プロレス業界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 04:36 UTC 版)
「ビヨンド・ザ・マット」の記事における「プロレス業界」の解説
本作を視聴したマクマホンは、WWFのTV放映から本作の広告を一切排斥した。本作の配給を行っていたライオンズ・ゲート・フィルム社はこれが不当な取引制限に当たるとして訴訟を検討した[訳語疑問点]。しかし、WWF広報の説明によれば、同業他社の広告を請け負わないという方針に沿った措置に過ぎない。またブラウスタインは、マクマホンが配下のレスラーに対し本作について公に発言することを禁じたと主張している。ミック・フォーリーも禁じられた一人だったが、本作のプロモートに協力するためブラウスタインとともに『ラリー・キング・ライブ』に出演した。これらの経緯から、本作のキャッチフレーズは「ビンス・マクマホンが隠したかった映画!」となった。 ロディ・パイパーもまた『ラリー・キング・ライブ』に出演し、プロレスビジネスについてブラウスタインと意見を交わした。パイパーは本作を「プロレスを扱ったドキュメンタリーの最高傑作」と呼んだ。さらにまた、ハルク・ホーガンはブラウスタインが次作を撮るなら出演する意思があると表明した。 2011年6月、バリー・ブラウスタインはポッドキャスト『Review a Wai』においてジョン・ポロックと1時間にわたるロングインタビューを行い、ビンス・マクマホンが本作を承認していない問題について語った。ここでブラウスタインが明かしたところによると、本作を視聴して気分を害していたのはビンスよりむしろリンダ・マクマホンであり、その理由はWWFの扱われ方とプロレスの「楽しさ」が描かれていなかったことにあった。そのほか、本作への出演を拒んだスティーブ・オースチンや、撮影クルーにゴミ箱を投げつけた上、その場面を映画に使うように言ってきたアンソニー・デュランテ(ピットブル2号)などのプロレスラーとのトラブルについても語られた。
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