サキが接近する男たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 08:37 UTC 版)
「サキ (テレビドラマ)」の記事における「サキが接近する男たち」の解説
新田隼人(にった はやと)〈26〉 演 - 三浦翔平(少年期:横山賢太郎) 1987年生まれ。アドバンス・プレス「週刊SPICE」記者。気さくな性格。7年前に父親・正彦(演:加門良)、6年前に母親・明美(演:朝加真由美)と死別して以来、1人暮らしで生き別れた姉を捜している。スポットならびに本編のナレーションも担当。 サキとは実の姉弟。両親がサキを捨ててから数年後に工場を立て直してサキを探していたが、会うことができなかった。自身はサキがいなくなってから生まれたため、姉の存在は明美の葬儀の席で知った。また、バイト先で連絡を受け、明美が運ばれた病院に駆けつけた際、サキとすれ違ったが、全く気付かなかった。直美たちと真相を追う中で、幼少期に明美からもらった腎臓を移植手術したことにより、心室中隔欠損症の持病があった母親の死期を早めたことと、自分が5人目のターゲットだと気づく。 中川肇 (なかがわ はじめ)〈31〉 演 - 姜暢雄 1982年生まれ。ITゲート社長。サキが以前勤務していた東部第二総合病院の元患者。退院後、偶然サキと再会してから、ストーカー行為を行っていた。最期はサキとの出会いに感謝しながら、ビルの屋上から投身自殺する。自分勝手で強引な性格だったが、入院を境に人が変わったように、本当の幸せを考えはじめ、婚約者の梨沙に好きな人が出来たと一方的に別れを告げる。 2007年2月28日、契約先の企業回りの途中、パソコンを見ながら横断歩道を渡った時に老人とぶつかって口論となり、明美を乗せた救急車の通行を妨害したため、1人目のターゲットにされる。 本田典史(ほんだ のりふみ)〈32〉 演 - 岡田義徳 1981年生まれ。日整空調管理空調整備員。実家で両親と同居している。職場では陰気な性格と手際の悪さから花岡たちに疎まれ、パワーハラスメントを受けている。サキに励まされて自信を取り戻し仕事に励んできたが、自分がリストラ対象者で、代わりはいくらでもいると言われたことに逆上し、花岡をモンキーレンチで殴打し逃走後、逮捕される。岩城の取材によると、中学・高校時代は存在感がなく、親しい友人もいなかった。 2007年2月28日、空調修理の現場に自転車で向かっていたが、ヘッドホンをつけていたことにより、明美を乗せた救急車からの再三の注意が聞こえず、通行を妨害したため、3人目のターゲットにされる。 5人のターゲットの中で、家庭崩壊が目的だった須藤を除けば唯一生存しており、その方法も「ひたすら相手を肯定して自信をつけさせ、憎い上司を痛め付け最終的には出頭させる」という、本田にとっては感謝しかない行動であり、他とは一線を画している。 野村康介(のむら こうすけ)〈39〉 演 - 萩原聖人(大学生時代:上野直人) 1973年11月生まれ。浦ヶ浜法律事務所弁護士。公明正大な性格から人望も厚い。独身を通し浮いた噂がないことから、同僚からは同性愛者だと噂されている。両親の死後、祐樹の親代わりとなってきた。実の妹にずっと恋心を寄せていたが、サキの企みで暴かれた末、旅行先の伊豆で崖の上から投身自殺する。 2007年2月28日、自宅で仕事をした後で祐樹の結婚式に向かう途中、祐樹に式に遅れると電話をかけるために車を停車させたことにより、明美を乗せた救急車の通行を妨害したため、2人目のターゲットにされる。 須藤和繁(すどう かずしげ)〈23〉 演 - 庄野崎謙 1989年生まれ。サキが通うようになったワインショップ店員。須藤の息子で実家暮らし。 サキに好意を抱く中で、父親が理事長を務める病院の看護師だと知り、自宅に招待する。風邪をひいたサキから見舞いを断られた日、サキのマンションに立ち寄った直後に父親が出てくるところを目撃、さらに、サキから須藤が息子の相手としてではなく、一人の女性として見ていたことや、息子と別れてほしいと言われたことを聞かされて、父親を憎んで家を出る。その後、サキにやり直そうと告げるが、「ただのバカなのよ」と指輪を返され、彼女に捨てられる。 2007年2月28日、友人と万引きをして自転車で逃走中に階段から転げ落ち、頭を打って意識不明の状態で港南総合病院に運ばれ、検査入院した。右腕にはその時の傷跡が残っている。 須藤繁之(すどう しげゆき) 演 - 高嶋政伸 港南総合病院理事長。面倒見が良く家族思い。恵との再婚前に、年上の女性との離婚歴がある。高血圧症。里香が中庭に置いていった広太のおもちゃの飛行機を拾う。患者の父親と勘違いしたサキに声を掛けられ、その後もサキの夢の中に出てきたと彼女から話を聞かされたことでサキが気になる存在になっていく。本編開始当初は口ひげを生やしていたが、サキから自身の夢の中に出てきた須藤には口ひげがなく、生き生きとしていて、とても素敵だったと言われ、和繁がサキを初めて自宅へ招いた日に口ひげを剃った。サキの企みでジャケットのポケットに入れられたイヤリングを見つけた恵に追及され、サキの見舞いでマンションから出てくるところを和繁に目撃させ、家庭崩壊を招かせる。愛想を尽かした妻と息子が家を出て行ったことで自暴自棄になり、自宅に火をつけたが、サキのターゲットだと気づき、駆けつけた隼人に助けられる。サキがターゲットにした(隼人を除く)4人の男の中で唯一、彼女に陥れられていることに気づいた。 2007年2月28日、明美の受け入れが予定されていた港南総合病院に強引に院長の権限を使って、和繁を搬送させたため、4人目のターゲットにされる。
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