arbitary
別表記:アービトラリー
「arbitrary」の意味・「arbitrary」とは
「arbitrary」は英語の形容詞であり、日本語では「任意の」「恣意的な」などと訳される。特に、ルールや基準に基づかず、個人の意志や判断によって決定されることを指す。例えば、「arbitrary decision」は、一定の基準やルールに基づかない、個人の裁量による決定を指す。「arbitrary」の発音・読み方
「arbitrary」の発音は、IPA表記では /ˈɑːrbɪtreri/ となる。IPAのカタカナ読みでは「アービトラリー」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「アービトラリー」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「arbitrary」の定義を英語で解説
「Arbitrary」 is an adjective in English that means based on random choice or personal whim, rather than any reason or system. For instance, an "arbitrary decision" refers to a decision made not by a certain standard or rule, but at the discretion of an individual.「arbitrary」の類語
「arbitrary」の類語としては、「random」、「capricious」、「whimsical」などがある。「random」は「無作為の」、「capricious」は「気まぐれな」、「whimsical」は「風変わりな」といった意味合いを持つ。「arbitrary」に関連する用語・表現
「arbitrary」に関連する用語や表現としては、「arbitrary decision」(任意の決定)、「arbitrary rule」(恣意的な規則)、「arbitrary power」(恣意的な権力)などがある。これらはすべて、「arbitrary」の持つ「任意性」や「恣意性」を強調する表現である。「arbitrary」の例文
以下に、「arbitrary」を用いた例文を10例示す。 1. English: The judge's decision seemed arbitrary. (日本語訳:裁判官の決定は任意的に見えた。) 2. English: The company has been making arbitrary decisions without consulting the employees. (日本語訳:その会社は従業員と相談せずに任意の決定をしていた。) 3. English: The arbitrary nature of the rules made them difficult to follow. (日本語訳:規則の任意性がそれらを追うのを難しくした。) 4. English: The government was accused of exercising arbitrary power. (日本語訳:政府は恣意的な権力を行使していると非難された。) 5. English: The arbitrary division of the territory caused conflicts. (日本語訳:領土の任意的な分割は対立を引き起こした。) 6. English: The arbitrary nature of the test made it unfair. (日本語訳:テストの任意性がそれを不公平にした。) 7. English: The arbitrary rules made it difficult for newcomers to adapt. (日本語訳:恣意的な規則が新参者の適応を困難にした。) 8. English: The company was criticized for its arbitrary pricing. (日本語訳:その会社は任意的な価格設定で批判された。) 9. English: The arbitrary allocation of resources led to inefficiency. (日本語訳:資源の任意的な割り当ては非効率を引き起こした。) 10. English: The arbitrary nature of the punishment was seen as unjust. (日本語訳:罰の任意性は不公正と見なされた。)arbitrary
別表記:アービトラリー、アービトゥラリー
「arbitrary」とは、任意の・恣意的な・自分勝手な・独断的なということを意味する英語表現である。「気まぐれ」「身勝手」といったニュアンスを含む単語である。
ただし「arbitrary」は、「気まぐれに選ぶ」「自分勝手に選ぶ」という(「恣意的」に近い)ニュアンスも多分に含む。「周囲の意見を聞かずに決める」「独断する」という意味で用いられることもある。そのため、公的な文書などで「任意の」という意味のつもりで「arbitrary」と表現すると語弊を招く場合がある。
日本語では「アービトラリー」のように表記されることが多い。「arbitrary」と「arbitrarily」の違い
「arbitrary」と「arbitrarily」は形が似ているが、それぞれ形容詞と副詞という違いがある。「arbitrary」は、何らかの名詞にかかる形で使用するのが基本だが、「arbitrarily」は、「任意の」「勝手に」「独断的に」といった意味で、単独で使える。
「arbitrary unit」は、技術者個人や小規模なチームが行う研究において、独自で決められることも珍しくない。また、明確な数値が重要視されず、相対的な評価だけを行う際にも、「arbitrary unit」が用いられる。
「arbitrary」とは、任意の・恣意的な・自分勝手な・独断的なということを意味する英語表現である。「気まぐれ」「身勝手」といったニュアンスを含む単語である。
「arbitrary」とは・「arbitrary」の意味
「arbitrary」は、数ある選択肢の中から無作為に選ぶ、個人が自らの意思で選ぶといった意味の言葉である。「任意の」と訳される場合が多い。ただし「arbitrary」は、「気まぐれに選ぶ」「自分勝手に選ぶ」という(「恣意的」に近い)ニュアンスも多分に含む。「周囲の意見を聞かずに決める」「独断する」という意味で用いられることもある。そのため、公的な文書などで「任意の」という意味のつもりで「arbitrary」と表現すると語弊を招く場合がある。
「arbitrary」の発音・読み方
「arbitrary」はアメリカ英語では /ɑrbətrɛri/、イギリス英語では /ɑːbɪtrəri/ のように発音される。英語の発音は「アービチュルァリィ」のような塩梅である。日本語では「アービトラリー」のように表記されることが多い。
「arbitrary」の語源・由来
「arbitrary」の語源となっているのは、「不確実」という意味のラテン語「arbitrārius」である。それが中期英語の「arbitrarie」となり、最終的に「arbitrary」となっている。「arbitrary」と「any」の違い
「arbitrary」と混同されやすい単語としては、「any」が挙げられる。「arbitrary」と「any」はいずれも、「任意の」と訳すことが可能だ。ただ、「any」と比べて「arbitrary」は、気まぐれや身勝手といった意味合いが強い。そのため、特許に関するものなど、正式な日本語の文章を英語に翻訳する際、「any」は使用しても特に問題はないが、「arbitrary」の使用は好ましくない。「arbitrary」と「optional」の違い
「optional」という単語も、「arbitrary」と同様に、「任意の」と訳される。ただ、「arbitrary」の意味合いが、ただ気まぐれに選ぶというものであるのに対して、「optional」には、ものごとを追加するかどうかを選択するという意味合いがある。必須の対義語である任意という意味で使用するのが、「optional」だ。そして、「arbitrary」は、正式な文章を英語に翻訳する場合に使用すべきではないが、「optional」は問題なく使用可能である。「arbitrary」と「arbitrarily」の違い
「arbitrary」と「arbitrarily」は形が似ているが、それぞれ形容詞と副詞という違いがある。「arbitrary」は、何らかの名詞にかかる形で使用するのが基本だが、「arbitrarily」は、「任意の」「勝手に」「独断的に」といった意味で、単独で使える。「arbitrary」を含む英熟語・英語表現
「in an arbitrary」とは
「in an arbitrary」は、「任意の」という意味の表現である。「in an arbitrary~」という形で、後に名詞を繋げて使用することで、「任意の~」という表現ができる。「in arbitrary order」とは
「in arbitrary order」は、「順序不同の」という意味を持つ表現である。複数のものごとがあり、特に順番や序列を重視しないことを表す際に使用する。「arbitrary」に関連する用語の解説
「arbitrary unit」とは
「arbitrary unit」は、「任意単位」を意味する言葉である。科学技術分野において、任意で決められる単位であり、「a.u.」や「arb. unit」などと略されることが多い。特定の研究において、ある数値を「1a.u.」や「1arb. unit」の単位として設定した場合、その10倍の数値は「10a.u.」「10arb. unit」と表すことができる。そのように、数値を相対的に把握するために用いるのが「arbitrary unit」である。「arbitrary unit」は、技術者個人や小規模なチームが行う研究において、独自で決められることも珍しくない。また、明確な数値が重要視されず、相対的な評価だけを行う際にも、「arbitrary unit」が用いられる。
「arbitrariness」の語源とは
「arbitrariness」の語源は、「arbitrary」である。「arbitrariness」は、「任意」「恣意」などを意味する名詞であり、「arbitrary」に「ness」を付けて変化させたものである。形容詞である「arbitrary」を名詞として使用する際には、「arbitrariness」を用いる。「arbitrary」の使い方・例文
「arbitrary」を使用して例文を作ると、「That store opens with a arbitrary decision by the store manager(あの店は、店長の任意で開店する)」「The president of that company is famous for demoting his subordinates based on arbitrary decisions(あの会社の社長は、勝手な判断で部下を左遷させることで有名だ)」「That country has arbitrary politics(あの国では、独断的な政治が行われている)」といった形になる。- アービトラリーのページへのリンク