北枕とは? わかりやすく解説

きた‐まくら【北枕】

読み方:きたまくら

1 枕を北に置いて寝ること。釈迦が涅槃(ねはん)のとき頭を北に、顔を西に向けて臥(ふ)したといわれることから、死者を寝かせるときの作法とされる。ふつう不吉として忌む。

2 フグ科の海水魚。全長約20センチ。背面は灰褐色で、暗色の斑紋があり、腹面は青紫色。皮膚・肝臓・腸などに毒がある。本州中部以南の浅海に分布。


きたまくら 【北枕】

日本では死人の寝かせ方だとして不吉とするが、じつは釈迦の頭北面西をまねたもので、健康的な臥法である。日本には伝統的に北方を忌む習慣がある。北といえば寒冷・暗黒・冬・夜・死者などのイメージがつきまとう。それは気象に起因しているのかもしれない。同時に静寂の意味もあり、寝殿造の北の対屋には貴人の妻が住んだので、北の方・北の台・北の政所といった称が生まれた。→ 頭北面西

北枕 【きたまくら】

死者を部屋に安置する際に枕直しを行うが、このとき頭の向きを北の方向にすること。釈尊が亡くなったときの姿を模したと言われる。

北枕

読み方:キタマクラ(kitamakura)

フグ科の海水魚

学名 Canthigaster rivulata


北枕

読み方:きたまくら

  1. 詐欺賭博ノ異名-一夕失敗ニ帰セバ北方ヲ枕トシテ自刃セントノ覚悟アルヲ意味ス。〔第三類 犯罪行為〕
  2. 詐欺賭博を云ふ。手段を相手方に喝破せられた時は北方を枕として割腹する覚悟ある意味から出た語。
  3. 詐欺賭博のこと。手段を相手方に喝破せられた時は北方を枕として割腹する覚悟ある意味から出た。

北枕

読み方:きたまくら

  1. 1 婚礼の夜夫婦枕を北に向けて寝ること。2 きんちやくふぐ(巾着河豚)の異名。
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北枕

読み方:キタマクラ(kitamakura)

フグの一種

季節 冬

分類 動物


北枕

読み方:キタマクラ(kitamakura)

分野 紀行

年代 江戸後期

作者 長沢刀水


北枕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/02 00:21 UTC 版)

北枕(きたまくら)とは、頭を北へ、足を南へ向けて寝ることである。

由来

仏教の祖である釈迦が入滅の際、北の方角へ頭を置いて横になった“頭北面西”(ずほくめんさい)といわれることから来ている[1]。これは仏教が将来、北方で久住するという考えから“頭北”が生まれたものである。ただし、この説は北伝の大乗仏教のみで後代による解釈でしかない。

日本では釈迦の故事にちなみ、死を忌むことから、北枕は縁起が悪いこととされ、死者の極楽往生を願い遺体を安置する際のみ許されていた。

過去には中国でも北枕の風習があったと言われる。ただし、それは仏教に根付くものではなく、食中毒などの急死の際に、北枕に寝かせることで生き返ることがあったためである[2]。この中国思想における北枕の思想は古墳時代初期における西日本の権力者の間にも伝わったと見られ、畿内・吉備・出雲における古墳被葬者に古代中国の宗教思想である「生者南面、死者北面」が流行したと考えられている[3]。従って、中世とは異なり、受け入れられていた。

健康

北枕は、心臓への負担を和らげるため体にいいとされる考えがあり、『釈迦が北へ枕を向けたのもそのため』とする説もある。

風水では頭寒足熱の理にかなった「運気の上がる寝方」とされており、「頭寒足熱」説は体にいいとされる根拠の一つとなっている。また、「頭寒足熱」説以外に「地球の磁力線に身体が沿っていることによって血行が促される」とする説も存在し、先に説明した、過去の中国での生き返りもこれによって引き起こされたとの説がある[2]。なお、地球の磁力線は水平面に平行しているわけではなく、伏角(地球の磁力線と水平面との角度)と呼ばれる角度だけ傾いているため、北枕にして水平に寝ても「磁力線に身体が沿った状態」とはならない。例えば、京都付近でいえば、北枕とした場合、水平面から50度ほど枕を下げた方向に磁力線が走っている[4]。

脚注

  1. ^ 法華宗は「『涅槃経』に、お釈迦さまのご入滅された時、頭を北にして顔を西に向けておられた姿をされたと書かれていることによります。また部屋の都合で北枕にできない時は西枕でもよいとされています。」と説いている(法華宗のページ)。
  2. ^ a b 日本の暮らし研究会 2007, p. 88.
  3. ^ 都出比呂志 2000, pp. 15–16.
  4. ^ “磁石の北と地磁気極と磁極”. 京都大学大学院理学研究科附属地磁気世界資料解析センター. 2010年9月8日閲覧。

参考文献

関連項目

  • 葬儀
  • 通夜
  • 太平記 - 第18巻で、南朝方の河野備後守通治の勢力32人は、戦いに破れて切腹し、成仏を拒むために南枕に臥す。

北枕(きたまくら)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 08:27 UTC 版)

「力王」の記事における「北枕(きたまくら)」の解説

国分刑務所四天王の1人で、東部管区を統括する囚人。元力士の大男で、素手で人間の頭を握り潰すほどの握力と怪力を有している。また、野心家でもあり刑務所を統括する四天王は自分1人だけで良いと考え、白神と黄泉の窮地を見捨てる行動も取った。力王との戦いに敗れ虫の息になると所長と杉山からは手の平を返される形で見捨てられ、今際の際に力王を助ける形で最期を迎える。

※この「北枕(きたまくら)」の解説は、「力王」の解説の一部です。
「北枕(きたまくら)」を含む「力王」の記事については、「力王」の概要を参照ください。

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