GSユアサエナジー
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | ![]() 〒431-0452 静岡県湖西市境宿555番地 |
設立 | 2004年(平成16年)10月1日 (パナソニック ストレージバッテリー株式会社) |
業種 | 電気機器 |
法人番号 | 9080401009896 |
事業内容 | 自動車用鉛蓄電池の開発・生産・販売 |
代表者 | 根津和人(代表取締役社長) |
資本金 | 38億5000万円 |
売上高 |
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営業利益 |
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経常利益 |
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純利益 |
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純資産 |
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総資産 |
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従業員数 | 418名(2013年10月現在) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | 株式会社GSユアサ 85.1% |
外部リンク | www.gs-yuasa.com/gye/ |
株式会社GSユアサエナジー(GS Yuasa Energy Co.,Ltd.)は、自動車用鉛蓄電池のメーカーである。ジーエス・ユアサコーポレーション傘下のGSユアサの子会社。
旧社名はパナソニック ストレージバッテリー株式会社(Panasonic Storage Battery Co., Ltd. )。松下電池工業(現 パナソニック株式会社)の同事業を元に独立した。パナソニック37事業部のひとつであった。
概要
パナソニックグループは戦前から蓄電池製造を手掛けており歴史のある事業であるが、最初から順調に事業化できたわけではない。社内や、買収した電池メーカーは乾電池についてのノウハウを持っていたが鉛蓄電池は経験がなく、当初は大学の研究者から指導を受けるなどしてノウハウを蓄積しながら事業を起こしていった。
グループの電池メーカー、松下電池工業から蓄電池部門が独立した。自動車用蓄電池は生産量の多くがOEM向けであるため、一般に広く知られているわけではないが国内シェアは20%以上。また、EV向け蓄電池も手掛けており、EVのフォークリフトにも採用された[2]。
2016年(平成28年)10月3日付でPSBの株式の大半をGSユアサに売却し、パナソニックグループから離脱した[3]。ただし、パナソニックブランドの自動車用蓄電池(およびそのOEMである出光ZAXIA)は引き続きGSユアサエナジーで製造される。
沿革
- 1935年(昭和10年) - ナショナル蓄電池株式会社を設立。
- 1937年(昭和12年) - 蓄電池辻堂新工場を竣工。自動車用蓄電池を発売。
- 1951年(昭和26年) - 蓄電池取引会NBSC(ナショナルバッテリーセールスチェーン)が発足。
- 1956年(昭和31年) - 松下電器産業株式会社 蓄電池事業部が発足。
- 1967年(昭和42年) - 小形シール鉛蓄電池を開発。
- 1968年(昭和43年) - ナショナルタイ株式会社に蓄電池工場を開設。
- 1975年(昭和50年) - 蓄電池事業部が浜名湖工場を竣工。
- 1976年(昭和51年) - 日本初のカルシウムバッテリーを発売。
- 1979年(昭和54年) - 松下電器産業の電池事業を元に、松下電池工業株式会社を設立。
- 1985年(昭和60年) - 日本初の制御弁式バッテリーを発売。
- 1986年(昭和61年) - 自動車用蓄電池の累計生産数が3千万個に達した。
- 1996年(平成8年) - ナショナルタイ株式会社の電池事業を元に、タイ松下バッテリー株式会社を設立。
- 1997年(平成9年) - 瀋陽松下蓄電池有限公司がシール形鉛蓄電池の本格生産を開始。浜名湖工場で自動車用電池の累計生産数が一億個に達した。
- 2003年(平成15年) - 松下電池工業と新神戸電機が鉛蓄電池事業分野の業務提携で合意。EV電池を事業化。
- 2004年(平成16年) - 松下電池工業の鉛蓄電池事業を元に、パナソニック ストレージバッテリー株式会社を設立。
- 2011年(平成23年) - 出光興産創業100周年記念バッテリー“ZAXIA”を発売(“CAOS”の兄弟モデルで出光ブランド)。
- 2016年(平成28年) - パナソニックが株式の85.1%をGSユアサに売却、現商号に変更。
関連会社
脚注
- ^ a b c d e f 株式会社GSユアサエナジー 第21期決算公告
- ^ パナソニック ストレージバッテリー - EV用制御弁式鉛蓄電池をフォークリフト業界に初納入
- ^ パナソニック株式会社の鉛蓄電池事業譲受に関する株式取得完了のお知らせ
外部リンク
パナソニック ストレージバッテリー
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場
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略称 | PSB |
本社所在地 | ![]() 〒431-0452 静岡県湖西市境宿555番地 |
設立 | 2004年10月1日 |
業種 | 電気機器 |
事業内容 | 自動車用鉛蓄電池の開発・生産・販売 |
代表者 | 清水 信明(代表取締役社長) |
資本金 | 20億円 |
従業員数 | 418名(2013年10月現在) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | パナソニック株式会社(100%) |
外部リンク | http://panasonic.co.jp/ec/psb/ |
パナソニック ストレージバッテリー株式会社(Panasonic Storage Battery Co., Ltd. )は、自動車用鉛蓄電池のメーカー。松下電池工業(現 パナソニック株式会社)の同事業を元に独立した。パナソニック37事業部のひとつ。
概要
パナソニックグループは戦前から蓄電池製造を手掛けており歴史のある事業であるが、最初からスムーズに事業化できたわけではない。社内や、買収した電池メーカーは乾電池についてのノウハウを持っていたが鉛蓄電池は経験がなく、当初は大学の研究者から指導を受けるなどしてノウハウを蓄積しながら事業を立ち上げていった。
グループの電池メーカー、松下電池工業から蓄電池部門が独立。自動車用蓄電池は生産量の多くがOEM向けであるため、一般に広く知られているわけではないが国内シェアは20%以上。また、EV向け蓄電池も手掛けており、EVのフォークリフトにも採用された[1]。
2016年度第1四半期中にPSBの株式のほとんどをGSユアサに売却し、パナソニックグループから離脱することが決まった[2]。
沿革
- 1935年(昭和10年) - ナショナル蓄電池株式会社を設立。
- 1937年(昭和12年) - 蓄電池辻堂新工場を竣工。自動車用蓄電池を発売。
- 1951年(昭和26年) - 蓄電池取引会NBSC(ナショナルバッテリーセールスチェーン)が発足。
- 1956年(昭和31年) - 松下電器産業株式会社 蓄電池事業部が発足。
- 1967年(昭和42年) - 小形シール鉛蓄電池を開発。
- 1968年(昭和43年) - ナショナルタイ株式会社に蓄電池工場を開設。
- 1975年(昭和50年) - 蓄電池事業部が浜名湖工場を竣工。
- 1976年(昭和51年) - 日本初のカルシウムバッテリーを発売。
- 1979年(昭和54年) - 松下電器産業の電池事業を元に、松下電池工業株式会社を設立。
- 1985年(昭和60年) - 日本初の制御弁式バッテリーを発売。
- 1986年(昭和61年) - 自動車用蓄電池の累計生産数が3千万個に達した。
- 1996年(平成8年) - ナショナルタイ株式会社の電池事業を元に、タイ松下バッテリー株式会社を設立。
- 1997年(平成9年) - 瀋陽松下蓄電池有限公司がシール形鉛蓄電池の本格生産を開始。浜名湖工場で自動車用電池の累計生産数が一億個に達した。
- 2003年(平成15年) - 松下電池工業と新神戸電機が鉛蓄電池事業分野の業務提携で合意。EV電池を事業化。
- 2004年(平成16年) - 松下電池工業の鉛蓄電池事業を元に、パナソニック ストレージバッテリー株式会社を設立。
- 2011年(平成23年) - 出光興産創業100周年記念バッテリー"ZAXIA"を発売。("CAOS"の兄弟モデルで出光ブランド。)
関連会社
- パナソニック株式会社
- 朝日乾電池株式会社
- 辻中電化工業株式会社
- パナソニック バッテリーエレクトロード株式会社
- パナソニック バッテリーエンジニアリング株式会社
- パナソニック バッテリータイ株式会社
- パナソニック バッテリー台湾株式会社
- パナソニック ストレージバッテリー瀋陽有限会社
外部リンク
脚注
- ^ パナソニック ストレージバッテリー - EV用制御弁式鉛蓄電池をフォークリフト業界に初納入
- ^ 鉛蓄電池事業の譲渡に関する基本合意についてパナソニックプレスリリース2015年10月29日
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「パナソニック ストレージバッテリー」の例文・使い方・用例・文例
- キャリアコンシェルジュはパナソニックが全額出資している。
- 松下がパナソニックに社名変更へ
- 松下電器産業は先日,社名をパナソニック株式会社に変更することを発表した。
- 国内では,同社のオーディオビジュアル製品は「パナソニック」のブランド名で販売され,家電は「ナショナル」の名で販売されている。
- しかし10月からは,同社のすべての製品が世界的に有名な「パナソニック」ブランドで販売されることになる。
- 大(おお)坪(つぼ)文(ふみ)雄(お)社長は「大きな決断だった。しかし,グローバルエクセレンス(世界的優良企業)をめざすためには,パナソニックブランドに集中する必要があると考えている。」と語った。
- 昨夏にパナソニックから発売された機種は5インチの液晶ディスプレイを装備し,SDメモリーカードに番組を録画できる。
- パナソニックは現在そういったイヤホンを販売しており,日本ビクターは今月末におしゃれなイヤホンの販売を始める予定だ。
- パナソニック,米国で3Dテレビ発売
- パナソニックは先日,3Dテレビの販売を,4月の日本での発売に先駆けて,米国で開始した。
- パナソニックは米国内で3Dホームシアターシステムを販売するため,大手家電量販チェーンのベストバイと提携した。
- 3月10日,パナソニック・コンシューマー・エレクトロニクス・カンパニーの北島嗣(し)郎(ろう)社長がニューヨーク市にあるベストバイの店舗での販売促進イベントに登場した。
- パナソニックはまた,米国の顧客に3D観賞体験をしてもらうため,全米販売促進ツアーも開始した。
- パナソニックの大画面3Dテレビなど,多くのハイテク製品が展示されている。
- パナソニックの広報担当者は「サウジアラビアの消費者は購買力が高い。彼らに日本企業の技術力を見てもらいたい。」と語った。
- Tokai Challengerはパナソニックの太陽電池を搭載していた。
- パナソニックが4Kウェアラブルカメラを発売へ
- パナソニックは,新しいウェアラブルビデオカメラ「HX-A500」の発売を6月12日に開始すると発表した。
- パナソニックは,HX-A500がこのような高画質を持つ世界初の民生用ウェアラブルカメラだと言う。
- パナソニックは月産約4000台を計画している。
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