キャラクターの歴史
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「ユキオ (マーベル・コミック)」の記事における「キャラクターの歴史」の解説
X-メンとユキオとの最初の出会いは、ウルヴァリンが彼のガールフレンドであるマリコ・ヤシダの父であるシンゲン・ヤシダとと闘っている時だった。当時、ユキオはシンゲンの下で働いており、ウルヴァリンを殺すことが彼女の任務の一つだった。しかし、ユキオはウルヴァリンに恋心を抱き、シンゲンの失脚に協力することになる。 その後、ウルヴァリンはマリコとの結婚式のためにチームを日本に招待し、その後、ユキオも参加した。バイパーとシルバー・サムライは、ローガンが主催したディナーでX-メンを毒殺した。毒の味がしたローガンはオロロに警告し、飲む前に彼女の手からカップを奪った。ストーム、ウルヴァリン、ローグ(ほとんど影響を受けなかった)、ユキオは、異母姉のマリコを暗殺しようとするヴァイパーとシルバーサムライの計画を阻止するために、彼の後を追った。ユキオはマリコになりすましておとりになり、彼らを遠ざけた。バイパーとシルバー・サムライとの戦いの中で、ストームは自分の力がコントロールできなくなり、命の危険にさらされていた。ユキオがストームを海海に落としたことで、2人はシルバー・サムライから逃れることができた(実際にはこの出来事は、当時X-メンへの復讐活動を行っていたミュータントのヴィラン、マスターマインドによって引き起こされ、影響を受けていた。また、ウルヴァリンとマリコの結婚式が中止になったのもマスターマインドの仕業である)。ストームは、ユキオの「狂気」と「生への渇望」と呼ばれるものに触発され、イメージを一変させ、モヒカンの髪型、スタッズのついた襟、黒い革の服という新しいスタイルを採用した。 その後、ユキオはウルヴァリンと再会し、彼が忍者のマスターであるオグンと戦うのを助けた。彼女はX-メンのガンビットとライバル関係にあった。2人とも泥棒なので、同じものを盗もうとすることが多かった。ユキオは、自分が犯した罪をガンビットに着せたこともある。ユキオはまた、プロフェッサーXの人間とミュータントの秘密情報ネットワークであるミュータント・アンダーグラウンド(ケーブルのアンダーグラウンドとは別物)の一員でもある。 マリコ・ヤシダの死後、ウルヴァリンは自分の養女であるアミコ・コバヤシを里親に送った。後になって、その新しい里親が虐待をしていて、金にしか興味がないことがわかった。ウルヴァリンはアミコを里親から取り上げ、ユキオに育ててもらうことにした。この非公式な養子縁組は、今やウルヴァリンの同盟者であるシルバー・サムライの保護下にあった。ユキオはアミコに武術を教え、自分でも驚くほど母親としての新しい役割を楽しんでいた。セイバートゥースがウルヴァリンの友人や家族を狙ったとき、彼はオメガ・レッドとレディ・デスストライクを雇ってアミコを誘拐した。ユキオは2人と戦ったが、圧倒されて重傷を負い、彼女を車椅子に乗せたままにした。ウルヴァリンに殺してくれと頼んだが、ウルヴァリンはそれを拒否し、直後にアミコを救った。再登場したユキオは、以前の怪我から完全に回復していた。ストームと再び手を組み、ミュータントのファイトクラブ「アリーナ」に参入した。結局、ユキオ、ストーム、カリストの3人でアリーナを占拠した。 その後、ユキオとアミコは、マルドゥック・キュリオスの命令でヘルベリン(愛する人を殺すためにウルヴァリンの体を乗っ取った悪魔のような存在)に襲われた。偽物のウルヴァリンの行動に戸惑ったユキオは重傷を負ったが、学校から戻ってきたアミコが間一髪でヘルヴァリンから2人を救った。ウルヴァリンがハンドとヤクザの抗争を止めるために日本に戻ったとき、ユキオはヘルヴァリンの攻撃により再び車椅子に乗っている姿が映し出された。 「All-New, All-Different Marvel」イベントの一環として、大阪で違法なナイトクラブを経営するユキオは、ウォーマシンの訪問を受け、テクノロジーを駆使したニンジャについて尋ねられる。ユキオは、商売を続けていくためには何も言えないと言う。アベンジャーズに襲撃されると脅されたユキオは、タキシードを着たかなり大柄で筋肉質な男をウォーマシンに紹介し、2人の女性を連れて車に乗り込みナイトクラブを後にする。
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キャラクターの歴史
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「シャロン・カーター」の記事における「キャラクターの歴史」の解説
バージニア州リッチモンドで生まれる。父はハリソン、母はアマンダである。彼女は第二次世界大戦時にレジスタンス運動をしていたという叔母(ペギー・カーター)の話を聞いて育った。大戦時にペギーはキャプテン・アメリカを名乗っていた愛国的ヒーローであるスティーブ・ロジャースと共に活動し、二人はやがて恋に落ちたが、大戦終了直前に離ればなれとなり、ロジャースは北大西洋で氷漬けとなった。 叔母の話に奮い立たされたシャロンは国際安全保障政府機関であるS.H.I.E.L.D.に入り、「エージェント13」というコードネームを与えられた。そのときまでにはロジャースは復活しており、シャロンが初期の任務中にバトロック(英語版)の攻撃を受けた際、彼女を援護した。ロジャースはかつての恋人と酷似したその姿に否が応でも気付いたが、二人が接近することはなかった。しかしながらA.I.M.、ヒドラ、レッドスカルなどを相手とする幾多の任務でも二人は共闘した。 結局時がたつにつれ、シャロンとロジャースは恋に落ちた。しかしながら危険な任務の多いシャロンのその関係に影響を与えることとなり、ロジャースはシャロンにS.H.I.E.L.D.エージェントとしての人生を諦めて欲しいと思うようになった。 結局、シャロンはロジャースを故郷に連れて行き、そして彼もはるかに年取ったペギーと復縁した。ペギーはS.H.I.E.L.D.に加わり、後にアベンジャーズのサポートクルーのひとりを勤めるようになった。 シャロンはS.H.I.E.L.D.とニューヨーク市警察の連絡係を務めている間、白人至上主義者のテロ組織であるナショナル・ドース(英語版)を調査、潜入していた。ナショナル・フォースがハーレムで犯罪者との抗争を繰り広げ、州兵が事態収拾のために送り込まれた。シャロンは向精神ガスにより味方を攻撃し、そして自殺に追い込まれた。ロジャースはビデオで一部始終を見ていたが、実際にはこの死は偽装されたものであり、キャプテン・アメリカにはこの真相は知らされなかった。
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