主人公と代理王候補
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 17:33 UTC 版)
「魔界王子 devils and realist」の記事における「主人公と代理王候補」の解説
ウイリアム・トワイニング 声 - 江口拓也 / 演 - 石渡真修 主人公。パブリックスクール「ストラトフォード校」に通う、イギリス王室より歴史のある名門貴族の子息。既に両親は亡くなっており、後見人の叔父の事業の失敗で無一文になってしまった。屋敷の地下室で悪魔のダンタリオンを召喚。その邂逅により「己がソロモン王の末裔で魔界の代理王を選ぶ権限がある」と知らされるが本人は全否定。寄宿舎「ヤコブ寮」のミドルクラスの監督生(寮兄的存在)を務める。 頭脳明晰だが自信過剰なところがあり、もっぱら将来のために自身の評価を上げることに執着している。原子論を唱えたジョン・ドルトンを尊敬するなど「全ては科学で説明できる」と信じてやまない超リアリスト(自称)で、代理王候補たちを前にしても悪魔の存在を否定している。 ダンタリオン・ヒューバー 声 - 寺島拓篤 / 演 - 鮎川太陽 ウイリアムに召喚された悪魔(元・人間のネフィリム)で代理王候補。ソロモン72柱の序列71位で、魔界36軍団を率いる「異相の大公爵」。気高い性格の「オレ様キャラ」だが、王の選定のこともありウイリアムには全く頭があがらない。代理王選定まで人間界に居座ることにした彼はウイリアムの同級生として振舞うことにし、何かしらの方法でウイリアムの学費を立て替えたために退学は免れることができた。根は熱血キャラなので、特にラグビーやボート競技などの団体スポーツにおいてはクラスメイトの信頼も厚い。 ソロモンとは長い付き合いであるにもかかわらず彼の望みが分からないと言う。ソロモンの首を絞め殺したらしいが理由は未だに分からない。魔王猊下に命令されたか、自分の意志で行ったかはどうかは定かではない。 シトリー・カートライト 声 - 松岡禎丞 / 演 - 河原田巧也(初演)、櫻井圭登(2作目) 2人目の代理王候補。ソロモン72柱の序列12位で、60の軍団を指揮する「地獄の貴公子」。爵位は子爵。アイザックが興味本位で行なった降霊術により人間界に召喚される。ダンタリオンのライバル的存在。女性と見紛う程の美しい容姿を持つが、実際の性別は男。公式ファンブックの「スイーツ男子」の文字から分かった。ウイリアムのスクールの後輩となって「叔父があなたのパトロンになりたい」と近づく。公式ファンブックの文字の通り大のスイーツ好きで、スクールではお姫様扱いされる。 叔父上のバアルベリトに堕とされたらしいが詳細は未だに分からない。堕天した結果愛する母親と離れ離れになったため、母親のいる天界に未練を持っている。ソロモンを大切に思っており、彼の末裔であるウイリアムを守ると誓う。ダンタリオンがソロモンを殺したという噂を聞き信じられなかったが、真実を確かめるため彼に戦いを挑む。噂が本当だと分かり、ダンタリオンがウイリアムの傍にいるのは、もし彼にソロモンの頃の記憶が戻ったらそれを隠蔽するためウイリアムを殺したいからだと仮説を立てる。 公式ファンブックによると身長は165㎝。ひとつだけなんでも願いが叶うとしたら、身長を伸ばしたいらしい。 カミオ(人間名:ネイサン・キャクストン) 声 - 柿原徹也 / 演 - 米原幸佑 3人目の代理王候補。ソロモン72柱の序列53位で、30の軍団を率いる「地獄の大総裁」。悪魔と人間のハーフ「半魔」。ルシファーの落とし子。スクールでは学生総代というエリートでウイリアムも一目置く存在であったが、自身の正体をダンタリオンに見破られる。常にクール。恋人のマリアのことでは取り乱す。
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