pipeline

実用日本語表現辞典

pipeline

別表記：パイプライン

「pipeline」とは

「pipeline」は、直訳すると「パイプライン」であり、一般的には長距離にわたって液体やガスを輸送するための管路を指す。しかし、コンピュータ科学の分野では、一連のデータ処理ステップを指す。各ステップは、前のステップの出力を次のステップの入力として使用する。このように、一つのタスクが終わると同時に次のタスクが開始されるため、全体の処理速度が向上する。

「pipeline」の発音・読み方

「pipeline」の発音は、IPA表記では /ˈpaɪpˌlaɪn/ となる。日本語のカタカナ表記では「パイプライン」と読む。

「pipeline」の定義を英語で解説

「pipeline」は、"A long pipe, typically underground, for conveying oil, gas, etc., over long distances."と定義される。また、コンピュータ科学の文脈では、"A set of data processing stages connected in series, where the output of one stage is the input of the next."と定義される。

「pipeline」の類語

「pipeline」の類語としては、「conduit」、「duct」、「tube」などがある。これらはいずれも液体やガスを輸送するための管を指す。

「pipeline」に関連する用語・表現

「pipeline」に関連する用語としては、「pipelining」がある。これはコンピュータ科学の分野で、一連のデータ処理ステップを同時並行で行う技術を指す。

「pipeline」の例文

1. The oil is transported through a pipeline.（その石油はパイプラインを通じて輸送される）
2. The data is processed in a pipeline.（そのデータはパイプラインで処理される）
3. The company is building a new pipeline.（その会社は新しいパイプラインを建設している）
4. The pipeline burst and caused a major oil spill.（パイプラインが破裂し、大規模な石油流出が発生した）
5. The pipeline carries natural gas from the field to the processing plant.（そのパイプラインは天然ガスを田畑から処理工場へ運ぶ）
6. The pipeline was blocked, causing a disruption in the supply.（パイプラインが詰まり、供給に支障をきたした）
7. The pipeline processes data in multiple stages.（そのパイプラインはデータを複数の段階で処理する）
8. The pipeline is designed for high-speed data transfer.（そのパイプラインは高速データ転送のために設計されている）
9. The pipeline extends for hundreds of miles.（そのパイプラインは何百マイルも延びている）
10. The pipeline was shut down for maintenance.（そのパイプラインはメンテナンスのために停止された）

（2023年7月20日更新）

デジタル大辞泉

パイプライン【pipeline】

読み方：ぱいぷらいん

１ 石油・天然ガスなどの流体を長距離にわたって輸送するための管路。

２ 形状や機能が1に類似するもの。「情報の—を通す」

３ ⇒パイプライン処理

４ ⇒開発パイプライン

DBM用語辞典

パイプライン

【英】pipeline

製造業者が在庫しているがすでに卸売業や小売業に販売されていて、まだ消費者には購入されていない物。この在庫が製造業者の倉庫を離れる時、卸売業あるいは小売業者がその在庫の配送コストを引き受ける。

石油/天然ガス用語辞典

パイプライン

読み方： ぱいぷらいん
【英】: pipeline

油・ガスを移送するために地上（または地下）もしくは海底面（または海底面下）に設置される、パイプを連続的に接合したシステム。 パイプラインのうち、坑井からの生産物を原油・ガス分離・処理基地まで運ぶものを特にフロー・ラインと呼ぶ。また多数の坑井からの何本ものフロー・ラインが処理基地に集まる全体をギャザリング・システムいう。フロー・ラインのなかの流れは液体と気体との二相混合流となり、また水分も混入していて腐食も進みやすく、またガス・ハイドレートが生成する恐れもあるので、メタノールなどの氷点降下剤を注入する。原油・ガス処理装置で分離された原油、ガス、コンデンセートはそれぞれの貯蔵所、積出し施設、製油所あるいはガス消費地まで、それぞれ原油パイプライン、天然ガスパイプラインとして別々に敷設される。その太さ（口径）は輸送流量に応じて決定され、また輸送距離は目的によるが、長いものは数百kmにおよび、ガスパイプラインでは数千 km に達するものもある。石油・ガスを問わず、上流側での集油・集ガスのための支線や、下流側での配送（distribution）のための分岐支線に対して、輸送幹線をなすパイプラインをトランク・ラインという。一定口径のパイプラインにおいて、原油などの液体の流量は圧力勾配｛あつりょくこうばい｝（P1－P2） / Lに比例し、ガスの場合それは（P21－P22） / L に比例する。したがって、特に長距離のガスパイプラインの場合には高圧にするほど大量輸送でき、経済的に有利である。一般に P1 としては 70 気圧（1,000psi）程度で計画される。特に長距離のパイプラインの場合はほぼ 200 ～ 300km ごとに、原油の場合はポンプ・ステーション、ガスの場合はコンプレッサー・ステーションを設けて昇圧する。パイプラインは、外力、温度変化、風雨、火災などの影響を減らすために、原則として地下に埋設する。車の荷重などによる破壊を避けるために土かぶりはガスパイプラインで 60cm 以上、石油パイプラインで 1m 以上とする。パイプとしてはライン・パイプという規格の鋼管を使用し、順次溶接接続し、レントゲン検査をし、外面を塗装あるいはアスファルト・ジュートなどを巻いて防食し、あらかじめ掘った溝に降入し、埋設する。海洋におけるパイプラインの敷設にはパイプ・レイ・バージを使用し、バージ上でパイプを溶接接続しながら一端から海中に投入しつつバージを前に進ませて海底に敷設する。加重と防食とのため、パイプの外側はコンクリート層で被覆する。一般には海底に埋設する。このためにプラフという、船上から操作できる溝掘器を使用する。

実用空調関連用語

はいかんけいろ 配管経路 pipe line

機器、装置を設置する場合の配管の流れ道。できるだけ直線的に最短距離を通って、配管抵抗を少なくする必要がある。それぞれの機器が能力を最大に発揮できるように、ポンプの位置、ドレン配管の状態、エア抜き、位置等に十分の配慮が必要となる。

Weblio日本語例文用例辞書

「pipe line」の例文・使い方・用例・文例

• 石油 gasoline はイギリスでは petrol と呼ばれる.