ばい‐も【▽貝▽母】
はは‐くり【貝=母】
読み方:ははくり
アミガサユリの別名。ばいも。
アミガサユリ
ばいも (貝母)
●中国が原産です。わが国へは薬用植物として、江戸時代に渡来しました。名前は、白い鱗茎のかたちが二枚貝を思わせることから。この鱗茎には、アルカロイドのフリチリンやフリチララリンなどが含まれ、漢方では鎮咳や去痰、排膿の薬とされます。葉の先端が細長く伸びて、ほかの草などに巻きつきます。3月から6月ごろ、淡い緑白色の花を咲かせます。花の内側には、紫色の網目模様があり、別名で「アミガサユリ(編み笠百合)」とも呼ばれます。花後はすぐに地上部が枯れて、長い休眠に入ります。
●ユリ科バイモ属の多年草で、学名は Fritillaria verticillata var.thunbergii。英名は Zhe bei mu。
アミガサユリ
(貝母 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/10 15:14 UTC 版)
アミガサユリ(編笠百合)ユリ科バイモ属の半蔓性多年草。原産地は中国で、観賞用として栽培される事が多い。
- ^ 「医薬品各条」『第十五改正日本薬局方』(PDF)、2006年3月31日、p.1255。2010年6月27日閲覧。
- ^ 大塚敬節、p.250。
- ^ 大塚敬節、p.p.217-218,224。
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