ハドソン版とは? わかりやすく解説

ハドソン版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 02:56 UTC 版)

ロードランナー」の記事における「ハドソン版」の解説

日本ではハドソンファミリーコンピュータ用に移植したものが特に知名度が高い。同社の『ナッツ&ミルクとともにファミコン初のサードパーティー製ソフトとして知られている。 またファミコン初のスクロール画面(横)を備えたゲームでもある。オリジナルApple版ではキャラクター半角1カーソル分と非常に小さく1画面にマップ全て表示できていたためスクロールの必要はなかったが、ファミコン版では低年齢層への配慮もありキャラクターサイズを大きくしたため1画面に表示し切れずApple版とは異な画面構成(横28×縦13サイズになったうえ、左右スクロール採用されることとなった1画面に表示しきれないことでパズル性を損ねる懸念もあり、ブローダーバンド社からはNG出たが、当時工藤取締役高橋名人当時はまだ宣伝部移って名人としての活動始める前で、営業部員の頃である)が説得にあたり発売こぎつけたという[要出典]。 1画面分(横14×縦13サイズ)のステージ作れエディットモード搭載されており、ファミリーベーシック用のデータレコーダ使用することでデータ保存することも出来た。『チャンピオンシップロードランナー』の登場以降は、時間差や敵(他機種版では「盗賊」と呼称されているものもあるが、本作では「ロボット」と呼称された)の頭上渡りなどの技を多用する者も多くなり、様々な遊び方ができるため、ゲーム発売何年長く親しまれた。また、ハドソン発売していたカセットテープ付き雑誌『カセットメディア』では、オリジナルステージ投稿募集し、優秀作品を付録カセットテープ収録するという試み行われたレンガ掘った穴が埋まる直前もう一度掘ると透明になる掘った穴の下のはしごからランナー背中を向けて静止している状態で埋まるのを待つとそのレンガすり抜けられるようになるなど様々なバグがあった。また最後金塊を取る前にロボットをある数以上埋めると、その数により最後金塊取った時に様々なフルーツ型のボーナスアイテムが短い時間だけ最後から2番目に取った金塊位置出現するステージセレクト画面でセレクトボタンを押しながらAボタンを押すと、押した回数だけ速くなり、Bボタンだと遅くなるという、いわゆるゲームスピード調整があった(スピード調整説明書記載されていた)。 後発の『チャンピオンシップロードランナー』では上記の裏技の内のステージセレクト画面でセレクトボタンを押しながらAボタンまたはBボタンでの『ゲームスピード調整』以外は全て撤廃されたが、2006年発売されニンテンドーDS版ではこれらの裏技を再現できる設定オプションで可能となっている。 また2006年発売されニンテンドーDS版では先発版でのエディットモード復刻されており、こちらは横28×縦13サイズまでの作成が可能(=横2画サイズ×縦1画サイズ)で、敵の配置数が最大5体までとなっている。掘ったレンガ復旧速度先発版と後発版とで異なっている(先発版は若干速く埋まり後発版では若干遅く埋まる)が、エディット版は全て先発版(=速く埋まる)を基準にしている。 第2弾の『チャンピオンシップロードランナー』はオリジナル同様の画面構成(横28×縦16サイズ)を再現したが、その分今度上下方向にも収まりきらなくなり上下左右スクロールとなった(これに対す救済策として、本作ではポーズ中にスクロールさせて見渡すことができるようになっている)。 本作では全ステージクリアしたプレイヤーに「チャンピオンカード」という認定証が贈られるキャンペーン実施され話題となったPC版でも各メーカー毎に実施されている)。毛利名人は、このキャンペーンの3,000人目認定者となり、同社広告登場したのがきっかけ名人としての活動開始することとなった[要出典]。 このゲーム主人公ランナー君が、かつては悪の手先として働かされていたロボットグラフィックはこのゲーム敵キャラのもの)だったというスピンオフストーリーが、初代『ボンバーマン』である。PCエンジン用に発売された『バトルロードランナー』では、ブラックボンバーマン黒ボン)が敵役として客演している。 また1991年平成3年10月4日には、当時ハドソン創立20周年記念してこのファミコン版再版された。その際広告にはお笑い芸人ダウンタウン起用されていた。なお松本人志は大阪時代アイレムアーケード版頻繁にプレイしていたという。 日本での累計出荷本数は110本。

※この「ハドソン版」の解説は、「ロードランナー」の解説の一部です。
「ハドソン版」を含む「ロードランナー」の記事については、「ロードランナー」の概要を参照ください。

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