アトム級とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > アトム級の意味・解説 

アトム級


アトム‐きゅう〔‐キフ〕【アトム級】

読み方:あとむきゅう

atomweight アトム原子の意》ボクシングなどの体重別階級の一。女子プロボクシングでは102ポンド以下。団体によって呼称異なりライトミニマム級ストロー級などとも呼ばれる


アトム級

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/09 05:46 UTC 版)

アトム級(アトムきゅう、: atom weight)は、ボクシングなどの格闘技で用いられる階級の1つである。「アトム」は「原子」を意味する。

ボクシング

女子プロボクシングの一部団体で最軽量級として使用される。契約ウェートは、102ポンド (46.266kg) 以下である。

この階級を最初に創設したのはWIBAで、2004年にそれまでの最軽量級だったミニフライ級の下の階級としてミニマム級の名で創設され、ホリー・ダナウェイが初代王者となった。

2007年にWBCがこの階級を創設した際、初めてアトム級の呼称が使用されている。

2014年にWBOも同様にアトム級として創設されており、WIBAも2015年頃よりアトム級に改称された。

上記以外の団体では同じ契約体重ながら異なる呼称を使用しており、WBAでは2011年よりライトミニマム級IBFでは2016年よりジュニアミニフライ級としてそれぞれ創設されている。WIBFではジュニアストロー級と呼ばれている。かつて存在したIFBAではこの階級がストロー級と呼ばれていた(一つ上はミニフライ級)。

JBCでもアトム級として創設されているが、世界戦ではそれぞれの団体別の呼称を使用していた。しかし、日本女子王座新設の翌年である2018年よりアトム級に統一されることになった[1]

WBCの初代アトム級王者はウィンユー・パラドーンジム。この階級での日本人初の世界王者はWIBAの池山直で、JBC解禁後はWBCの小関桃(青木)。WBAの初代ライトミニマム級王者は安藤麻里フュチュール)、WBOの初代アトム級王者は池山直(フュチュール)、IBF初代ジュニアミニフライ級王者はヨカスタ・バジェ。2015年にWBCの小関とWBAの宮尾綾香の間で日本女子初となる王座統一戦が執り行われ、勝利した小関が日本女子初の統一王者となった。小関はWBAは防衛戦を行わず返上したが、WBC王座は最終的に17度防衛し、2021年12月現在女子全階級通じて世界第2位の防衛記録となっている(最多はセシリア・ブレークフスウェルター級で25度)。2024年3月現在JBC公認下で最多11名の女子世界王者を輩出している階級。

この階級の世界王座最多防衛記録は小関桃(WBC)の17度。

キックボクシング

国際キックボクシング連盟にて117ポンド (53.1kg) 以下、国際競技空手協会(女子のみ)では108ポンド (49.1kg) 以下をアトム級と呼んでいる。

脚注

  1. ^ “JBCが女子階級の呼称をアトム級、ミニマム級に統一”. Boxing News(ボクシング・ニュース). (2018年3月14日). http://boxingnews.jp/news/56296/ 2018年3月17日閲覧。 

関連項目

外部リンク


アトム級 (105lbs以下/47.6kg以下)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 07:35 UTC 版)

国際競技空手協会男子世界王者一覧」の記事における「アトム級 (105lbs以下/47.6kg以下)」の解説

氏名獲得喪失日在日数防衛回数 ISKA階級制度変更があり、「アトム級」(105lbs以下/47.6kg以下)は他2階級の「フライ級」「ライトフライ級と共にスーパーアトム級」(111lbs以下/50.5kg以下)に統合された。

※この「アトム級 (105lbs以下/47.6kg以下)」の解説は、「国際競技空手協会男子世界王者一覧」の解説の一部です。
「アトム級 (105lbs以下/47.6kg以下)」を含む「国際競技空手協会男子世界王者一覧」の記事については、「国際競技空手協会男子世界王者一覧」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「アトム級」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アトム級」の関連用語

アトム級のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アトム級のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2025実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアトム級 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの国際競技空手協会男子世界王者一覧 (改訂履歴)、DEEP JEWELS王者一覧 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS