三役時代とは? わかりやすく解説

三役時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 02:11 UTC 版)

大鵬幸喜」の記事における「三役時代」の解説

続く5月場所前頭6目に下がって出直しとなったが、初日朝汐を破って横綱挑戦3戦目で初勝利生涯唯一の金星挙げるなど11勝4敗で二度目敢闘賞7月場所新小結昇進すると、この場所でも11勝4敗、9月場所では20歳3ヶ月史上最年少当時)で新関脇となる。11月場所では13勝2敗の成績挙げ、これも当時史上最年少となる20歳5ヶ月幕内最高優勝達成し、場所後史上最年少大関昇進した入幕した年に大関昇進果たした力士2019年現在でも大鵬のみ(入幕から6場所での大関昇進も、年6場所制後最短である)で、同じく入幕した1960年年間最多勝獲得という、賞の発足後史上唯一の記録立てた小結関脇では36勝9敗という圧倒的な強さ誇り合計3場所で通過となったまた、新入幕から6場所目での初優勝は年6場所制以降では当時最速記録だった。この場所でTBSアナウンサー小坂秀二が「時代」という言葉発したことをきっかけに、それが一気定着する至った新大関となった1961年1月場所10勝5敗に終わり13勝2敗で初優勝柏戸主役譲って綱取りの面でも一歩先んじられる形になった。しかし翌3月場所からほぼ毎場所優勝争いにからみ、7月場所では柏戸朝潮(もと朝汐)を連破して13勝2敗、大関として初優勝果たした。なお朝潮とはこれで対戦成績を4勝4敗と五分にし、これが最後取組となった9月場所では14日目に柏戸敗れ3敗目を喫したが、柏戸平幕明武谷との優勝決定戦臨み巴戦制して2場所連続優勝。場所後協会横綱審議委員会大鵬柏戸両名横綱昇進諮問し、両名とも満場一致横綱推薦された。大鵬21歳3ヶ月柏戸22歳9ヶ月での横綱昇進は、ともにそれまで最年少記録だった照國萬藏23歳3ヶ月更新するのだった。また横審内規定めてから、大関で2場所連続優勝果たし横綱昇進したのは大鵬初めてである。昇進時の口上は「横綱地位けがさぬよう今後精進しますであった

※この「三役時代」の解説は、「大鵬幸喜」の解説の一部です。
「三役時代」を含む「大鵬幸喜」の記事については、「大鵬幸喜」の概要を参照ください。

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