マルチタレントとして活躍とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > マルチタレントとして活躍の意味・解説 

マルチタレントとして活躍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:08 UTC 版)

伊丹十三」の記事における「マルチタレントとして活躍」の解説

舞台芸術学院学び1960年1月26歳の時大映入社、父伊丹万作小林一三の名にちなみ「伊丹 一三」という芸名永田雅一にもらい俳優となる。 身長は180cm。当時日本人としては、そして俳優としても、かなり背が高い方だった1960年5月スクリプター野上照代より、日本映画界の巨人である川喜多長政川喜多かしこの娘の川喜多和子紹介され同年7月結婚。同じ年に作家であり友人大江が妹ゆかりと結婚する1961年大映退社するその後北京の55日』(1963年)『ロード・ジム』(1965年)などの外国映画出演し話題となる。 1962年に妻・和子自主短編作品『ゴムデッポウ』を制作1963年勅使河原宏監督の「砂の女」と同時上映された。 1965年には、外国映画出演した際のロケ道中をまとめたエッセイヨーロッパ退屈日記』を出版しヒットその後も『女たちよ!』など軽妙なエッセイ次々と発表し文筆業にも活動の場広げた[要ページ番号]。1966年10月26日川喜多和子協議離婚NHKドラマあしたの家族」(1965年1967年)で、共演者一人であった女優宮本信子出会う1966年、「マイナスをプラス変える」意味で「伊丹 十三」と改名し映画テレビドラマ存在感のある脇役として活躍した1969年山口瞳媒酌宮本再婚結婚式東京都国立市にある谷保天満宮であげる。そして子供二人もうける(長男俳優池内万作次男池内万平)。家事子育てにも関心深く著書訳書もある。ちなみに長男万作は父の筆名から名前をそのまま取って命名された。 1970年代に入るとテレビ番組制作会社テレビマンユニオン参加し、『遠くへ行きたい』等のドキュメンタリー番組制作関わり、自らレポートする。この時に培ったドキュメンタリー手法は、その後映画制作にも反映している。また『日本世間大系』『小説より奇なり』に見られる、独特の聞き書き文体はこの時代経験反映している。また1970年代後半には『アフタヌーンショー』のレポーター務め緻密な画力犯罪現場生放送スタジオで描いてみせた。 岸田秀の『ものぐさ精神分析』(1977年)を読み彼の主張する唯幻論に傾倒する1978年12月岸田との共著哺育器の中の大人 精神分析講義』(朝日出版社)を上梓また、1982年刊行された『ものぐさ精神分析中公文庫版の解説を書く。 1981年岸田らを中心に取り上げた現代思想雑誌モノンクル』(フランス語で“僕のおじさん”の意)をに創刊編集主幹務めた。しかし、6号終刊となる。伊丹の関わった記事いくつかは、『自分たちよ!』に収録されている。1982年インタビュー編集長仕事問われ「あんまり向いていないというか……雑誌というのがよくわかっていなかったのかなあ。商売と結びつかないでしょう仕事としてはおもしろい。最初の何号かは気に入っている」と語っている。 俳優活動としては、『家族ゲーム』1983年)、『細雪』(1983年)で、キネマ旬報賞助演男優賞報知映画賞助演男優賞受賞した文化人らが伊丹周辺集まり一種サロン形成していた。コピーライター糸井重里自称「ゲージツ家」の篠原勝之作家村松友視などである。

※この「マルチタレントとして活躍」の解説は、「伊丹十三」の解説の一部です。
「マルチタレントとして活躍」を含む「伊丹十三」の記事については、「伊丹十三」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「マルチタレントとして活躍」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マルチタレントとして活躍」の関連用語

マルチタレントとして活躍のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マルチタレントとして活躍のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの伊丹十三 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS