ライトフライ級とは? わかりやすく解説

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ライト‐フライきゅう〔‐キフ〕【ライトフライ級】

読み方:らいとふらいきゅう

light flyweightボクシングなどの体重別階級の一。アマチュアボクシングでは、17歳上の部門で最軽量階級男子49キロまで、女子48キロまで。ジュニア46キロ超え48キロまでで、これよりも軽量ピン級がある。プロボクシングではフライ級よりも軽くミニマム級よりも重い階級で、105ポンド超え108ポンドまで。ジュニアフライ級

[補説] アマチュアムエタイでは45キロ超え48キロまで。


ライトフライ級

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/05 00:06 UTC 版)

ライトフライ級(ライトフライきゅう、: light fly weight)は、ボクシングなどの格闘技で用いられる階級の1つ。「フライ」は昆虫の「蝿(ハエ)」を意味する。

ボクシング

プロボクシングでの契約ウェートは、105 - 108ポンド (47.627 - 48.988kg) 。ミニマム級フライ級の間の階級であり、全17階級中2番目に軽い階級。

ライトフライ級はWBAおよびWBCの呼び方で、IBFおよびWBOではジュニアフライ級と呼んでおり統一されていない。

アマチュアボクシングでは男子が46 - 49kg、女子が45 - 48kgでありシニア最軽量で、ジュニアでは更にピン級が置かれている。

日本のプロボクシングでの旧名は「ジュニアフライ級」(英:junior fly weight)。「ジュニア」を冠していた階級は多くの認定団体で「スーパー」を冠する階級名に切り替えられ、日本もこれに倣った(例:ジュニアミドル級はスーパーウェルター級へ改称)が、ジュニアフライ級だけは1階級下が団体によってミニマム級 (WBA)、ストロー級 (WBC・当時) などと分かれているため、統一性のある呼称をということで「ライトフライ級」が採用された。

1975年に設置。初代ライトフライ級王者はWBCはフランコ・ウデラ(イタリア)、WBAはハイメ・リオスパナマ)。日本では具志堅用高協栄)が初めて同級世界王座を獲得し、13度の世界最多防衛記録(当時)を樹立した階級(1976年10月10日 - 1981年3月8日)。JBCが女子を公認した2008年には富樫直美ワタナベ)が公認後初となる女子世界王座をこの階級で獲得した。また、藤岡奈穂子はこの階級で男女通じて国内最多となる世界王座5階級制覇を達成している。

この階級の世界王座最多防衛記録は柳明佑韓国 / WBA)の17度、女子はジェシカ・ボップアルゼンチン / WBA)の14度。日本の選手の最多防衛記録は、具志堅用高(協栄 / WBA)の13度、女子は富樫直美(ワタナベ / WBC)の7度。

総合格闘技

ネバダ州アスレチック・コミッションおよびボクシング・コミッション協会による承認がされていない階級で、世界的にも設置している団体はほとんど無い。

  • GLADIATOR」では、-120lbs(-54.4kg)がライトフライ級と定められている[1]

ムエタイ

ムエタイでの契約ウェートは、105 - 108ポンド (47.627 - 48.988kg) 。ミニフライ級フライ級の間の階級であり、全19階級中2番目に軽い階級。世界ムエタイ評議会により規定されている[2]

レスリング

レスリングでかつてライトフライ級と呼ばれたものは後の48kg級に当たるが、現在は廃止されている。

関連項目

脚注

  1. ^ GLADIATOR 公式サイト
  2. ^ 6. Age, Weight Divisions and Weigh-inWorld Muaythai Council 2020年4月3日

外部リンク


ライトフライ級(-120lbs:-54.4kg)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 01:49 UTC 版)

パンクラス王者一覧」の記事における「ライトフライ級(-120lbs:-54.4kg)」の解説

2015年10月よりフライ級からライトフライ級へ階級名変更。 代氏名在位期間防衛回数備考砂辺光久 2011年12月3日 - 2015年9月9日返上) 2 ○ 宇都正和PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR○ 田原しんぺー(PANCRASE 252) 2 神部建斗 2015年12月13日 - 現在 0

※この「ライトフライ級(-120lbs:-54.4kg)」の解説は、「パンクラス王者一覧」の解説の一部です。
「ライトフライ級(-120lbs:-54.4kg)」を含む「パンクラス王者一覧」の記事については、「パンクラス王者一覧」の概要を参照ください。

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