専用線
専用線(廃止)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 16:52 UTC 版)
かつて存在した専用線。元旧日本軍の軍用施設への引き込み線が多い。大船工場専用線のように民生施設に転換されたり、大船PX専用線のように接収した米軍に使用されて存続したが、最後まで残った大船工場専用線が2006年(平成18年)に廃線となったことで全廃となった。 大船工場専用線 元横須賀海軍工廠深沢分工場から転換された車両工場。北鎌倉寄りの横須賀線から分岐。本線側からの直通は出来ず、工場へはスイッチバックで入線する必要があった。線路は撤去され線路用地跡だけが残る。 住友電工横浜製作所専用線 貨物線から分岐して、柏尾川対岸にある住友電工へ専用橋梁を渡る単線。1984年(昭和59年)まで現役だったが、廃線後は柏尾川を渡る橋梁も撤去された。 住友セメントサイロ専用線 住友セメント大船包装所(大船サービスステーション)に続く専用線。住友電工専用線から分岐する形で途中にあった。住友電工専用線と共に廃線後、軌道は撤去されたが、貨車にセメントを搭載するサイロは2000年代までコンクリートミキサー車用として現役だった(現在は撤去済み)。 海軍軍需部大船倉庫専用線 現在の根岸線から伸びた形で横須賀線を挟み、大船工場専用線の反対側にあった。戦後直ぐに廃止され、倉庫の敷地は1947年(昭和22年)に開校した大船中学校になっている。 大船PX(旧第1海軍燃料廠)専用線 海軍軍需部大船倉庫専用線と接続する形で笠間口側から伸びて、砂押川を渡って旧海軍の第1海軍燃料廠に至る引き込み線であったが、戦後は米軍専用線になった。1967年(昭和42年)に日本へ返還されて廃線。 東洋高圧専用線 詳細不明。貨物線構内から分岐。東洋高圧工業(後の三井化学)へタンク車を用いて石油を積み卸ししていた。貨物取り扱い廃止後に廃線。
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専用線(廃止)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 23:42 UTC 版)
かつては、旅客駅の北側にある日本製紙八代工場への専用線 があった。同工場内には製品発送用ホームや製紙用化学薬品の受入れ設備があり、有蓋車による製品の発送や、タンク車による液化塩素等の受入れが行われていた。有蓋車による製品発送は、1996年までにコンテナへの置き換えを完了して廃止となり、タンク車による化学薬品の受入れも2005年までに終了したため、以後は専用線は使用されておらず線路も撤去された。 また、旅客駅の西側には、興人八代工場・三楽オーシャン(現・メルシャン)八代工場・日本セメント八代工場への専用線が接続しており、中心市街地を迂回して各工場へ延びていた。このうち日本セメント専用線は八代工場の閉鎖に伴い1980年(昭和55年)2月1日に、他二社の専用線は1984年(昭和59年)2月1日に廃止となった。線路跡は遊歩道として整備され、日本セメント八代工場跡地はゆめタウン八代とヤマダデンキテックランド八代店となっている。
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「専用線」の例文・使い方・用例・文例
- 専用線で見ると、すごく早いんだけど。
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