セットの変遷
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萩本・谷&タモリ時代 上部に丸みを帯びた長方形の連なった模様の飾りが配置され、中央部にタイトルロゴがある(時期により金色の日本地図も併設されていた)。また、飾りの中には黄色(谷&タモリ時代は水色)のパネルが埋め込まれ、このパネルには提供スポンサー名が印刷されていた。長方形の飾りの外側には丸みを帯びた左右対称のL型の板があり、双方に日本テレビ音楽学院(現・日テレ学院)のマークが飾られていた(谷&タモリ時代はマークが変更、バックが銀色で竪琴と獅子が青系となった)。飾りの下には大階段があり、挑戦者がイントロと共にスタンドマイクの前に駆け下りてくる。階段の両脇には萩本時代は大きな手摺りと造花が飾られていたが、谷&タモリ時代には撤去された。ビッグバンドの配列は、階段の右半分は右からグランドピアノ(下段)・女性コーラス(上段)→ギター系(下段)・女性コーラスの待機場所→アコーディオン(横森良造)→チューブラーベル(上段、コーラスの待機場所とアコーディオンは1978年からシンセサイザー用のスペースになる)。1979年 - 80年にはギター系の下に電気ピアノが入ることもあった。左半分はドラムス→ブラスで、指揮者は左半分側にいた。また、1970年代後半にはドラムスの下にラテンパーカッションが入った(配列は後楽園ホールでの収録の場合を基準にしている。地方の公会堂では配列が逆になっていた)。舞台の上手(右側)には、番組出身者の写真が飾られていた。ちなみに、野外での収録(前述のハワイ大会や沖縄海洋博等)の際には階段とビッグバンドのない簡素なセットになり、バンドは別の場所で演奏していた。挑戦者5人時代、舞台下手にある電光掲示板の上部には、左側はタイトルロゴ(両代共通)、右側は萩本時代は放送回数、谷&タモリ時代は収録場所のある都市名(たとえば後楽園ホールなら「東京」)が掲げられていた。電光掲示板のあるセットは、決戦大会時にはボードが伏せられ、挑戦者の番号とネームプレートとパトライトのある透明な(時期により色付き)ボックスとパイプ椅子が撤去された。ボードは、7人時には上段から「第」「xx」「回」「決」「戦」「大」「会」、5人時には「第xx回」「決」「戦」「大」「会」と記されていた。 坂本時代 ビッグバンドは中央から左寄りのピット内に収められ、右側に階段がある。バンドの配列は、中央側がグランドピアノ→ドラムス(下段)・シンセサイザー→ギター系(中段)・ラテンパーカッション→女性コーラス(上段)、左側はブラスで、その手前に指揮者がいた。下手・上手と階段上部にはカーテン付きの衝立(階段上部はやや大型。上手には提供スポンサー名が掲げられている)。背景は通常は青系である。 きよし単独時代 ビッグバンドは坂本時代と同様にピット内に収められているが、萩本・谷&タモリ時代のものと似ている。バンドの配列は、階段の右半分は右からグランドピアノ→シンセサイザー(下段)・ギター系(中段)・女性コーラス→ラテンパーカッション(上段)、左半分はドラムスとブラスで、その手前に指揮者。下手・上手にはカーテン付きの衝立。その上に提供スポンサー名が掲げられている。背景は通常は青系であるが、結果発表の時に巨大なパネルが登場する(決戦大会時にはセットの一部になり、結果を見て「合格」なら星型のランプが点滅する)。また、背景を隠すため、タイトルロゴが印刷された左右両開きのスライド式の板もある。 やすきよ時代 中央の階段がなくなり、オーケストラピットが中央に集中し、その代わりに左右に階段が設けられた。また、『スター誕生!』のロゴの星の部分に電飾が埋められた。提供スポンサーは前期は1社ずつ両方のL型の板にパネルで張られ、後期は右側に集約されていた。 審査員席 萩本時代の7人時の途中までと坂本時代、きよし単独時代の放送時間短縮後は客席の最前列で(特設のテーブルがあった)、それ以外は舞台の上手にて審査していた。 ちなみに(どの司会者の時代の話かは不明だが)、『スタ誕』出身者がデビューする時は、本人の芸名とデビュー曲のタイトルを大きな文字(一文字数十cmほどの大きさ)で作ったセットが客席に組まれ、その前で歌うのがお約束だった。
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セットの変遷
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「クイズタイムショック」の記事における「セットの変遷」の解説
企画段階で「どのようにテレビの画面で(スリルとスピードを)どう効果的に出せばいいか」と試行錯誤の末に「めんどうだね、時計の中に人間(挑戦者)を押し込んじまったら」とふともらしたスタッフのつぶやきがヒントとなり、番組のシンボルである「時計台」と「解答席」が誕生したと言われる。
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