ドラムセットの変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 12:29 UTC 版)
「yukihiro」の記事における「ドラムセットの変遷」の解説
DIE IN CRIES時代も基本的な配置は上記に似ているが、今よりもさらに点数が多いセッティングだった。タム類は基本のフロアタム以外は、キャノンタム2つ、ロートタム5つで構成されていた。また、ライドシンバルやクラッシュシンバルは使用せず、チャイナシンバル9枚、スプラッシュシンバル3枚、ハイハット4枚、さらにロートタムのスポークをシンバル代わりに使用するなど、現在にも況して特異なドラムセットであった。その点数の多さから、当時のローディーに「お願いですからスタンドではなく、ラックにして下さい」と泣いて懇願されたという逸話まで残っている。ちなみに、DIE IN CRIES時代に導入していなかったライドシンバルやクラッシュシンバルを後に組み込んだのは、1995年にバンドが解散し、生活の為あらゆるミュージシャンのサポートドラマーをするようになったことがきっかけだという。 2011年頃までは前述の構成でアークティックホワイトのセットを使用。ハイハットは左側のメイン用もリモートハットが使用されていた。前方には18インチのチャイナが2枚左右対称に高くセッティングされていたが、セット左側に1枚だけだった時期もある。2012年以降はマットブラックのセットになり、アークティックホワイトのセットは、ライヴのサブステージ等でメインのセットとほぼ同じセッティングで使用されている。2015年頃からは、ワンバスベースのセットを使用。全体の高さが以前より低くなり、スネアには初めてピッコロスネア以外の5インチのHybrid Exotiを導入。ロートタムは6・8インチの2つになった。高く聳えるチャイナシンバルは無くなり、17インチのホーリーチャイナを2枚導入。ワンバスになったことでツインペダルになった。 2018年に開催されたライヴ「L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2018 L'ArChristmas」では、再びツーバスのセットになった。配置はツーバスセット時代とほぼ同様だが、シンバル等の高さはワンバスセットに近い。スネアはウルトラキャストでフリーフローティングシステムを取り入れたピッコロスネアを使用。前方中央に17インチのホーリーチャイナ1枚が高く設置され、Hybrid Exoticはサブスネアとして取り入れられた。
※この「ドラムセットの変遷」の解説は、「yukihiro」の解説の一部です。
「ドラムセットの変遷」を含む「yukihiro」の記事については、「yukihiro」の概要を参照ください。
- ドラムセットの変遷のページへのリンク