三征西班牙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 20:54 UTC 版)
「境界線上のホライゾンの登場人物」の記事における「三征西班牙」の解説
フェリペ・セグンド 声 - 白鳥哲 総長兼生徒会長。大内・義長の二重襲名者。眼鏡のくたびれた中年。 自分を「失う人」と称し、無気力で気弱に振る舞うが、本質はお人好しで義に厚い。 「レパントの海戦の英雄」。だがそれは解釈上のもので、仲間や妻子を喪った後悔を抱く。 その戦場で助けた長寿族の娘を「唯一の戦果」として大事にし、文通している。 有能な全方位軍師で、優れた戦術眼と解析力を持つが、それを表に出したがらない。 実質的勝利のため、かつての仲間達と決死でアルマダの海戦で挑むが、フアナに救われ和解する。 フアナ 声 - 田中理恵 副会長兼会計。“嫌気”の八大竜王。怜悧で肉感的な女性。長寿族(半寿族)。 理知的で冷徹だが、天然で幼い性格。セグンドを「あの人」「おじさん」と呼ぶ。 衰退を支持するセグンドに反し、また叱ることが多いが、なぜかセグンドを支持し続ける。 非戦闘員の全方位経営師だが、大罪武装「嫌気の怠惰」で支援に出ることもある。 実はセグンドが救った少女で、疑心でついた嘘を引け目に思い、素性を隠し助けようとしていた。 ディエゴ・ベラスケス 声 - 三宅健太 書記であり画家。黒髭に糸目な山岳系長寿族の中年。 マイペースだが事情通で世話焼き。セグンドやフアナの過去を知っており、慮る。 セグンドの元部下でレパントの海戦の経験者。エロゲのグラフィッカーでも知られる。 風景画への描き込みを現実化する術式と聖譜顕装「身堅き節制・新代」を操る。 アルマダの海戦前後は、夫の復権で躍起になる誾や、終わりを自らに課すセグンドやフアナを支える。 弘中・隆包(ひろなか・たかかね)/「野球男」 声 - 安元洋貴 副長。野球部部長で小柄で無骨な男の幽霊。房栄の夫。房栄からのあだ名は「タカさん」。 外見相応に無骨な性格で口下手。仲間を支える盤石さを自らの副長の在り方とする。 アロンソ・ペレス・デ・グスマンとの二重襲名者。レパントの海戦で房栄と刺し違えた。 聖譜顕装「身堅き節制・旧代」を持つ。バントと見切りの達人で、いかなる攻撃も正確に打ち返す。 房栄らと二度武蔵を襲撃。アルマダの海戦ではシロジロと相対し、シロジロの迎撃に任務を為損じる。 江良・房栄(えら・ふさえ)/「陸上女」 声 - 浅野真澄 第二特務。陸上部部長・航空隊指揮官。長身な長寿族の女の幽霊。隆包の妻。 包容力があるが、賢しく悪戯好き。意外と寂しがりで羞恥に弱い。語尾は「〜、と」。 アルバロ・デ・バサーンとの二重襲名者。襲名の期限切れを間近にしている。 三征西班牙の軍略・指揮担当で、自らも四聖「道往き白虎」を操る戦闘員。 アルマダの海戦前後で武蔵の武神戦力である直政と相対、地摺朱雀の素性を明らかにする。 ペデロ・バルデス/「妹の兄」 声 - 川原慶久 第四特務・野球部部員。金髪を流した青年。フローレスの兄。 尊大だが熱血漢で妹思い。通称「バルデス兄」。フローレスといることが多い。 妹と合同の聖術で「炎の消える魔球」を放つ。“導き焔”(エル・フエゴ) 合同聖術を放つ際に呼び出す走徒。兄妹で共有している。 アルマダの海戦では、妹のフローレスと共にノリキと戦った。“聖エルモの火”に基づくもので、迎受中は体の節々に青白い火が灯る。 フローレス・バルデス/「えるも」 声 - 三瓶由布子 第五特務・野球部員。ショートカットにした金髪の少女。ペデロの妹。 奔放だがペデロによれば弱気で責任感が強い。兄共々「四死球」の通称で知られる。 兄と合同の聖術では、最終的に飛ぶ方の球を投げる。 アルマダの海戦では、兄と共にノリキと戦った。 立花・宗茂 立花・誾 元第一特務と第三特務。前者は総長連合、後者は3年梅組を参照。 ラス・カサス 新大陸現地会計。かつて新大陸に出向した立花夫妻の世話をした。 カルロス一世(カルロスいっせい) 先代総長・M.H.R.R.先代皇帝総長。カール五世との二重襲名者。 西班牙弁がしゃべれなかったため、ほとんどをM.H.R.R.で過ごした。 密かに英国と協力し、末世を研究していた。
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