タイムシェアリング‐システムとは? わかりやすく解説

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タイムシェアリング‐システム【time-sharing system】

読み方:たいむしぇありんぐしすてむ

1台の大型コンピューター端末装置などから同時に複数の人が利用するシステムコンピューターは各端末からの命令細かく分けて処理する時分割方式TSS


タイムシェアリングシステム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/09 08:58 UTC 版)

タイムシェアリングシステム (Time Sharing System, TSS) は、1台のコンピュータを複数のユーザが同時に利用するためのシステムである。主にメインフレームのリソースを効率良く使うために利用される。タイムシェアリングは、CPU時間を割り当てる一つの手法であり、典型的には対話的処理環境でCPUを時分割利用することで、利用者に対し素早い応答性を提供する[1]


  1. ^ Donovan, John J. (1972). Systems Programming. p. 9. ISBN 0-07-085175-1 
  2. ^ 日本では期待されたほどではなかった、とされることがあり、「日本を風びしなかったTSS」という雑誌記事がある。
  3. ^ 野田, 克彦「TSS総論」『Business communication』第6巻第3号、1969年、22-26頁。 
  4. ^ 「V 通信回線開放までの足どり」『コンピュートピア』第5巻第56号、1971年、184-191頁。 
  5. ^ 編集部「タイムシェアリング・サービスの展望」『Business communication』第18巻第10号、1981年、65-68頁。 
  6. ^ 1965年の秋にあった、1965 Fall Joint Computer Conference のようである。
  7. ^ 高橋, 延匡、土居, 範久、益田, 隆司「第4章§4」『オペレーティング・システムの機能と構成』岩波書店、1984年。ISBN 9784000101660 
  8. ^ 和田, 英一 (1999年6月19日). “Know Thyself”. www.iijlab.net. 2023年10月29日閲覧。
  9. ^ MONITOR II-コンピュータ博物館”. museum.ipsj.or.jp. 2023年2月23日閲覧。
  10. ^ MONITOR V-コンピュータ博物館”. museum.ipsj.or.jp. 2023年2月23日閲覧。
  11. ^ 田中, 穂積、黒川, 利明、太田, 耕三、古川, 康一、岡田, 久雄『渕一博 その人とコンピュータサイエンス』近代科学社、2010年、14-16頁。ISBN 4764903652 
  12. ^ 臼井, 健治「人物登場 人工知能の研究にむけて--淵一博氏」『コンピュートピア』第15巻第174号、1981年、107頁。 


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タイムシェアリングシステム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 01:59 UTC 版)

銀の弾などない」の記事における「タイムシェアリングシステム」の解説

タイムシェアリングシステムより古いバッチ処理環境では、ターンアラウンドが遅いため、プログラマ思考中断させられてしまい、また時間コストかかってしまっていた。しかし、タイムシェアリングシステムの登場により、プログラマは、早いレスポンス環境作業ができるようになった

※この「タイムシェアリングシステム」の解説は、「銀の弾などない」の解説の一部です。
「タイムシェアリングシステム」を含む「銀の弾などない」の記事については、「銀の弾などない」の概要を参照ください。

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