ルーシの諸公国とは? わかりやすく解説

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ルーシの諸公国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/03 08:01 UTC 版)

本頁は、キエフ大公国の分裂期から、ロシア・ツァーリ国ポーランド共和国の成立までの期間に誕生したルーシの諸公国(ルーシのしょこうこく)をまとめたものである。また、本頁ではいずれかの公国に属する分領公国をも含む。各公国は主としてロシアウクライナベラルーシに存在したが、一部はポーランドラトビア等にあった。

公国の一覧

(留意事項)

  • 公国名はロシア語表記からの転写に基づく。
  • 公国の首都の日本語表記は、現在その市・自治体がある国の言語表記に基づく。ただし、キエフリャザンなど慣習的な名称のある地名はその限りではない。また、首都であった都市が現存していない場合はロシア語表記に基づく。
  • 節の「○○地方」は便宜上の名称である。
  • 一段下げ表記は、基本的にはその上位の公国からの分離・派生・統合等を示すが、単純に図式化できないものもある。詳しくは各項目を参照されたし。
  • 以下の表記は、「公国名 - (首都 ・ 成立年 - 消滅年)cf.統治者一覧」の順で記載している。

キエフ地方

キエフ大公国 - (キエフ・9世紀後半 - 1240年)cf.:キエフ大公

ペレヤスラヴリ地方

ガーリチ・ヴォルィーニ地方

トゥーロフ・ピンスク地方

ポロツク地方

スモレンスク地方

ノヴゴロド地方

チェルニゴフ地方

オカ川上流公国群を含む)

タマン半島

ムーロム・リャザン地方

ウラジーミル・スーズダリ地方

ロストフ・スーズダリ公国 / ウラジーミル・スーズダリ公国 / ウラジーミル大公国 - (ロストフスーズダリを経てウラジーミル・1157年 - 1389年)

主な関連国・勢力

外部リンク

関連項目


ルーシの諸公国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 16:13 UTC 版)

公国」の記事における「ルーシの諸公国」の解説

東欧スラヴ系諸民族国家形成した地域には、中世にはキエフ公国ノヴゴロド公国シロンスク公国マゾフシェ公国など多数の国が存在した。これらはクニャージという称号を持つ君主治める国である。当該民族君主分割相続慣行持っていたために、君主一族によってたびたび国土分裂した事によって、多数国家成立している。一部に、クニャージよりも一段上のヴェリーキー・クニャージ称号名乗った例もある。 後にモスクワ大公国から発展したロシア帝国がそれら諸公国の多く統一し中央集権的な君主制確立した。それら諸公国の君主の子孫はロシア帝国貴族となったが、クニャージ称号そのまま保持し続けた。ゆえにクニャージの意味ロシア貴族最高位変化し西欧における公爵当の爵位みなされるようになった結果遡ってクニャージ治める国は、公爵治める国とされ、西欧における公国同等存在みなされた。これがルーシの諸公国である。ヴェリーキー・クニャージについては大公とされ、治める国は大公国となる。[要出典] 19世紀オスマン帝国から独立勝ち得た東欧諸国も、多く君主クニャージ称した。これらはクニャージ治める国が公国同等という定義が成立して後の事である。ただし、ブルガリア公国モンテネグロ公国など、20世紀になって君主号を王とし王国移行した国家もある。

※この「ルーシの諸公国」の解説は、「公国」の解説の一部です。
「ルーシの諸公国」を含む「公国」の記事については、「公国」の概要を参照ください。

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