仮面ライダーアークゼロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 23:25 UTC 版)
「仮面ライダーゼロワン」の記事における「仮面ライダーアークゼロ」の解説
『プレジデント・スペシャルPART.01』で初登場し、テレビシリーズ本編には第36話から登場。アークドライバー ゼロとなった人工知能アークが滅亡迅雷.netのヒューマギアをボディに使って変身した仮面ライダー。 変身音声は「アークライズ オール ゼロ」。 地上で活動する実体を持たないため、他のヒューマギアをハッキングして乗っ取る形で変身する。瞬時にハッキングやこれまでにラーニングした膨大なデータを解析し、何億パターンもの事象に対する結論を導き出して相手の攻撃を封殺し、悪意による精神攻撃や掌から放つ荷電粒子ビーム、掌に装備した照射成形機ビームエクイッパーから発するモデリングビームでデータを得た敵の武器(アタッシュウェポンやプログライズホッパーブレード、サウザンドジャッカー)を実体化して戦うといった多彩な攻撃方法を持つ。 デザインは衛星アークの部品を寄せ集めたようなものとなっており、左眼はアークに似た形状となっている。多くのデザイン案の中にあったジャンクパーツの寄せ集めのボディとシンプルなパターンのもので、パワーアップを前提とした2段変身するということとなった。寄せ集めた壊れたジャンクパーツでゼロワンを模したボディを構築しているというイメージで、怪物的な印象を追求するため、ハイディテールなメカを剥き出しにしており、パイプやケーブルを左右非対称に配置している。アークワンへの進化を想定した逆算として白い色を下半身に配している。マスクの左目は印象的なアークの光る部位をレイアウトしており、ゼロワンと同様に正円の目の形状となっているが、右目のみ正円にはせずクリアーブラックで処理することで隻眼をイメージしており、左目とのコントラストを作っている。パーツが割れた口元にすることで、欠損を骸骨のように見えるようにして穴を開けている。 変身ポーズは最初に砂川がしたものに合わせて、中川や山口も同様のものをしている。 スーツはアップ・アクション兼用。マスクはゼロワンと同様の一体型である。パーツが露出した左半身にはクラック塗装やウェザリングが施されている。左目のアップ用はスリットをディテールの一部に設けることで僅かな視界を得ている。 ツール アークドライバー ゼロ アークゼロが使用するドライバー。アーク本体そのものが飛電ゼロワンドライバーを模して再構築したもので、アークのディテールが装飾されている。ドライバーを装着したヒューマギアを乗っ取る。 バックル上部のアークローダーを強く押し込むことで対消滅路アークライズリアクターを起動させ、液体金属によって依代とするヒューマギアに各装備を装着させ変身する。変身後に再度アークローダーを押し込むことで必殺技を発動する。当初からアークワンへ強化するという構想であったため、不完全なベルトが展開して綺麗なベルトが完成するというギミックのため、その影響で大きな高低差が左右で生まれているが、不完全な歪さを強調してデザインされており、ピタッとそろった美しさの出るアークドライバー ワンのベルト表面とのギャップを狙っている。 必殺技 オールエクスティンクション 拳や脚に悪意のオーラを集約して相手に命中させたり、相手をエネルギーの球体に閉じ込めて上空に持ち上げて爆破させるなど、定まった攻撃法はなく、相手に対して圧倒的な攻撃を仕掛ける多様な型がある。必殺技の演出は衛星アークを入れているほか、アークのような漢字が変形したものを周りの枠に入れている。
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