おけらとは?

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おけら〔をけら〕【×朮】

キク科多年草山地乾いた所に自生し、高さ3060センチ堅く楕円形堅く、縁にとげ状の細かい切れ込みがある。夏から秋、白色または紅色小花頭状に集まった花をつける。若い食用に、また乾かした根茎漢方白朮(びゃくじゅつ)といい薬用にする。えやみぐさ。うけら。《 花=夏


お‐けら【螻蛄】

昆虫ケラのこと。《 夏》

所持金のないこと。一文なし。「螻蛄になる」


おけら をけら 【朮・白朮】

〔名〕 キク科多年草本州四国九州の、やや乾燥した山野生える。直立して高さ三〇〜六〇センチメートルになり細く堅い。新白毛で包まれ、楕円形互生し、縁に刺状の鋸歯(きょし)がある。秋、先に鐘形の総苞外側魚の骨状の苞葉をもつ白または淡紅色頭花付ける。若苗食用とし、根茎乾燥したものを蒼朮(そうじゅつ)と呼び健胃利尿解熱・鎮痛剤とし、正月屠蘇散原料一つともする。また、梅雨の頃陰干しにして湿気払い邪気悪臭取り去るのに用いならわしがあり、京都八坂神社行なわれる元日朮祭(おけらまつり)には、オケラ加え篝火(かがりび)が社前で焚かれる。漢名白朮。うけら。あかおけら

書紀720天武一四年一〇月(北野本訓)「百済の僧法蔵(ほうさう)・優婆塞(うはそく)益田金鐘(ますたのあたひこむしょう)を美濃に遣して、白朮(ヲケラ)を煎(ねら)しむ」


お‐けら【螻蛄】

〔名〕

① 「けら(螻蛄)」の俗称。《季・夏

吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉五「下は土中鳴く蚯蚓(みみず)、おけらに至る迄」

解雇されること。首。

高架線(1930)〈横光利一〉「ならねえたって、考えて見な。線が出来りゃ、お前も俺(おら)もおけらぢゃねえか」

所持金が全然ないこと。また、その人。もと、博徒・すり仲間隠語。〔隠語輯覧(1915)〕

漫才読本(1936)〈横山エンタツ自序伝「失敗して、オケラ文なしのことです)になって帰って来いようー」

④ 馬鹿。間抜け職人肉体労働者の間でいう。〔模範新語通語大辞典1919)〕

[補注]①について、「おけら鳴く」は俳句で秋の季語とされる。


おけら

作者永倉万治

収載図書おけら
出版社文芸春秋
刊行年月1996.4


おけら

作者東光

収載図書夭折月光詩人東光敬―生涯作品
出版社志水
刊行年月2003.12


おけら (朮)

Atractylodes japonica

Atractylodes japonica

Atractylodes japonica

わが国本州から四国九州、それに朝鮮半島中国東北部分布しています。山野のやや乾いた草地生え、高さは30100センチになります。細く直立し、楕円形または3~5深裂します。縁には状の鋸歯あります9月から10月ごろ、上部先に白色から淡紅色頭花を咲かせます。総苞周りには、魚骨状の苞葉あります漢方では根茎白朮びゃくじゅつ)と呼ばれ健胃薬として用いられます。京都八坂神社では、大晦日深夜に「オケラ」を焚くオケラ祭りが行われます。
キク科オケラ属の多年草で、学名Atractylodes japonica。英名は Japanese atractylodes
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おけら

  1. 〔賭〕賭博に敗けたことをいふ。職人仲間では、これと云つて取柄のない者のことに云ふ。「おケラ」は飛ぶことも出来、泳ぐことも出来、地を潜ぐることも出来るが、それで居て格別の能もないといふところから出たもの。
  2. 賭博に敗けし者を云ふ。
  3. 賭博負けた者。

分類 賭、賭博賭博犯/犯罪


おけら

  1. スリ買手くっついて補助すること。〔掏摸

分類 掏摸


お螻蛄

読み方:おけら

  1. 懐中乏しき事。又は目的相手方見込みのない事又賭博負ける事。
  2. ⑴間ぬけ、馬鹿のこと。⑵田舎者のこと。⑶賭博負け無一文となること。
  3. スリ相手にくつついて補助すること。②懐中乏しきこと。又目的相手被害者)に見込のないこと。③賭博にまけること。

朮・螻蛞

読み方:おけら

  1. 同上(※「おはま」参照)。〔第四類 言語動作
  2. 懐中金銭乏しき事、又は目的となす相手方見込なきをいふ。〔犯罪語〕
  3. 〔俗〕懐中無一文になること。
  4. 一文無し
  5. 懐中無一物のことをいふ。
  6. 無し弘前本庄 不良青少年仲間
  7. お手あがり、からけつ文なし。〔香具師不良
  8. 金なし文なし。「螻蛄(おけら)」は昆虫一種体長三糎位で、その動態如何にも人間何もないと手を振つているように見えるところから。〔香〕
  9. 金銭乏しい。貧乏。懐中無一文となつた時。「おけらになつちやつた……」と、いうふうに、ややヤクザめいた青年が使う。紳士と雖も一杯飲んでいいご機嫌の時は、使わぬとも限らない。このスラング卑語=ひご、いやしい言葉)もまた博徒言葉で、徹頭徹尾目が出ないで、身の皮剥がれた状態をいう。(※以下略

分類 ルンペン大阪不良青少年仲間俗語犯罪語、芸能、香、香具師不良

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オケラ

(おけら から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/08 15:14 UTC 版)

オケラおけら




「オケラ」の続きの解説一覧

おけら

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 08:23 UTC 版)

名詞

おけら螻蛄

  1. 俗語)けら。バッタ目ケラ科昆虫総称。夏の季語
  2. 俗語一文無し

発音(?)

お↗けら

名詞

おけら

  1. キク目キク科オケラ属の多年草雌雄異株日本朝鮮半島中国東北部分布根茎の皮を剥いだものは「白朮びゃくじゅつ」と称し、生薬として健胃のために用いられる。学名: Atractylodes japonica古名は「うけら」。

発音(?)

お↗けら

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