ピン‐きゅう〔‐キフ〕【ピン級】
ピン級
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/07 22:52 UTC 版)
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ピン級(ピンきゅう、英: pin weight)は、アマチュアのボクシング・ムエタイなどの階級のひとつ。文字通り、虫ピン・安全ピンなどの「ピン」にちなむ。
ボクシング
ピン級はアマチュアボクシングにおける実質最軽量階級だが、出場権利はジュニアの部(15歳以上16歳以下、国内は15歳以上18歳未満)のみとなっており、シニアの部(17歳以上34歳以下)においての最軽量級はライトフライ級である。契約ウェートは46kg以下となっている。なお、JABF公式試合としてはインターハイでは当初より、高校選抜(ジュニアオリンピック)では2012年より、国体少年の部では2014年よりそれぞれ実施。
国内男子では2009年までモスキート級(英: mosquito weight)と呼ばれ、契約ウェートは45kg以下であった。「モスキート」とは「蚊」の意味である。2010年4月の階級再編に伴い、国内男子ジュニアもピン級へ統一されることになった。
一方、女子ピン級は2009年まで年齢制限はなかった。JABF公認前の女子アマチュアではリトルフライ級と呼んでいた。
プロボクシングの世界王座経験者では具志堅用高、友利正、大橋秀行、八重樫東らが旧モスキート級で全日本高校チャンピオン、鬼塚隆(現・鬼塚勝也)が福岡県高校チャンピオンとなっている。オリンピック代表選手では佐々木忠広が全日本高校チャンピオンに輝いている。
日本人女子世界王者では小関桃、富樫直美がこの階級で日本チャンピオンになった経験がある。
ムエタイ
アマチュアムエタイにもピン級が存在するが、この下に「コットン級」(38 - 40kg) と「ペーパー級」(40 - 42kg) が存在する。
関連項目
ピン級
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/19 14:14 UTC 版)
「世界プロムエタイ連盟女子世界王者一覧」の記事における「ピン級」の解説
代氏名獲得日喪失日在位日数防衛回数1 ちはる(森川ちはる) 2011年8月28日 2013年6月16日 658 2 2011年6月12日に日本国東京都江東区の「ディファ有明」で行われた「M-1 FAIRTEX ムエタイチャレンジ がんばろうニッポン! RAORAK MUAY vol.2」において、ノーンアーイ・ポーワンパヤナック( タイ)を5R判定3-0 (49-47/49-48/49-48)で下し、WPMF世界ピン級王座決定トーナメントの決勝戦に進出した。同大会ではLittle Tiger( 日本)がミンマッ・シットノムノーイ( タイ)を4R0:28 KO (左ハイキック)で下し、同じく決勝戦に進出した。2011年8月28日、日本国東京都新宿区の「新宿FACE」で行われた「2011藤原祭り~夏の陣~其の壱 」において、Little Tiger(宮内彩香/ 日本)を5R判定3-0(50-48/50-47/49-48)で下し、トーナメントで優勝すると共に空位の王座を獲得。2012年3月25日に日本国東京都江東区の「ディファ有明」で行われた「M-1ムエタイチャレンジ Sutt Yod Muaythai Vol.1 Part.1」において、紅絹(山口紅絹/ 日本)を5R判定0-0(49-49/49-49/50-50)の引分で初防衛に成功。2012年11月11日に日本国東京都江東区の「ディファ有明」で行われた「M-1 Sutt Yod Muaythai vol.4」において、Little Tiger(宮内彩香/ 日本)を5R判定3-0(50-48/49-48/49-48)で下し、2度目の防衛に成功。 暫定 伊藤紗弥 2012年12月4日 2013年12月4日 365 1 タイ王国バンコクにある「ロイヤル・ターフクラブ競馬場」において、ムアンシンチュー・オー・ワンチュード( タイ)を3RTKOで下し、空位の暫定王座を獲得。2013年8月11日、タイ王国バンコクにある「WPMF事務局特設会場」において、挑戦者( タイ)を判定で下し、暫定王座の初防衛に成功。 2 テップサー・ソーテップジャルン 2013年6月16日 2013年9月15日 91 0 日本国東京都江東区の「ディファ有明」で行われた「M-FIGHT SUK WEERASAKRECK Ⅱ Part.1」において、ちはる(森川ちはる/ 日本/王者)を5R判定0-3(50-49/50-48/50-49)で下し、ちはるの王座を獲得。 3 Little Tiger(宮内彩香) 2013年9月15日 2015年9月27日 742 1 日本国東京都江東区の「ディファ有明」で行われた「M-FIGHT SUK WEERASAKRECK III Part.2」において、テップサー・ソーティップジャルン( タイ/WPMF&WMC世界ピン級王者)を5R判定3-0(49-48/49-47/50-47)で下し、テップサーの王座を獲得。2014年9月21日、日本国東京都江東区の「ディファ有明」で行われた「M-FIGHT Suk WEERASAKRECK VII」において、ペッタンヤー・モークルンテープトンブリー( タイ/挑戦者)を4R1:23 TKO(セコンドからのタオル投入)で下し、初防衛に成功。 暫定 ザ・スター・ソー・クリンミー 2013年12月4日 ? ? ? タイ王国バンコクの「サナムルアン(王宮前広場)」で行われた「タイ国王生誕記念キングスカップ2013」において、伊藤紗弥( 日本)を5R判定で下し、伊藤の暫定王座を獲得。 4 伊藤紗弥 2015年9月27日 2016年 ? 1 日本国東京都江東区の「ディファ有明」で行われた「SUK WEERASAKRECK X」 において、Little Tiger(宮内彩香/王者/ 日本)を5R判定3-0(50-47/50-47/50-48)で下し、Little Tigerの王座を獲得。2016年3月21日、日本国東京都江東区の「ディファ有明」で行われた「M-ONE」において、Little Tiger(宮内彩香/挑戦者/ 日本)を5R判定2-0(49-48/49-49/49-48)で下し、初防衛に成功。その後、王座を返上した。 5 Little Tiger(宮内彩香) 2016年9月25日 ? ? ? 日本国東京都江東区の「ディファ有明」で行われた「M-ONE 2016 3rd」において、COMACHI(江口こまち/ 日本/挑戦者)を5R判定3-0(49-48/49−48/50−48)で下し、空位の王座を獲得。 暫定 パヤーフォン・ローンリエンギィラーコラート 2018年2月25日 現行 814 0 日本国大分県別府市の「別府国際コンベンションセンター ビーコンプラザ」で行われた「第3回 KODO -魂動-」において、COMACHI(江口こまち/ 日本/WPMF日本女子同級王者)を5R判定3-0で下し、空位の暫定王座を獲得。 7 田中"暴君"藍 2019年8月11日 現行 282 0 タイ・チョンブリ県パタヤ JF BOXING STADIUM にて行われた「WPMF世界女子ピン級王座決定戦」において、メイジ・ウムカットーンチェンマイジム( タイ)と対戦。ファイタータイプのメイジがガンガン前に出て激しい蹴り合い打ち合いに。頑丈なメイジは田中の攻撃をもらながらも前へ前へと出てくるのめで、そのやり辛さからかラウンドが進毎ごとに田中も消耗。首相撲からヒザに持ち込みたいメイジだが、対策充分な田中が逆に有利な体勢に持ち込みヒザを返す。 互いに一歩も引かず消耗戦となるも判定を制したのは田中。二度目の挑戦にしてWPMF世界王座を獲得した。
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