“J” 関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 14:46 UTC 版)
「Harlem Beat」の記事における「“J” 関係者」の解説
JOHNNY / 芥川 英明(あくたがわ ひであき) 24歳。3on3チーム「サンクチュアリ」のリーダー。通称「黒のクイーン」。“J”の現トップ。 アメリカの孤児院で育ち、独立後は若き実業家として成功を収め現在都内に複数のレストラン等を経営するエリート。スラム街でストリートバスケをしていたJOKERに惚れ込み、以降片腕としてバックアップし帰国後に“J”を組織した。「戦うことでしか人は強くならない」という独自の美学に基づいた弱肉強食のストリートシーンを実現せんと、都内のフープ支配を暴力で推し進める一方、JOKERと成瀬を引き合わせたり、澤村を引き抜いてSCRATCHと戦わせたりと狡猾な手段も用いて野望を遂行する。その本当の目的は、自身の拠り所となる「ヒーロー」を探し出すことであり、一夜限りのストリートバスケ大会「パーティー」を主催し、真の王者にこの偶像を求めようとする。かつてJOKERを破った成瀬にその片鱗を見出だして接近。普段の物腰は柔らかく極めて紳士的な佇まいであるが、成り上がるまでに壮絶な過去を経たことが窺え、尋常でない殺気をこめた眼力“メデューサの目”を武器に、成瀬たちを翻弄する。 アビィというサルと常に行動を共にしている。モデルは金城武。 甲斐 万丈(かい ばんじょう) 推定年齢21~22歳。少年時代の澤村に少なからぬ影響を与えた一人。一級品のフェイクテクニックを使った賭けバスケで澤村とタッグを組み荒稼ぎしていた。普段は女や金にだらしないプータロー。「Just walk in the park(気楽に行こうぜ)」を信条とし風来坊のような生活を送っている。1年半前に澤村の有り金を持ち逃げしたが、JOHNNYに雇われJに参画、元相棒の澤村を裏街道に誘惑する。パーティーには澤村との覆面コンビCANEY Gとして出場、SCRATCHと対戦。敗れたあとは再び澤村に別れを告げ、澤村の金をくすねてメキシコに渡ったとされる。本名かどうかは不明。喫煙者。モデルはGLAYのTAKURO。 シン 秋葉原や渋谷を襲撃した“J”の先行部隊、GROOVE Dの中心者。瞳孔が開いたような悪質な目、悪趣味なデザインのアクセサリーと玉葱のような逆立てたヘアスタイルで相手を威嚇。学生バスケでならした技術は確かだが、実力と異なる評価を与える部活動に嫌気がさしドロップアウト。バスケを楽しむ者たちに憎悪を向ける。強い者だけを認めるJの方針に心酔し、JOHNNYの好感を買うべく、交際していた理沙を利用してまで選手潰しに躍起になるが、SCRATCHに敗北を喫してよりは恣意的な逆恨みで成瀬やみずきを脅かしてくる。 フランケン ※KC26巻のキャラ紹介頁で「ロボ」とあるが、作中での呼称に因った。 GROOVE Dのメンバー。巨体で、主に選手潰しの暴力行為を働く。スリーメンズフープのリングボードを破壊した。作中殆ど声を発さない。 リー GROOVE Dのメンバー。チャイナ服を装い北京語を用いる。“J”の命令に従い行動しているだけで、シンとの共闘意識はほぼ無い。 ローズ / 宇都宮 令司(うつのみや れいじ) 24歳。サンクチュアリのメンバー。通称「白のルーク」。美意識が高く、白い服を身に纏って妖艶な雰囲気を醸している。アクロバットのような身のこなしが武器。フェラーリをこよなく愛する。歯科医院に勤務。ローズは普段の愛称で由来等は不明。モデルはMALICE MIZER時代のGACKT。 鯉淵 十三(こいぶち じゅうぞう) 24歳。サンクチュアリのメンバー。通称「青のビショップ」。フリーのサックスプレイヤーで、リズム感と脚力に裏打ちされた強力なドライブを得意とする。長めの髪を後ろで束ね、顎髭を蓄えている。喫煙者。
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