カッラーラ)、クレリア・ビエンナーレSPAS(99年スイス)、「Made in Italy? 1951-2001」(01年、ミラノ)、「愛情の場所 風景通過」(03年、ブリュッセル)、「現代日本彫刻展」(05年、宇部)、「ジョルジョ・デ・キリコ その謎と栄光」(06年、カタンツァロ)、「20世紀・21世紀美術代表的作家の<普遍性>」(09年、カターニア)などが挙げられるが、これら以外のグループ展でも多く作品発表されている。 個展1970年以降数知れず開催しているが、80年代以降画廊作品を置くという通常の個展形式からしだいに自由になり、個人共同体からの要望応えて既存建物私的公共的な施設など多様な空間条件生かしたサイト・スペシフィックな制作重点を置くようになったいきおい作品はしばし建築的規模帯びときには庭園としての構造具えるまでになっている現代美術でもきわめてユニークなその活動イタリアではほとんど全土及んでいるが、1996年にはスペインパルマ・デ・マヨルカにあるビラール・ジョアン・ミロ財団招かれて3相複合体の≪庭≫を設置し、より広く注目されるところとなった。このミロ財団の≪庭≫が宇宙論的構造孕んでいることからも明らかなように、長澤のサイト・スペシフィックな制作庭園では、多くパブリック・アートがしばしば共同体要望都市空間条件合わせて構想されるの違って、彼が宇宙的意志発露信じているイデア捕捉がつねに先行し、それの物質的空間的現実化のために個々与えられ条件考慮され活用される仕組みとなっている。この点で、長澤規模大きな作品70年代初期始まったより凝密性の強い彫刻とは本質的に変わっておらず、事実今日でもそのタイプ小規模な彫刻制作旺盛続けられている。 回顧展的な規模大きな個展は、1988年ミラノ現代美術展示館1993年ボローニャ市立近代美術館(ヴィッラ・デッレ・ローゼ)、同年水戸芸術館(「天使の影」)、96年にビラール・ジョアン・ミロ財団パルマ・デ・マヨルカ)、2009-10年に川越市立美術館埼玉県立近代美術館国立国際美術館大阪)・神奈川県立近代美術館葉山)・長崎県美術館巡回展オーロラの向かう所」)で行なわれたが、それらに劣らず記憶されるのは、199596年の「京の町家」、および2009年の「Nagasawa in Kawajima<夢うつつの庭>」である。前者では京都下京区に残る伝統的な町家が、後者では長澤故郷川島町にある遠山記念館の古い純日本式邸宅が、それぞれの室内内庭ともに全面的に活用されて、複数新作がすべてサイト・スペシフィックに制作設置された。古い和風建築様式現代芸術家造形共振し稀な例として注目された。なお、0910年巡回展等の活動により、長澤2009年度芸術選奨文部科学大臣賞美術部門)を受賞した

※この「作品の発表活動」の解説は、「長澤英俊」の解説の一部です。
「作品の発表活動」を含む「長澤英俊」の記事については、「長澤英俊」の概要を参照ください。

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