ベンチュラ市内の見どころ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 00:25 UTC 版)
「ベンチュラ (カリフォルニア州)」の記事における「ベンチュラ市内の見どころ」の解説
市内には南カリフォルニアでは最良のサーフィンスポットが幾つかあり、特にベンチュラ郡フェアグラウンズのサーファーズポイントが有名である。中心街にはサンブエナベンチュラ伝道所、博物館、画廊、食事所および買い物場所がある。活動的な主要地域はカリフォルニア通りとベンチュラ・アベニューからファー通りの間のメインストリートである。この中心街には歴史的なオルテガ・アドビがあり、現在ではそのチリ商品で有名になったオルテガ家の家屋だった。多くの繁盛する店が高級品店やレストランと肩を並べている。中心街にはベンチュラの華美な市役所ビルがあり、フニペロ・セラの象徴的彫像が立っている。現在は多くのレストラン、ワインバーが軒を連ね、国際的に認められたルビコン劇団がある。 広さ4,300平方フィート (400 m2) のベンチュラ観光センターがカリフォルニア通り南101にあり、ヘリテージ・バレー、チャンネル諸島国立公園、地元のアートシーンおよび地域の地図やガイドブックが展示されている。 ベンチュラで最も目立つランドマークの1つは2本の木と呼ばれる場所である。丘の上に2本の木だけが立っており、市内の大半から見ることができる。 プラザパーク(中心街のチェスナット通りとサンタクララ通り)には国内最大級のモレトンベイ・フィグの木が目立ち歴史銘板が添えられている。通り向かいにはその内壁にWPA(公共事業促進局)の壁画がある郵便局本局がある。 ベンチュラ港は漁港であり、ベンチュラ港ビレッジにシーフードレストランやショッピング村がある。グラスタッチのような店舗やミラノズと世界的に有名なハイセスBBQのようなレストランで有名である。ベンチュラ郡生まれのブルースバンド、伝説的なブルーシチューとその後継者ベビーシッターがここを本拠地にしている。チャンネル諸島国立公園の本部も港にあり、諸島に渡る船が毎日運航されている。 ピアポントベイはベンチュラ港とサンブエナベンチュラ州立海浜の間に1マイル (1.6 km) にわたって伸びる住宅地である。元湿地が埋め立てられ、1925年には小区分に分けられていたが、経済不況、戦争および2回の海岸洪水(1937年と1962年)のあいだは緩りと散発的に開発された。いぜんは大半が賃貸用で週末のコテージと空き家がごちゃ混ぜになっていたが、カリフォルニアの不動産ブームの度に開発と革新のブームが起こり、現在のピアポントは大半がオーナーの所有する大型高級家屋と古く質素な海浜コテージとなった。計画性の無さのためにピアポントは明らかに自己同一性の危機にあり、広く様々な建築様式、シーウォード・アベニューに沿った不揃いな商業地域、市による保守の明らかな欠如のままに残され、数百万ドルの豪邸の隣でも地区の公的海浜地域に関する規制に関して紛争が続いている。紛争は将来増加する可能性があり、既に込み合っている通りに沿った高密度の開発計画とともに、州当局は過去80年間大半が自己規制だった海浜に権限を行使しようとしている。 ベンチュラ郡フェアグラウンズでは毎年ベンチュラ郡祭が開催され、長い間にジミ・ヘンドリックス、グレイトフル・デッド、スモーキー・ロビンソンおよびオール・アメリカン・リジェクツなどが公演してきた。ベンチュラ郡フェアグラウンズにあるダービークラブは衛星中継で競馬放送を流し、フルサービスのバーやレストランがある。ベンチュラ郡フェアグラウンズにはまた「アメリカで最良の小型ダートレース場」と言われるベンチュラ・レースウェイがある。さらにアムトラックのパシフィック・サーフライナーが停まる駅としても機能している。ここでは毎年バンズ・ワープト・ツアーも開催され、イエローカーズ、ペッパーおよびアヴェンジド・セヴンフォールドなどのバンドが出演してきた。 カリフォルニア初期の牧場家屋であるオリバス・アドビが現在博物館と芸能催事場として運営されている。オリバス公園ゴルフコースに隣接しており、セントラルコーストでは最も観光客の多い歴史史跡になっている。生きている歴史再現、牧場生活のデモ、および面白い幽霊の話が演じられている。昔の庭園で開催される夏の音楽連続公演会にはブルースからジャズ、カントリーに至る電子音楽の取り合わせがある。 弁護士ペリーメイスンを制作したE・S・ガードナーはベンチュラ中心街で法律実務を行っており、その初期作品の大半をものした。その法律事務所があった建物はカリフォルニア通りとメインストリートに面し、歴史銘板にその名が刻まれている。 ソードフィッシュ、リトル・ミス・サンシャイン、チャイナタウン、エリン・ブロコビッチ、アビエイターおよびザ・ロックなど多くの映画が市内で撮影された。中心街には美しい20世紀初期の建築であるマジェスティック・ベンチュラ劇場があり、市役所からは2ブロックの距離にある。コンサート会場として使われており、グレッグ・オールマン、ジョン・プライン、ドアーズ、ディーヴォ、ヴァン・ヘイレン、X、パラモア、シー・ウォンツ・リベンジ、ペニーワイズ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ラム・オブ・ゴッド、ソーシャル・ディストーション、バッド・レリジョン、スライス、アヴェンジド・セヴンフォールド、Fugazi、インキュバス、トム・ペティ、アメリカ、ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツおよびモデスト・マウスなどのバンド、アーティストが公演し、アーミー・オブ・フィッシャーマン、ビグバンド・ブードゥー・ダディ、グレゴリー・ヒルマン、ブルース・キンメル、シム・カム・クィックなど成功した地元アーティストも演奏した。 屋外着制作者のパタゴニア本社が中心街にある。メインストリートにはコラゾン・オーガニックスという有機衣料小売店があった。またエコ・デザイナーのスチュワート+ブラウンが太平洋から数ブロックにその工場を持っている。上品なおしめ袋制作者ペチュニア・ピックル・ボトムは中心街近くに本社を持っている。
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