ジュニアヘビー級とは? わかりやすく解説

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ジュニア‐ヘビーきゅう〔‐キフ〕【ジュニアヘビー級】

読み方:じゅにあへびーきゅう

junior heavyweight》⇒クルーザー級


クルーザー級

(ジュニアヘビー級 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/18 16:32 UTC 版)

クルーザー級(クルーザーきゅう、: cruiserweight)は、ボクシングなどの格闘技で用いられる階級の1つ。意味は「巡洋艦[注 1]

ボクシング

プロボクシングでの契約ウェートは、175 - 200ポンド (79.379 - 90.719kg) 。ライトヘビー級ヘビー級の間の階級で、全17階級中2番目に重い階級。1980年設置。設置当初は、上限が190ポンド (86.182kg) であったが、後に現在の区分に改められた。クルーザー級はWBAおよびWBC、IBFの呼び方で、WBOではジュニアヘビー級と呼んでおり統一されていない。

女子はWBOでは男子と同じ契約ウェートで設置しているが(ジュニアヘビー級と呼んでいる)、WBAとWBCとIBFはクルーザー級を設置していない(WBCは168ポンド以上をヘビー級としている)。

アマチュアボクシングでは、男子80 - 96kgをクルーザー級と定めているが、女子はクルーザー級を設置していない。

初代世界王者はWBCマービン・カメルアメリカ合衆国)、WBAはオジー・オカシオ(プエルトリコ)。

この階級での世界王座最多防衛記録はジョニー・ネルソンイギリス)とマルコ・フックドイツ)(共にWBO)の13度。またオレクサンドル・ウシクウクライナ)が史上4人目となる主要4団体王座統一をこの階級で達成[1]

日本では西島洋介高橋良輔OPBF東洋太平洋クルーザー級王座を獲得している。西島はJBC非公認のWBFの世界クルーザー級王座も獲得し、西澤ヨシノリもJBC非公認のWPBFの世界クルーザー級王座を獲得した。

カザフスタンベイブット・シュメノフがWBA世界クルーザー級王座を獲得し、黄色人種としては最も重い階級の4大団体の王者となった。

総合格闘技

総合格闘技での契約ウェートは、205 - 225ポンド (92.9864 - 102.058kg) 。ライトヘビー級ヘビー級の間の階級であり、全14階級中3番目に重い階級。2017年7月26日にボクシング・コミッション協会によって規定された。

UFC等のメジャー団体ではクルーザー級を設置していない。

King of the Cage」では、クルーザー級を104.3kg(-230lb)契約と規定している[2]

キックボクシング

ISKAでは、88.5kg (194lbs)契約に規定されている。

K-1

M-1スポーツメディア体制のK-1(K-1 WORLD GP)での契約ウェートは90.0kgに規定されている。

ムエタイ

ムエタイでの契約ウェートは、182 - 190ポンド (82.554 - 86.183kg) 。スーパーライトヘビー級とヘビー級の間の階級であり、全19階級中3番目に重い階級。世界ムエタイ評議会により規定されている[3]

プロレス

通常は凡そ100kg未満(欧米での220パウンド≒99.8kgが根源)をジュニアヘビー級と呼ぶ事が多いが、アメリカなどではクルーザー級、ミッドヘビー級と呼ばれる。

脚注

注釈

  1. ^ 巡洋艦と巡洋艦の間という意味合いもある

出典

外部リンク


ジュニアヘビー級

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 14:35 UTC 版)

プロレスリング・ノア」の記事における「ジュニアヘビー級」の解説

王座には階級の区別があることを除き試合ヘビー級とジュニアヘビー級を等しく扱っている。そのためヘビー級とジュニアヘビー級の混合試合日常的に行われている。 混合が当たり前のように行われているノアにおいてはヘビー級ベルトにジュニアヘビー級の選手挑戦することも珍しくなくなっている。実際に2002年には小川良成2006年には丸藤がジュニアヘビー級の選手ながらヘビーベルト手に入れている。日本プロレス史上初めヘビー級タイトル戦丸藤正道王者)対KENTA挑戦者)というジュニアヘビー級の選手同士行ったこともある。 ジュニアヘビーという階級出来た後もプロレス花形ヘビー級対戦考えられ、ジュニアヘビー級の選手メインを飾るということは考えられなかったが、ノアでは金丸義信丸藤KENTA等のジュニアヘビー級の選手全日本時代の「四天王プロレス」を髣髴とさせるような好試合をするようになる。彼らのうち、丸藤KENTA俗に言うイケメンであり、試合スタイル華やかな動き緩急魅せる丸藤、キックスタイルのKENTA素人にも非常に分かり易いこともあってか彼らを目当てにした若い女性客が一時的に増えたが、これらの選手結婚したこともあり、ノア生命線とも言える女性ファン減少してきていると、2009年当時ゼネラルマネージャーだった仲田龍語った三沢急逝小橋田上第一線離脱によって現在のノア一線級でのヘビー級人材不足しており、丸藤KENTAそれぞれユニットリーダーとして団体牽引してヘビー級王座戦線に参戦するなどオープンウェイト化が進んだ

※この「ジュニアヘビー級」の解説は、「プロレスリング・ノア」の解説の一部です。
「ジュニアヘビー級」を含む「プロレスリング・ノア」の記事については、「プロレスリング・ノア」の概要を参照ください。

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