シンケンジャーの親族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:03 UTC 版)
「侍戦隊シンケンジャーの登場人物」の記事における「シンケンジャーの親族」の解説
志葉家 代々シンケンレッドとして侍を率いて外道衆との戦いの矢面に立ってきた一族。特に強いモヂカラを持つ。十八代目当主の薫が血祭ドウコクに敗れたことにより、外道衆との決戦のため、志葉家の血統ではない影武者だった丈瑠が薫の養子となり十九代目当主を務めている。 第四十八幕では、代々の当主の名が記された家系図が登場している。志葉 雅貴(しば まさき) 演 - 松風雅也 薫の父であり、志葉家十七代目当主。薫が産まれる前に亡くなっているが彼女は「父上」と呼び、尊敬している。 かつてはシンケンレッドとして先代シンケンジャーを率いて外道衆と戦っていたが、外道衆によって攻め込まれた際に瀕死の重傷を負わされた後「封印の文字」を使ってドウコクを封印し絶命した。ただし、彼が使った封印の文字は不完全であったため 生前は次代の当主にその完成を託そうとしていた。しかし、次代の当主(薫)が産まれる直前だったため、次代の当主による封印の文字が完成するまでは影武者を立てることを選び最期の戦いに赴いた。 薫の母 演 - 桑原美帆 雅貴の妻。本編にはわずかながら登場したが名前などは不明。先代の戦いの時点では子(薫)を妊娠していて出産間近であり、丹波に連れられて密かに脱出し人里離れた場所で薫を出産した。その後は不明。 志葉 烈堂(しば れつどう) 演 - 合田雅吏 第二十三幕に登場。初代志葉家当主。詳細は『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』の項目を参照。 池波家 代々シンケンブルーを輩出する一族で、同時に歌舞伎役者の家系でもある。清浄之谷にある神聖な泉を代々守っている。本編には流ノ介の父のみ登場。池波 流三郎(いけなみ りゅうざぶろう) 演 - 加門良 第一幕に登場。流ノ介の父であり、歌舞伎における流ノ介の師匠。流ノ介には幼いころより礼儀作法や家臣としての忠誠心などを教え込んでいる。 外道衆の勢いが増す中、家臣が殿様(=丈瑠)の元に招集される日が近いことを悟り、流ノ介に水のエンブレムを託す。 白石家 第三十四幕に登場。シンケンピンクを輩出する一族で、茉子の実家。第二幕でシルエットのみ登場した江戸時代のころのシンケンピンクも女性であり、茉子の母親である響子は先代のシンケンピンクだった。ただし実家にいるのは茉子の祖母で、両親は仕事の関係でハワイに在住しており、茉子も両親には数回しか会っていない。白石 響子(しらいし きょうこ) 演 - 伊藤かずえ 茉子の母親。先代のシンケンピンクであったが、ドウコク封印の際の戦いで負傷して戦線を離れ、心身ともに受けた深刻なダメージで一生車椅子での生活を余儀なくされ、衛とともにハワイに移住。当時5歳だった茉子も連れて行こうとしたが、母親(茉子の祖母)が「茉子を侍にさせる」と強硬に反発して引き離したため、断腸の思いで母親の元に茉子を預ける。第三十四幕での再会で茉子とのわだかまりが消えた後、衛とともにハワイに戻る。 白石 衛(しらいし まもる) 演 - 冨家規政 茉子の父親。婿養子であるため、侍ではない。一見飄々としているが、彼なりに娘思いではある。仕事のために妻である響子とともにハワイに在住している。茉子に侍を辞めさせてハワイで一緒に暮らすために連れ戻しに来たが、その唐突ぶりが逆に茉子の反発を招いてしまう。茉子たちが外道衆との戦闘中にもかかわらず、茉子を連れ戻すことだけに躍起になってしまうが、娘の決意と戦いぶりに潔く身を引く。空港での別れの際、響子と茉子を引き合わせた後、響子を連れてハワイに戻る。 谷家 シンケングリーンを輩出する一族で千明の実家。千明の母親は千明が幼いころに亡くなっている。本編には千明の父のみ登場。谷 蔵人(たに くらんど) 演 - 菊池健一郎 第二十一幕に登場。千明の父。一見すると自由奔放でいい加減な性格のようだが鋭い観察力を持つ。また、剣技の実力は依然として衰えておらず、その腕前は茉子が目を見張るほどである。千明にはあまり厳しく侍の教育を施さず、比較的自由に育てている。また、千明には「お前の時代に外道衆の復活はない」と告げていた。好物は息子と同じくパンケーキ。 花織家 シンケンイエローを輩出する一族で、ことはの実家。第二幕でシルエットのみ登場した江戸時代のころの代のイエローも白石家と同じく女性であった。現在は京都の山村に在住し、家業で竹細工作りをしている。本編にはことはの姉のみ登場。花織 みつば(はなおり みつば) 演 - 重廣礼香 第六、四十一幕に登場。ことはの姉。本来は彼女がシンケンイエローを継ぐ身であったが、生まれつき病弱で多少の行動でも倒れて床に臥すことが多いため、代わりに妹のことはが継ぐことになる。非常に優しい性格で、幼くしてイエローを継いだ妹のことを自分の身体以上に心配している。ことはに笛や侍としての心構えを教える。 梅盛家 源太の実家で、かつて志葉邸の近所で寿司屋を営んでいた。侍の家系ではなく、両親ともに一般人。本編では存在のみ確認される。源太の父 寿司屋を営んでいたが源太が幼いころに店が潰れてしまい、一家全員で夜逃げしていた。その後、源太に「ゴールド寿司」の看板を継がせる。 『帰ってきた』で源太が語ったところによると、かつて銀志郎率いる「シルバー寿司」との寿司対決に敗れ、それが元で廃業に追い込まれてしまったとのこと。 丈瑠の実家 劇中には父親のみが登場。両親の身元や丈瑠の母の行方、一家の苗字などは不明。侍の家系ではないが、天幻寺には丈瑠の家の墓がある。丈瑠の父 演 - 津田寛治 序盤の回想シーンでは志葉家の十七代目当主であるかのように思わせる描写であったが、実際には侍ではなかった。先代の戦いで外道衆の強襲を受けた際に傷を負い、幼い丈瑠に火のエンブレム(獅子折神)を託して絶命している。丈瑠には以前より「お前がシンケンレッドだ」「落ちずに飛び続けろ」と言い残しており、その言葉が影武者として戦う丈瑠の支えとなっていた。 息子を影武者として彦馬に預けており、彼とは少なくとも旧知の中であった様子。本編では志葉家との関係については詳細は明かされていなかったが、『海賊戦隊ゴーカイジャー』公式サイトでの解説によると、彼もまた志葉家の家臣であったとのこと。
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