パーツショップ「こんぱそ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/28 22:29 UTC 版)
「パーツのぱ」の記事における「パーツショップ「こんぱそ」」の解説
入輝(いりてる) 「こんぱそ」のアルバイト店員。平凡な青年で、名ばかりの主人公。釣り目が特徴で、アキバ系としてはイケメン。美少女ゲームが大好きだが、生身の女性は苦手。パーツショップの店員としては比較的優秀だが、かなりの確率で貧乏くじを引く。 本楽 睦葉(もとら むつは) 「こんぱそ」のアルバイト店員。入輝の先輩。髪型は栗色のツインテール、一見すると中学生のようだが、タバコが好きな自称20代(実は30代)の成人女性。小学生の頃から「こんぱそ」に通い詰め、当時、1983年発売のPC-6001mkIIで遊んでいた。大掛かりな装置を一人で組み立てる技術力を持つがその大半が役に立たない。過激な性格で、たまに暴走して騒動を起こすことがある。メイドの格好をするのは「もうそういう年齢じゃない」と断固として嫌がるのに、妹キャラを演じ泣き落としでクレームを処理する。雷は怖くないが、オバケとゴキブリが苦手。「パーツライブス」の西福田からは“職業体験中の中学生”だとバカにされ、店長の娘の菜瀬美からは“タバコ臭いオバさん”と言われ激怒したこともある。 天戸 勇(あまど ゆう) 「こんぱそ」のアルバイト店員。髪型は黒いロングストレート。本楽とは対照的にナイスバディな長身の女性。「こんぱそ」の店員の中では最も背が高く、背の高さにコンプレックスを持っている。菜瀬美曰く“暑苦しい”おっぱい。1990年(平成2年)生まれ(未成年という設定)。面接時に体格と名前から男性だと思われていた。所有パソコンはWindows95の入ったPC-9821V12 一太郎モデルと10年以上前の古い機種のため自作パソコン関係に疎く、店員になりたての頃はベアボーンPCを“熊の骨”と勘違いしたりちぐはぐな対応をとることもあった。恥ずかしがり屋なのにアイドル願望が強い。身体に合う衣装がないので赤頭巾のコスプレばかりさせられる。 手木崎(てきざき) 「こんぱそ」にバイヤーとしてヘッドハンティングされてやってきたアフロヘアーが特徴の店員。通称:テッキー。業界の事情に詳しく、数字に強い。基本的には無口で無愛想なので店頭に出ることはほとんどなく、事務所にいることが多い。クールでサバサバした印象だが、感情的な一面や心優しい一面を垣間見せることも。勤務時間中でも暇さえあればいつも携帯ゲームをしているが、遊びながらでも的確に商品の発注をかけられるので、店長からの信頼は厚い。実は大手のライバル店「プラントPC」が「こんぱそ」を乗っ取るために送り込んだスパイであったが、「プラントPC」が標的を「パーツライブス」に変えたために、そのまま切り捨てられ「プラントPC」への復帰の芽が断たれる(事情を知らないプラントPCの元同僚からは裏切者と思われている)。「こんぱそ」の店員になりきる覚悟をした後は、勤務中に店内でゲームをしている描写はない。ゲームの腕前は下手。その後、「こんぱそ」を辞めて、「パーツライブス」の店員となる。 店長(名前は不明) 「こんぱそ」の雇われ店長。髪型は七三分けでメガネのどこにでもいるような中年男性。ぎっくり腰になりやすく周りに迷惑をかけることもある。センスは良くなく、揉め事が起きるとすぐに逃げ出す。行動範囲は秋葉原のみで、ゲームセンターでは“両替おじさん”、漫画喫茶では「デューク13」ばかりを読むので、“デュークおじさん”と呼ばれている。メイド喫茶も大好きで、イベントがあると店を空けることすらあるほど。溺愛している娘の菜瀬美の親権を離婚した元妻・最炉奈に取られ、独り暮らし。元々、同じビルで営業していた「プラントPC」には、特にライバル心を燃やしているがあまりの規模の違いから太刀打ちできなくなったので、矛先が同規模の「パーツライブス」へと向けられる。実際に店長になる以前から、当時の同僚だった本楽の兄に「テンチョー」というあだ名で呼ばれていた。 本楽 春元(もとら はるもと) 睦葉の兄。昔、「こんぱそ」で働いていたことがあり、現店長は当時の同僚。腹黒い性格で、当時のことで未だに店長に怖れられている。店長と同年代だが、妹同様に年齢不詳の若さを保っている。一時期「リスキーオンライン」に販促チームのプロデューサーとして雇われており、「マジカルプリンセスオンライン」の特典アイテムに関する設定でも悪戯心を起こして現場に混乱を起こし、そのまま退職して、後任の佐久間に迷惑をかけた。現在は日本最大の量販店「トヨシマデンキ」に勤めている。 社長(名前は不明) 「こんぱそ」(および「こんぱん」)の経営者で、普段はこんぱそとは別のビルにある社長室にいる。右の頬に傷がある。経営者としてはやり手のようで、店の業績に厳しく店長や手木崎には恐れられているが、本楽に対しては甘く、「睦葉ちゃん」と呼び、タメ口で会話しても嫌がりはしつつも怒らない。 秘書(名前は不明) 「こんぱそ」(および「こんぱん」)の経営者の社長秘書、であるはずだが、社長を「うるさいです」と一喝して謝らせることできる人物。ほぼ無表情。 菜瀬美(なせみ) 『週刊アスキー』秋葉原限定版に掲載のサイドストーリー『パーツのぱ 菜瀬美の風景』に登場。 「こんぱそ」店長の娘。PCパーツについてとても詳しい小学生。父親である店長に甘やかされて育ったため、とてもワガママな性格になってしまっている。社会科の宿題の“会社の仕組み”の観察のためにと称して、毎月「こんぱそ」へ手伝いにやって来たが、その後、両親の離婚で別れて暮らすことになった大好き♥な父親に会うために来ていると白状した。 『イコとナセミのドキドキアドベンチャー』に大学生になった菜瀬美が登場する。
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