主なカードキャラクター達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/25 01:46 UTC 版)
「カードファイトVマスター」の記事における「主なカードキャラクター達」の解説
「Vマスター」には、カードバトルの中心となる召喚士「Vドール」、召喚モンスター「ゴッドソルジャー」、パワーアップカードである「ゴッドカード」など、様々な種類のカードが存在するが、本作ではキャラクターカード全てに違った人格が与えられている。 ジョーカー・ジョー 火属性の少年Vドールで、本作では大丸が使用。彼を「大丸」と呼ぶ。大丸同様正義感は強いが単細胞な性格。炎を纏ったロッドを投げつける「火炎烈風(ファイアートルネード)」という技を持つ。カナヅチ。実は東雲教授によってヴァンダを倒すためのプログラムが組み込まれた特別製Vドールであり、最終決戦で真の姿へと変化した。 フランツ・リストウィック 大地属性の青年Vドールで、本作では大丸が使用。彼を「大丸どの」と呼ぶ。「冷静で頼りになるが親父ギャグを言う」というカードの設定は、本作でも使われている。ジョー同様カナヅチ。地を走る衝撃波技「グランド・クエイク」を使う。カードイラストにはない扇子を所有している。 パンプー・ジェニー 闇属性の少女Vドールで、本作では大丸が使用。彼を「ご主人様」と呼ぶ。「母の形見のカボチャ型人形を持つ」というカードの設定は、本作でも語られている。カナヅチ。戦いも喧嘩も好きではないが、大丸やジョーらと共に頑張るのが好きなので、ファイトに参加している。第1話から登場しているが、第3話から衣装の色が変わった。攻撃を受ける度に服をボロボロにされる。ゴッドカード「闇の神ダムー」の使用によってパワーアップすると巨乳の大人の姿に成長する(カードに成長するなどという設定はなく、本作のアレンジである)。カボチャの人形の目から光線を出す「パンプー・フラッシュ」という技がある。常にカボチャの帽子を被っており、単行本3巻のカバー袖ではその中身がネタにされていたが、同巻の裏表紙イラストで中身を明かしている。なおカードでの設定年齢は11歳なので、大丸より年上である。 ジョーカー・ジョー(浪速のジョー) 火浦が使用しているVドールで、大丸のジョーの別個体。口調はマスター同様関西弁。最終回ではヴァーチャル空間内から全国大会決勝戦を観戦していた。 薬治・リン(やくじ-) 森属性の女性Vドールで、本作ではノリが使用。彼を「マスター」または「ノリくん」と呼ぶ。健気な性格で、うろたえる彼を励ます。レイジ戦ではボロボロになりながらも戦いを続けようとするが、ドラゴンコンボの直撃を受けて破壊された。最終回で浪速のジョーらと共に決勝戦を観戦するリンが登場しているが、修復されたのか別個体なのかは不明である。 チチ・クールトン 水属性の少女Vドールで、本作ではみぎわが使用。「ベス・クールトンの娘」というカードの設定は、本作でも語られている。母のような一人前のVドールを目指している。戦いのあと、ジェニーとは友人になったようである。最終回では浪速のジョーや母らと共に決勝戦を観戦していた。 ベス・クールトン 水属性の女性Vドールで、本作では金田カズトとみぎわがそれぞれ使用していた。前者の個体は台詞が一切なかったが、後者の個体はみぎわを「主(あるじ)」と呼び、誇り高い女戦士として描かれていた。 ミラート・ル・アクア 水属性の少女Vドールで、本作ではみぎわから貸し与えられる形で、大丸が使用。みぎわを「鈴様」と呼んでいた。踊り子であるため暇さえあれば踊っている。口調は上品だが、気取り屋でジョーを見下している。最終回では浪速のジョーらと共に決勝戦を観戦していた。 赤き炎の巨龍(あかきほのおのきょりゅう) / 火の神ヴォル ノリから大丸に貸し与えられた強力なゴッドソルジャーカード。口から火炎を吐く「火炎地獄」という技を持つ。天上院との戦いでジョーを守らねばならないと感じ、彼を救った。関東大会決勝戦でノリから大丸に譲られ、ジョーと共にヴァンダ一味と戦う。実はヴァンダを倒すためのプログラムが組み込まれたもう1つのカードであり、スペシャルカード「究極神の聖なる光」によって火の神ヴォルへと変化、ジョーの真の力を解放した。 ワースト 不気味な老人の姿をしたVドールで、本作では天上院が使用。彼を「マスター」と呼んでいた。大丸との戦いで100ドラゴンコンボを受けて破壊されたかと思われたが、データの残骸となってヴァーチャル空間内で生き延びていた。周囲のデータを吸収することでサイボーグのような姿へ変化し復活を遂げ、大丸とジョー、更には自分を見殺しにした天上院への復讐を企む。ヴァーチャル空間内に入ってきた天上院の意識を捕らえてその体を支配し、更にジョーらのデータから3体の「超Vドール」を生み出し、関東大会に乗り込む。決勝戦で正体を現し、ジョーらを葬ろうとするが敗北する。身を挺(てい)してVドールを庇い、生きる理由を見つければいいと言う大丸を見て復讐心を捨てるが、これまでの行動は知らないうちにヴァンダに利用されていたものにすぎなかった。デビル・ジョーの一撃によって致命傷を負いながらも天上院の意識の元へ向かい、彼を開放、大丸との約束を果たせた己に満足して倒れる。その後修復されたらしく、天上院のVドールとして全国大会決勝戦に出場していた。 デビル・ジョー 本作ではワーストによってジョーカー・ジョーのデータを元に生み出された「超Vドール」という設定。大丸のジョーに対して激しい憎悪と殺意を抱いている。別個体のジョーカー・ジョーに擬態して関東大会に参加、決勝戦で正体を現し、ジョーらをヴァンダの元へと連れ去った。ゴッドソルジャー「黒き炎の邪龍」を操る。最終決戦では天上院らの攻撃を受け、それでもジョーを殺そうと立ち上がるが、腹にロッドの一撃を叩き込まれて破壊された。 ダイナマイト・ジェニー パンプー・ジェニーのデータを元に作られた超Vドール。身のこなしが素早く、爆弾を武器にしている。常に高笑いをしながら攻撃するサディスト。パンプー・ジェニーの服を最初にボロボロにしたのは彼女である。最終決戦で天上院の攻撃を受けて破壊された。 デバス・リストウィック フランツ・リストウィックのデータを元に作られた超Vドール(カードではフランツの兄弟)。ガトリングガンを武器にしている。常に無表情。他の2体と違って冷静な性格で、状況判断力に優れている。最終決戦で天上院によってダイナマイト共々破壊された。 堕神ヴァンダ Vマスターカードのストーリー上の最終ボスとして作られた存在だが、設定通りの「悪」としての自我に目覚め、東雲教授を殺害した。全てのコンピュータを支配して人類への反乱を起こそうと企んでいたが、真の力に目覚めたジョーに倒される。
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