ライトフライ級転向
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2012年12月31日、大阪府立体育会館で元WBA世界ライトフライ級暫定王者でWBA世界ライトフライ級5位のホセ・アルフレド・ロドリゲス(メキシコ)とWBA世界ライトフライ級王座決定戦で対戦し、井岡がロドリゲスから1回と6回の合計3度のダウンを奪い、6回2分50秒TKO勝ちを収め、日本人選手最短のプロ11戦目での2階級制覇を達成した。 2013年1月7日、2012年の年間表彰選手 (ボクシング)で井岡が最優秀選手賞を受賞した。また「井岡一翔 対 八重樫東戦」が「年間最高試合」を受賞した。 2013年1月24日、同年2月23日までの30日間でWBA世界ライトフライ級スーパー王者ローマン・ゴンサレス 対 井岡一翔戦が両者にとって次戦となるよう交渉して合意するようにとWBAより通達を受け、同年2月7日、WBAは同月18日に最低価格を8万米ドルとする入札を行うと発表し、ファイトマネーの配分がゴンサレスが75%、井岡が25%となることが確定した。しかし、2月15日、ゴンサレス戦に消極的だった井岡陣営からの要望により入札は中止となり延期されることとなった。父親でありプロモーターでもある一法は、ゴンサレス戦回避の理由について準備期間が短かったことと、統一戦はラスベガスで行うべきとゴンサレス陣営と意見が一致したことを挙げている。その後ゴンサレス戦の実現に向けた動きはなかった。 2013年5月8日、大阪府立体育会館で元PABAライトフライ級王者でWBA世界ライトフライ級3位のウィサヌ・ゴーキャットジム(タイ)と対戦し、9回2分51秒KO勝ちを収め初防衛に成功した。 2013年9月11日、大阪府立体育会館で元WBA世界ミニマム級王者でWBA世界ライトフライ級5位のクワンタイ・シッモーセン(タイ)と対戦し、7回2分17秒KO勝ちを収め2度目の防衛に成功した。 2013年12月31日、大阪府立体育会館でWBA世界ライトフライ級4位のフェリックス・アルバラード(ニカラグア)と対戦し、12回3-0(115-113、119-110、119-109)の判定勝ちを収め、3度目の防衛に成功した。 2014年2月28日、フライ級に転向する為にWBA世界ライトフライ級王座を返上した。
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