プロレス界での活躍とは? わかりやすく解説

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プロレス界での活躍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 15:17 UTC 版)

吉村道明」の記事における「プロレス界での活躍」の解説

14歳大日本帝国海軍志願兵となり、海軍通信学校普通科練習生36番成績卒業し太平洋戦争出征シンガポール駐留中に海軍相撲で活躍し海軍通信学校高等科練習生として5番成績卒業終戦後機雷除去仕事一年間務めた後、トヨタ自動車勤務1949年トヨタ自動車退社して近畿大学入学し相撲部入部学生横綱1949年史上2人目となる大学1年優勝)、国民体育大会個人優勝など輝かし実績を残す。 大学卒業後は再度トヨタ自動車勤務したが、1954年4月大阪本拠地として活動していた全日本プロレス協会山口利夫設立ジャイアント馬場全日本プロレスとは無関係)へ入団1956年全日本プロレス協会崩壊するが、力道山スカウトされ1957年5月日本プロレス移籍する移籍前の同年4月8日初代選手権者駿河海を下して日本ジュニアヘビー級王座獲得した。(日本プロレス移籍経過については、門茂男力道山真実角川文庫が詳しい。) 日本プロレス移籍後は、力道山脇役であったが、軽快身のこなしからの回転エビ固めなどの得意技人気者となる。また、若手レスラーの壁として立ちはだかり、デビュー間もないアントニオ猪木当時猪木寛至)との対戦成績19連勝記録している。1961年ヘビー級転向し力道山パートナーとしてタッグチームを組む機会多くなり、大柄外国人レスラー血だるま立ち向かう姿から「火の玉小僧」と呼ばれ活躍した一人相手攻撃を受けまくる姿は、結果的に力道山はじめとするタッグ・パートナー引き立たせる効果もあげていた。また日本プロレス屈指の技巧派としても有名で、カール・ゴッチキラー・カール・コックス初来日に際して第一戦相手として起用されたのも吉村である。必然的にそれぞれの必殺技であるジャーマン・スープレックスブレーンバスター日本最初に食ったのも吉村となった。なお、ゴッチ吉村力道山より上だと評価しており、初来日1961年13回、2度目1966年1回対戦した戦績吉村の1勝3敗9引分1ノーゲームで、ゴッチから2フォール勝ちを奪った唯一の日本人レスラーである。 しかし、1963年12月15日力道山不慮の事故急逝窮地に立たされた日本プロレスは、吉村豊登芳の里遠藤幸吉を4幹部として再起を図るが、社長に就任した豊登横領放漫経営などで経営悪化1965年末に豊登事実上追放しジャイアント馬場アントニオ猪木エースとする体制移行する新社となった芳の里遠藤現役引退して経営専念したが、吉村重役兼務しながら現役続行アジアタッグ王座長く保持し馬場猪木大木金太郎とともにプロ四天王呼ばれ中心レスラーとして活躍した。しかし、日本プロレス1971年末に猪木が、翌年7月馬場相次いで離脱しそれぞれ団体設立1973年2月残ったエース坂口征二猪木合流するかたちで離脱表明。さらにNET3月いっぱい日本プロレス中継打ち切り決定したことで、吉村引退決意1973年3月3日母校近畿大学記念大会で引退試合行い、「ラバウル小唄」が流れる中、小沢正志肩車され、プロレスラー引退した。この大会日本プロレス史上初めての引退記念興業および引退試合とされ、その模様3月9日放送された。結局日本プロレスは翌4月崩壊している。 団体ゴタゴタにもかかわらず力道山死後吉村選手として持ち前テクニック生かし馬場猪木大木坂口後輩レスラーたちのパートナーとしてタッグタイトルを保持46歳引退まで奮闘した選手としての晩年には「火の玉小僧」に代わり闘将」と呼ばれた

※この「プロレス界での活躍」の解説は、「吉村道明」の解説の一部です。
「プロレス界での活躍」を含む「吉村道明」の記事については、「吉村道明」の概要を参照ください。

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