バルシュタイン城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/17 05:11 UTC 版)
ピリエ・ミストウォーカー(道化) ピエロのような姿をした吸血鬼の少女。ヴォッドに心酔している。 元々はヴォッドに拾われ、配下となっていたが「俺が奪い返しに行くまで待ってろ」と言われたので、離反し子爵の下へ。現在はバルシュタイン城に滞在。 好物はマジパン細工とケーキ。 【能力】高速かつ広範囲の霧化。強力な支配。 【弱点】日光。 ヴァルドレット・アイヴォンホー 通称は「ヴァル」。 複数の吸血鬼から血を与えられメルヒルムによって作られた、スイカの吸血鬼。名前は各吸血鬼の頭文字を取ったもの。その生まれた過程から実に自我(魂)が不安定。自分の本当の姿を見るのも、他人から見られるのもかなり苦手。 元々はヴォッドの配下だったが、事件の流れから離反、現在はバルシュタイン城に滞在。 デフォルトの姿は少年。姿によって性格・一人称が大きく変動するのも特徴。 III巻において、本体のスイカを砕かれ、とっさの本体としてグローワース島と一体化してしまった。 本体がスイカだった際、博士の調査から「無敵」になり得る存在とされた。 好物は水と酸素と日光。島と一体化してもそれは変わらない。 【能力】幻覚(眼のない者・鏡やカメラには無効)。念力。日光がエネルギー源。 【弱点】(気の持ちようで何とかなるらしいが)本体を砕かれると、まともに自分の存在が保てない。 セリム・ヴァージェス 本来は単なる吸血花だが、ある少女と、死刑執行人と触れ合う過程で吸血鬼となる。名はその少女、姓は執行人から取ったもの。少女の分まで生きようと決意した。 人見知りが激しく、初対面の人相手ではかなり縮こまる。 好物は栄養度の高い(血の染みこんだ)土。 【能力】植物の触手など。日光に耐性あり。 【弱点】不明。 テオドシウス・メルヒルム・バルシュタイン(博士) かつてメルヒルムによって作られた吸血鬼。失敗作として放置されるが、後日急激に成長し、その力に取り憑かれ殺戮を繰り返すこととなる。 故に『楽殺者』と呼ばれ、『組織』のブラックリスト上位に名を連ねている。 ルーディを絶望に落とした暫く後、我へ帰る。罪悪感からエルザに断罪を願うが許されてしまう。 紆余曲折の果てに、バルシュタイン城地下で吸血鬼の弱点を研究している。 老人のような口調で喋るが、本来は少年の口調である。城での通称は『博士』、愛称は「テオ」。かなりの美少年。 【能力】体の局所を短時間のみ、しかし超高速で変化させられる。強い再生能力。銀・白木の杭に耐性。 【弱点】不明。 エルザ ルーディの義姉。吸血鬼。とある場所で罪に怯えるテオと日々を暮らしていたが、襲来したテレジアにより殺害される。 教授 巨大な白い棺桶に、本体である白骨が収められている吸血鬼。アニメ声。棺桶にはアーム・キャタピラが附属。さらにその上から大きな白衣を着ている。 エルザの死体にテオが自分の血を与え続けた結果、エルザの骨そのものが吸血鬼化、という実に奇妙なケースで誕生。 そのため彼女の自我がエルザなのかどうかは不明となっている。エルザの記憶は残されていない。テオの助手をしている。 【能力】棺桶のアームが操作できる。 【弱点】どういう訳か、棺桶を開けられると全く動けなくなる。 ゾブ 人狼の老婆。普段着ているぶかぶかの服は、人狼化するとぴったりのサイズになる。人狼化後は、鎧を着たルーディが反応できない程のスピードを誇る。 格闘大会では8位。 【能力】人狼化すると鋭い爪・牙などのほかに、格段に身体能力が上がる。 【弱点】不明。 間宮雅司 吸血鬼。ヴォッドには「手品師」呼ばわりされていた。自分より格下の相手は心中で見下すが、格上なら忠誠を誓うタイプ。元々ヴォッドの部下だったが、離反。現在はレリックに忠誠を誓っている。通称「マジー」。 V巻で吸血鬼の彼女が出来た。 好物は醤油ラーメン。 【能力】身体の一部分の蝙蝠化、および狼化。 【弱点】不明。 メリーナ スキュラ。格闘大会ではトラウゴットと互角の勝負を繰り広げ優勝(トラウゴットの棄権)。一ヶ月間、城主の座についた。地底湖に住んでいるらしい。 レルード 城に住むメイドの一人で、夢魔。 かつて、子爵に負けた事があるらしく、仲があまり良くない。怪力と高い俊敏性を持つ。子爵の無茶な要求で城から出るが、池袋にトラウマを持って帰還する。 チアフルチャーマーフルアーマー1010号 博士の製作した鎧型のロボ。普段は城の地下の鍾乳洞に続く道の番をしている。 格闘大会では8位。 ツァイ キョンシー。格闘大会では8位。 ザ・パズル スケルトン。礼儀正しいイギリス紳士。いつも肋骨のティーセットを仕込んでいる。 青い髪をした人狼 人間で言えば頭髪に当たる部分を青く染めている。フェレットを「お嬢」と呼ぶ。 本名不明でありながら、グローワーズ島での場面ではチョイ役として出番が多い。フェレットの護衛役として動くことが多い。 ニート組 元々はヴォッドの配下だったが、事件の流れから離反、現在はバルシュタイン城に滞在。人数は五、六人から十人を超すとも言われ、本人たちも正確な人数や名前を把握していない。 紅一点である女性の吸血鬼は現在マジーと交際中。 好物は輸血パックやジャンクフード等。
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