ふじ丸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/09 06:28 UTC 版)
設計
レジャークルーズの増加に合わせパブリックスペースを大幅に増加させ、研修・展示船としての使用も想定し一般クルーズで400名・団体クルーズで600名ほどの収容力とし、全長は多数の港への寄港を可能とし荒天時の乗り心地を考慮した全長165m・喫水6.55m、速力は航海速力20ノットで12-13ノットの低速運航も考慮された[17]。
外観は側面に富士山をモチーフとした大型煙突とストラットを設け流麗で斬新な形とした[17]。最終改装は2005年(平成17年)2月である。
設備
- 8階
- 7階
- サンデッキ (750m2)
- 6階
- スポーツデッキ (590m2)
- 5階
- 大浴場
- サウナ
- ランドリー
- ドライルーム
- 自動販売機コーナー
- 4階
- プロムナードデッキ(1周300m)
- ランドリー
- ドライルーム
- 3階
- パシフィックホール(2層吹き抜け)
- サロン「桜」(140席/380m2)
- メインバー「琥珀」(30席/55m2)
- ラウンジ「エメラルド」(250席/380m2)
- ショップ
- フォトコーナー
- ベランダ (48席/122m2)
- ライブラリー (10席/40m2)
- 談話室 (20席/35m2)
- カードルーム (28席/45m2)
- 和室「平成」 (20畳)
- 2階
- メインホール「パシフィックホール」(600席/560m2、2層吹き抜け)
- メインエントランス
- インフォメーション
- ダイニングルーム「ふじ」(310席/550m2)
- 1階
- シアター(142席/120m2)
- 診療所
- 美容室
- B1階
- シアター
- フィットネスセンター
客室
- スイートルーム(リビング、バスタブ付、2室、35m2、6階)
- デラックスルーム(バスタブ付、8室、25m2、6階)
- スーペリアルーム(シャワー付、32室、20m2、5・6階)
- ステートルーム(シャワー付/121室、17m2、4・5階)
特別の運航
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- 東日本大震災被災地支援活動
- 商船三井は、2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災に対する被災地支援活動(cf. 東日本大震災に対する支援活動)の一環として、岩手県の重要な3港(大船渡港、釜石港、宮古港)へのクルーズ客船「ふじ丸」の派遣を行った。
- 詳しくは「大船渡市#東日本大震災」内「4月11日」の記述を参照。
- 商船三井は、2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災に対する被災地支援活動(cf. 東日本大震災に対する支援活動)の一環として、岩手県の重要な3港(大船渡港、釜石港、宮古港)へのクルーズ客船「ふじ丸」の派遣を行った。
- ^ a b c d e f g h i j k l 新造船写真集 クルーズ客船 ふじ丸 FUJI MARU 大阪商船三井船舶株式会社・商船三井客船株式会社 - 船の科学1990年12月号
- ^ a b c d e f g h i j k l m 小林幹弘「日本型近代クルーズ客船「ふじ丸」の特徴」『日本舶用機関学会誌』第25巻第4号、日本船舶海洋工学会、1990年4月、249-258頁、doi:10.5988/jime1966.25.249、2018年5月16日閲覧。
- ^ “Asseay Thail@nd Official website 2011”. Asseay Thail@nd. 2011年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月25日閲覧。
- ^ 広田新介「大型客船ブームにわく海運業界」 - 政治と経済1987年11月号(政治と経済社)52-53頁
- ^ 1989年(昭和64年)に就航を予定する大型外航クルーズ客船イラストレーション - 船の科学1987年2月号(船舶技術協会)15頁
- ^ 小林幹弘「最近のクルーズ船事情」 - 関西交通経済研究センターNo.57(関西交通経済研究センター 1988年9月)49頁
- ^ 客船の命名式と命名者 - ゆたか倶楽部(旅専)
- ^ のみならず、日本船籍の客船としては、日本郵船の鎌倉丸(1930年竣工、17,526総トン、1943年喪失)が保持していた総トン数記録を59年ぶりに更新するものであった。
- ^ 船名ふじ丸に決る 商船三井のクルーズ客船 - 海運1988年4月号(日本海運集会所)68頁
- ^ “クルーズ船の先駆け「ふじ丸」 来夏運航休止へ”. 神戸新聞NEWS. 神戸: 神戸新聞社 (2012年10月12日). 2012年10月26日閲覧。
- ^ 平成25年度 第8回都民クルーズの参加者募集 - 東京都港湾局
- ^ 「内外商船ニュース NCCの「ふじ丸」売船」『世界の艦船』第793集(2014年3月号) 海人社
- ^ 「内外商船ニュース 「ミラI」は療養客船を断念」『世界の艦船』第805集(2014年10月特大号) 海人社
- ^ 800人収容可能「MIRA1」2018年7月22日
- ^ 大型客船を臨時避難所に、岡山 豪雨被災地で政府検討2018年7月21日東京新聞
- ^ 旧「ふじ丸」スクラップ売船 海外サイトに船名掲載 - みなと総合研究財団
- ^ a b 三菱重工業株式会社神戸造船所造船設計部「近代クルーズ客船"ふじ丸"の概要」 - 船の科学1989年7月号
- ^ a b c クルーズとシネマVol.7 番外編「ふじ丸特集」 - ゆたか倶楽部
- ^ 藤原竜也、「松山ケンイチより僕はヘタレ」と発言!?自虐トークに会場大盛り上がり! - シネマトゥデイ 2009年10月5日
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