さくら家の親戚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 15:23 UTC 版)
「ちびまる子ちゃんの登場人物」の記事における「さくら家の親戚」の解説
こたけ(祖母) 友蔵(祖父) ひろあき母(叔母) ひろあき父(叔父) すみれ(母) ひろし(父) 一郎(伯父) ひろあき(従弟) あけみ(従妹) ももこ(まる子) さきこ(姉) 続柄が正確にわかっている登場人物の系図。ヨっちゃん(従兄)とその妻、田中みやこ(従姉)、静岡のおばあちゃん(大叔母)・おじいちゃん(大叔父)キヨシの正確な続柄は不詳。 さくらももこ(まる子)の親戚について記述。ひろしの兄弟設定は、漫画・アニメと、史実・エッセイで異なる。ここでは、漫画・アニメでの設定を基準とする。さくらももこ(作者)及び浜崎憲孝のエッセイでしか登場しない親戚については省略している。 ヨッちゃん(フルネームは不明) 声 - 森川智之(第1期第53話以降) 下の名前はよしお。1949年生まれの25歳。まる子の従兄(母方か父方かは不明)で、ミッちゃん(フルネーム及び父親か母親かは不明)の息子。今でこそまる子の面倒をよく見てくれる好青年であるが、実は元ヤンキーで高校2年の頃は、ゲームセンターに行くために母親(声 - 大野由佳)に「おいババア、金よこせ!」と言い金銭をせびり取るほどの不良だったという。好きな漫画は『男一匹ガキ大将』。子供のころは「けん玉小僧」と呼ばれていて、近所の有名人だったらしい。たまえの父とボウリングで張り合ったり、大吉が出るまでおみくじを引き続けたりと、負けず嫌いな一面もある。 ヨッちゃんの彼女(のちに奥さん) 声 - 井上喜久子(第1期第125話)→久川綾 名前不明。美人で優しい女性だが、まる子に通じるおっちょこちょいで、そのおっちょこちょいぶりは、まる子たちへのプレゼントにレースのハンカチと思って買ったものがパンツだったことからも見てとれる。結婚後はおっちょこちょいな性格は完全に抜けたわけではないが、多少改善されている。若狭塗箸を愛用している。 田中 みやこ(たなか みやこ) 声 - 篠原恵美(第1期第78話、第111話)→ならはしみき まる子の従姉で、「みやこお姉ちゃん」と呼ばれている。美人で優しくまる子の憧れの存在。まる子が幼稚園の頃までは近所に住んでおり、さくら家にもよく遊びに来ていた。第78話で結婚し、その後「もとこ(またはもと子)」という娘が生まれる。 「ちびまる子ちゃん記念館」という本ではヨッちゃんの彼女と間違えて紹介されている(ヨッちゃんの奥さんがみやこになっている)。 ひろあき 声 - 渕崎ゆり子(第1期第45話以降) まる子の従弟でヒロシの甥。1969年生まれの5歳。神奈川県在住。生意気でおませな性格で、まる子より4つ年下にも関わらず、オモチャの銃でまる子を撃ち「家来になれ」と言ったり、その後「おまる」と呼んだりなど、あからさまに軽んじている。一方でさきこには懐いていて、「お姉ちゃん」と呼んで慕っており、あけみに対してはお姉ちゃん思いである。まる子からはいい印象を持たれておらず、家に遊びに来ても渋々遊び相手になっている状態であるが、ひろあき自身はまる子を心から嫌っているわけではなく、まる子の方もひろあきが出かける際には心配したりするなどの描写がある。まる子からもらったどじょうを飼っている。『ひとりずもう』漫画版にも登場するが、外見が若干変化しているほか、性格の生意気さも見られなくなっている。なお、史実ではあけみの方が5歳であり、実際の年齢は漫画・アニメよりも低い。 あけみ 声 - 矢島晶子(第1期第45話、第53話)→今野宏美 まる子の従妹で、ひろあきの姉。小学1年生。1967年生まれの7歳。神奈川県在住。控えめで優しくしっかり者で、ひろあきのことは「ひろちゃん」と呼んでいる。まる子のことは「まるちゃん」と呼んでいるが、一度だけ「まる子お姉ちゃん」と呼んだことがある。生意気な弟には少々手を焼いており、ひろあきがまる子をからかった時には窘めている。弟と同様にさきこのことを慕っている。ひろあきとあけみは作者の実在の従姉弟がモデルで名前もそのまま当てられており、エッセイなどでも時折登場している。なお、実際の彼女は作者(ももこ)より4つ年下であり、『ちびまる子ちゃん』登場にあたって年齢が引き上げられている。『ひとりずもう』漫画版では中学生に成長した姿で登場するが、外見は大きく変化している。 ひろあきの父 声 - 茶風林(第1期第45話、第53話)→今村直樹→森岳志 名前不明。まる子の父方の叔父(ヒロシと一郎の弟)で、ひろあきとあけみの父親。名前不明。メガネをかけている。神奈川県在住。 『ちびまる子ちゃん』本編とは異なり、史実ではヒロシの義弟である。 ひろあきの母 声 - 中友子(第1期第45話、53話)→広津佑希子→庄司宇芽香 本名不明(『ひとりずもう』漫画版、自著エッセイ『おんぶにだっこ』では、育子(いくこ)の名前が出ている)。ひろあきとあけみの母親で、ヒロシと一郎の義妹。神奈川県在住。『ひとりずもう』漫画版にも登場するが、外見は大きく変化している。 モデルとなった実際のひろあきとあけみの母親は、『おんぶにだっこ』によると、アニメ・原作とは異なりヒロシの実妹。『ひとりずもう』漫画版での回想シーンは、同エッセイでの描写に基づいている。 静岡のおじいちゃん 声 - 掛川裕彦(第1期第10話以降) 名前不明。すみれの叔父であり、まる子にとっては大叔父で、“もう一人の”おじいちゃん。旧清水市の隣の旧静岡市八幡三丁目(その中の、現在の静岡市駿河区)に住んでいる。盆栽が趣味で、普段から和服を着ており、友蔵とは対照的な紳士的なおじいちゃんである。文鳥を2羽飼っており、まる子が小鳥を猛烈に欲しがるきっかけとなった。 静岡のおばあちゃん 声 - 江森浩子(第1期第10話以降) 名前不明。すみれの叔母であり、まる子の大叔母。おじいちゃんと同じくとても優しい。なぜ彼女がまる子(さくらももこ)の母方の祖母ではなく大叔母(祖父の妹)なのかというと、実際の母方の祖父母は作者がまる子と同年代の頃にはすでに亡くなっていたからである[要出典]。そのため姪のすみれが叔母夫婦に気を遣っている描写が見られる。まる子のことを「まるちゃん」と呼んでいるが、一回だけ「まる子」と呼んだことがある。 一郎(いちろう) 声 - 飛田展男 ヒロシの兄であり、まる子・さきこ姉妹とあけみ・ひろあき姉弟の伯父。第1期第120話「まる子 お茶の味にうるさい」に登場。新茶の季節になると、お茶好きなまる子を思って、大量のお茶っ葉を届けにきてくれる。 キヨシ 声 - 中村浩太郎 名字不明。友蔵のいとこの正司の息子でヒロシら3兄弟にとってははとこにあたる人物。2017年3月19日放送の1時間スペシャルで登場。友蔵はいとこの正司のことは知らなかった。
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