出会い系サイト 性的マイノリティやゲイの出会い系

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 出会い系サイトの解説 > 性的マイノリティやゲイの出会い系 

出会い系サイト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 02:26 UTC 版)

性的マイノリティやゲイの出会い系

一方出会いの場が限られるLGBTを始め性的マイノリティの人々には、1960年代からゲイ雑誌などの出会い投稿欄が存在していた[17]。1960年に創刊された風俗奇譚にはゲイ同士の文通欄があり、1961年1月号からは女装者専用の交際欄「女装愛好の部屋」も設けられた。1971年創刊のゲイ雑誌「薔薇族」にも創刊号からゲイの出会い欄が設けられ、サークルの会員募集欄、結婚欄、未成年同士の友人募集欄「少年の部屋」などがあった[18]。また1976年11月号から「百合族の部屋」(後、「百合族コーナー」)も設けられた。

なお、じゃマール創刊以前のゲイ雑誌のツーショットダイヤルの広告などに「出会い」という言葉が使用されているのが確認できるが、これは「出会い系」ではなく、例えば薔薇族1994年12月号であれば、p.502「僕らの出会い」、p.503「出会いのチャンス…」など、「出会い」と言う言葉が確認できるものの、「出会い系」と言う単語が使用されている訳ではない。

出会い系サイト規制法

出会い系サイトは「面識のない異性との交際を希望する者同士が相互に連絡」できる[19]をという特殊性に鑑み、他のインターネットコミュニティーにはない規制が課されている。

インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律(出会い系サイト規制法・出会い系サイト被害防止法)として、平成15年(2003年)6月13日に公布され、平成15年9月13日に施行された。18歳未満の児童を性行為目的で誘い出す書き込みをインターネット上で行なうと行為などを禁じ、罰則化した。さらに、2009年2月1日に施行された同法では営業の公安委員会への届け出義務や、利用者が未成年ではないことを証明するために、運転免許証クレジットカードなど本人確認が義務化され、日本国内で運営されている無料もしくはオープンな掲示板式の出会い系サイトは、事実上消滅した[20]

2009年頃には、ソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) も出会い系サイトとして利用されるようになっている[21]

課金システム

有料サイトの場合は、特定商取引に関する法律(特定商取引法)の指定役務に該当し、連絡先窓口となる事業者の名称(さらに法人の場合には代表者か責任者の氏名)、住所および電話番号等の記載が義務付けられている[22]


注釈

  1. ^ 連載エッセイをまとめたもの。2010 『パリ、娼婦の館』および2013『パリ、娼婦の街 シャン=ゼリゼ

出典

  1. ^ a b c 鹿島 2010, p. 277.
  2. ^ a b c 鹿島 2013, p. 98.
  3. ^ 酒井 1930, p. pp.96-97.
  4. ^ a b 鹿島 2010, p. 280.
  5. ^ 鹿島 2013, p. 101.
  6. ^ a b 酒井 1930, p. pp.107-108.
  7. ^ 鹿島 2013, p. pp.101-102.
  8. ^ 鹿島 2010, p. 282.
  9. ^ 鹿島 2013, p. 103.
  10. ^ 荻上 2011, pp. 14,18,24,27.
  11. ^ a b c d e 荻上 2013.
  12. ^ 荻上 & 2011, p. pp.52-56.
  13. ^ 荻上 2011, p. 55.
  14. ^ 荻上 2011, p. pp.62-65.
  15. ^ 荻上 2011, p. pp.70-72.
  16. ^ 荻上 2011, p. 90.
  17. ^ 三橋順子「日本女装昔話」第3回「1960年代の女装世界を語る雑誌『風俗奇譚』」。同誌にはゲイ同士の文通欄や1961年1月号からは女装者専用の交際欄「女装愛好の部屋」が設けられた。
  18. ^ オトコノコのためのボーイフレンド(1986年 少年社)。
  19. ^ インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律 第二条による
  20. ^ 荻上 2011, p. pp.90-91.
  21. ^ SNSを悩ます「出会い系」問題の深淵 非出会い系の被害児童数は最悪水準へ 日本経済新聞 2010年12月8日
  22. ^ 「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」第三章 インターネット異性紹介事業の規制
  23. ^ 警察庁広報資料「平成23年中の出会い系サイト等に起因する事犯の検挙状況について」
  24. ^ 行政処分受けた「出会い系サイト」 「女性のメール」ほとんど男のサクラ」 J-CASTニュース、2008年5月7日。
  25. ^ 第25回 架空請求・不当請求にご注意!/警察本部/とりネット/鳥取県公式サイト
  26. ^ a b c 栗林 2004, p. pp.32-33.
  27. ^ 栗林 2004, p. 36.
  28. ^ 栗林 2004, p. pp.32-42.




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「出会い系サイト」の関連用語

出会い系サイトのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング



出会い系サイトのページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの出会い系サイト (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2020 Weblio RSS