てんかん患者として知られる著名人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 22:21 UTC 版)
「てんかん」の記事における「てんかん患者として知られる著名人」の解説
注記:歴史上の人物に関しては、近代医学での確定診断が行われていない場合がある。 俳優ヒューゴ・ウィーヴィング ダニー・グローヴァー ブルース・リー - 死因の一つともされている。 キャメロン・ボイス 音楽家アダム・ホロヴィッツ(ビースティ・ボーイズ) リチャード・ジョブソン(ザ・スキッズ) ニール・ヤング 大江光[要出典] 沢田泰司(元X JAPAN) イアン・カーティス(ジョイ・ディヴィジョン)- ステージ上で発作を起こすこともあった。 ジョージ・ガーシュウィン - 多型性神経膠芽腫の最初の徴候として、めまいや短時間のブラックアウトと同時に、焼けたゴムのような臭いがしていたという。腫瘍を取り出す手術を受けるも、その6か月後に死亡した。 プリンス (ミュージシャン) - 幼少期、てんかん発作のためにいじめを受けた経験がある。1992年の楽曲「The Sacrifice of Victor」には、自身のてんかんに触れた歌詞がある。 キース・リチャーズ - 2006年、木から落ちて外傷性てんかんを発症して以降、抗てんかん薬を服用している。 MCトラブル - 1991年、てんかん発作に伴う心臓発作で死去。20歳没。 芸術エドワード・リア(画家)- 子供のころに発症し、姉のジェーンも頻繁な発作を患ったあげく早世したことから、「遺伝だったのでは」と推測されている。彼は自身のてんかん症状を周囲には隠していたが、自身の日記で各々の発作の様子を記していた。 フィンセント・ファン・ゴッホ (画家) 王羲之 (書家) スポーツ選手ピート・アレクサンダー(元MLB選手) バディ・ベル(元メジャーリーグ選手) トニー・ラゼリ(元メジャーリーグ選手) フローレンス・ジョイナー(陸上選手) ジェイ・ボスロイド(プロサッカー選手) 豊ノ島大樹(元大相撲力士) 作家フィリップ・K・ディック フョードル・ドストエフスキー ビョルンスティエルネ・ビョルンソン(ノルウェー国歌の作詞者)- 晩年、脳卒中に倒れ、部分てんかんを罹った。 ギュスターヴ・フローベール 宗教家ピウス9世(第255代ローマ教皇) ジャンヌ・ダルク ギュイヨン夫人(神秘主義思想家) ジョセフ・スミス・ジュニア(モルモン教設立者) リジューのテレーズ(カトリック教会の聖人) パウロ アビラのテレサ(スペインのローマ・カトリック教会の神秘主義思想家)- 慢性的な頭痛や一時的なブラックアウトに悩まされ、酷いときには4日間も昏睡状態に陥ることがあったという。 ムハンマド - 「側頭葉てんかんが、彼に霊感を与えていた原因の一つである」という分析がある。 エゼキエル(預言者) スウェーデンのビルギッタ(スウェーデンの聖職者) 学者ソクラテス(哲学者) エマヌエル・スヴェーデンボリ(科学者・政治家・神秘主義思想家) カール・グスタフ・ユング(精神科医・心理学者)- 幼少時、失神を伴う痙攣発作をたびたび起こしていた。 南方熊楠(博物学者・生物学者・民俗学者)- 14歳のころに精神的な病を発し、18歳のとき、授業中にてんかん発作を起こし、明治22年4月27日、「夜てんかん発症」と、日記に記している。 君主・王族アレクサンドロス3世(マケドニア王朝の国王) カリグラ ミカエル4世(東ローマ帝国マケドニア王朝の皇帝) イヴァン5世(ロマノフ朝第4代のモスクワ大公) ジョン(イギリス王子) ヴェストマンランド公エーリク(スウェーデン王子) フェルディナント1世(オーストリア皇帝、ハンガリー王、ボヘミア王) 趙佖(北宋神宗の九男) 永楽帝(明朝第3代の皇帝) 政治家ガイウス・ユリウス・カエサル ハリエット・タブマン(奴隷解放運動家) エリザベス・モンロー(ジェームズ・モンロー第5代アメリカ合衆国大統領夫人) アイダ・マッキンリー(ウィリアム・マッキンリー第25代アメリカ合衆国大統領夫人) ナポレオン・ボナパルト - 夜中に短時間しか眠らなかったというエピソードは、睡眠中に発作を起こすせいで連続した睡眠ができなかったことに起因する。俗に「3時間しか眠らなかった」としばしば言われるが、実際には昼寝をしていた。それを含めれば6~8時間に達していた(当時彼に仕えていた人の日記からそう判断される)。 ウラジーミル・レーニン - 亡くなる最後の数か月前に発病し、てんかん重積が原因で死に至った。その際の発作は50分間も続いたという。 その他ダニエル・タメット(円周率暗唱のヨーロッパ記録保持者) エドワード・スノーデン(NSA/CIAの個人情報収集を告発した元局員) ほかの人物についてはen:List of people with epilepsyを参照。
※この「てんかん患者として知られる著名人」の解説は、「てんかん」の解説の一部です。
「てんかん患者として知られる著名人」を含む「てんかん」の記事については、「てんかん」の概要を参照ください。
- てんかん患者として知られる著名人のページへのリンク