連ね

デジタル大辞泉

つらね【連ね／^▽列ね】

読み方：つらね

１ 中世の猿楽・延年舞の演目の一つで、言葉や歌謡を朗唱するもの。連事(れんじ)。つらねごと。

２ 歌舞伎で、主に荒事の主役が、花道などで述べる長ぜりふ。縁語・掛け詞(ことば)を使った音楽的せりふで、渡りぜりふ・厄払いなどもその変形。

日本語活用形辞書

連ね

読み方：つらね

ナ行下一段活用の動詞「連ねる」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

連ねる  » 「連ねる」の意味を調べる

用例

袖を連ねる、袂を連ねる、名を連ねる

連ね

読み方：つらね

【文語】ナ行下二段活用の動詞「連ぬ」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

連ぬ  » 「連ぬ」の意味を調べる

用例

袖を連ねる、袂を連ねる、名を連ねる

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「連ね」の例文・使い方・用例・文例

• 好業績をあげた企業がランキング上位に名を連ねた
• 食に関する品物を扱う店が、通りの両側に軒を連ねる
• この組織は幹部ばかり名を連ねているのではたして決定を下せるのかあやしいものだ。
• サビル通り 《London の町名; 一流の紳士服の仕立屋が軒を連ねる》.
• その通りの両側には高級ブティックが軒を連ねて並んでいた.
• 彼は多くの言葉を連ねて, 子供たちの想像力の大切さを説いた.
• 父も発起人の一人として名簿に名前を連ねている.
• 18 世紀には大勢のイギリス貴族の御曹子が供を連ねて大陸旅行にでかけた.
• 政界の大物達がそのパーティーに名を連ねていた.
• 袖を連ねて辞職する
• 名を連ねる
• 突き刺すような辛らつな口調、でなければ美辞麗句を連ねた散文
• 傘連判状という,円形にたくさんの署名を連ねる方法
• 一つの円を中心に放射状に連ねて署名すること
• 文書に人名を書き連ねること
• 人名を書き連ねた文書
• 文字を上から下へ書き連ねること
• 玉を連ねて作った暖簾
• 歌舞伎において,連ねという,主として荒事の主役が述べる長いせりふ
• 連歌などの集会において,できた人から順に句を連ねていくこと